Watch Media Online オフラインミーティング レポート by Takahiro Sato

 By : Guest Blog


Watch Media Online オフラインミーティング
by Takahiro Sato(写真とも ※トップ画像と一覧画像を除く)


某月の祝日のある日、銀座にて、コロナ禍でオフ会を控えていたWATCH MEDIA ONLINEのオフ会(WATCH MEDIA OFFLINE)が、編集人のKitamura(a-ls)さんとCC Fanさんの出席で久々に開催されました。

まず参加者全員の自己紹介の後、自身の名前で独立された関口陽介さんへのエールなど、普通のオフ会ではなかなか聞かれない話題から歓談が始まりました。
知識の宝庫であるCCFanさんが、Watch Media Onlineのブログにも書いていた関口さんの誠実な人柄、彼が選ばれたサプライヤー、そして関口さんのヤーゲンセンスタイルへのこだわりと時計の仕上げに関して語られ、続いて自身のペンネームにも使われているクリストファークラーレの所有モデルに関する機構説明などに話題は展開していき、さらには複雑機構で定評のある独立時計師アンドレアス・ストレーラやハルディマンの話に。
「わからないことがあったら時計師に直接聞けばいいから」と、フランクにすごいことを語る姿はさすがでした。

そんな会話をしながら食事が進み、皆様のコレクションが卓上を華やかに彩りました。
パテック、オーディマピゲ、ランゲ、ブレゲなど至高のブランドに加えて、時計を知っている人だから選ぶこだわりのブランドが集まりました。











ノーチラス、オデュッセウス、ロイヤルオーク、オーヴァーシーズと、いわゆるラグスポ時計が揃う中、圧倒的な存在感を漂わせて参加者全員を虜にしていたのが、ランゲ&ゾーネのプールルメリット。



プロイセンの最高の名誉勲章プールルメリットを模範にしたランゲシンプルなデザインの中にブランドの精度を追求する姿勢が表れた時計です。1994年にランゲが復興した際に作られた作品で、ゼンマイの動力伝達にフュージという鎖引きで手間のかかる機構を使用しております。フュージを使わなくても高精度の時計は作れますがそこをあえて手間のかかる時計を作ったランゲ。パテックに並び立つことを謳ったメゾンの再興への熱き想いを感じさせます。

他にも素晴らしいコレクションが沢山集まっておりましたが、私のレポートはこの辺で。
集まった素晴らしいコレクションの写真を最後に載せておきましょう。











今回参加なさった方々、ごくろうさまでした。





【追記】
Satoさんレポートありがとうございました。
WATCH MEDIA ONLINEのKitamura(a-ls)です。ずいぶんと間が空いてしまいましたが、久々にOFF会を行いました。もともとWMOを立ち上げた理由のひとつには、ユーザー間のコミュニケーションを膨らませたいという意図があり、コロナ前は積極的にいろいろなイベントや会合をやっていたのですが、長い自粛の期間があったことで、どうやらまた、一からやり直しという気持ちでおります。
定期的なOFF会やユーザメリットに繋がりそうなイベントをいろいろ企画しているのですが、たくさんの時計を集めた会合を開くのも、なんか物騒な最近の時節柄もあって、以前のように一般に告知して募集という形よりも、当面はお知り合いやその推薦をいただいく"半会員制"のような形で行くべきなのかなと思っています。ま、焦らずに一歩一歩進めていきます。

近々では、今月の27日(土)に、わたくしKitamuraとCCFanさんのトークで、『Watches&Wonders2023 報告会』を都内で開く予定です。すでにほぼ満席状態なのですが、参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、若干名お席をお作りします。ご興味をお持ちの方は、この記事のコメント欄に非公開でコメント&ご連絡可能なメールアドレスを残してください。 
宜しくお願いいたします。

Kitamura(a-ls)/WATCH MEDIA ONLINE