パテック フィリップ 2019年度 生産中止予定モデル情報

 By : KITAMURA(a-ls)


パテック フィリップが2019年度の生産中止予定モデル情報を公表した。




【MEN】

※レファレンス番号はパテック フィリップのオフィシャルにリンクしていますので
画像をご覧になりたい方はクリックしてください。


GRAND COMPLICATIONS

6300G-001 グランドマスターチャイム

5304R-001 ミニット・リピータ 永久カレンダー


5539G-010

今年は例年になくディスコン・モデルが多い。
グランド・コンプリケーションでは5539Gが姿を消す。個人的にとても好きな3939の流れ(トゥールビヨン、ミニッツ・リピーター)が絶えないよう、文字盤の変更でもいいので、バーゼルでの新型が出ることを希望したいところ。



5204P-011


5950R-001 

5940R-001


今年は非ラウンド型のディスコンが相次いでいる。
バーゼルでは、もしかしたら、これらに代わるデザイン色の濃い新型が見られるのかもしれない。


COMPLICATIONS

5170P-001


5235G-001


5396G-014

5396R-012

5396R-014

5146P-001

5146/1G-001

5146/1G-010

5146/1J-001

5146/1R-001

レギュレーター5235のほか、シンプルクロノ最後の砦5170Pがディスコン。また、5146と5396の両シリーズもかなり整理されたが、よく見るとブレス系がほぼ全廃となっている。これは何を意味するのか…。ブレスの製造ラインをノーチラスに振り向けることで、金無垢のノーチラスの新型がかなり出てくるとか? 妄想は尽きない(笑)。
とはいえコンプリ系の充実度は非常に高いので、このラインでの新型がでるとすれば、新ムーブとか新シリーズではないだろうか。



CALATRAVA


5119J-001

5119G-001

5119R-001

5153G-010

5153J-001

5153R-001


5227G-001


5296G-001

5296G-010

5296R-001

5296R-010

大幅なディスコンがあったカラトラバだ。5119、5153ならびに5296シリーズが全廃。ということで、残された5196と並んでパテック フィリップの基本フェイスを体現していた感のある5119の趣きを持った新たな基幹シリーズの登場を予感する。




GONDOLO

5124G-011

5124J-001

この2モデルのディスコンで、メンズのゴンドーロは絶滅したわけで、ひっとしたら今年のバーゼルはゴンドーロ・イヤーになるかも!?


NAUTILUS

5726/1A-001


5726/1A-010


ノーチラスは年次カレンダーのブレスの2型のみが姿を消す。コンプリ系のブレスの話でも触れたが、今年はさらにノーチラスがマーケットの主戦場となる…、のかもしれない。




【LADIES】


COMPLICATION


4968/400R-001



7121/1J-001





CALATRAVA

7122/200R-001


7122/200G-001

4899/900G-001

4968や4899は、パテック フィリップの工芸技術力の高さを誇示するモデルなので、本年度の生産中止は織り込み済みだろう。


NAUTILUS

7018/1A-001

7018/1A-010


7018/1A-011


7014/1G-001


7014/1R-001



7021/1G-001


7021/1R-001


レディース・ノーチラスにおいても、ジェム・セッティング・モデルの整理が行われているが、これもコンプリケーションで書いたと同様、さらに進化した工芸技術モデルが発表される予兆と捉えたい。
近年、各ブランドとも、レディースのハイエンド・モデルやレディースのコンプリケーション・モデルに力を入れる傾向がある。
パテック フィリップも、レディース・ラインのさらなる充実に進むと想像されるが、その進化に欠かせないエナメルやエングレーヴ技術など、メティエダール系の工芸技術は大変に興味のあるところなので、今年のバーゼル新作も、その点を楽しみにしている次第である。


オフィシャルサイト
https://www.patek.com/



※上記モデルに関してですが、
個々のモデルによって、生産中止の時期など、異なるケースがありますので、
詳細については、必ずパテック フィリップ正規取扱店にお問合せ下さい。