ドイツ・ミュンヘンのウオッチトレーダーショーに 行ってきました。
By : @kikuchi 去る9月上旬、イベント出席のためドイツ・グラスヒュッテヘ行ったのですが、ちょうどその帰国のタイミングに、ミュンヘン空港近くのホテルでウオッチトレーダーショーが開催されるというので、どんなものか初めて参加してきました。
すでにご存じの方もおられると思いますが、まず簡単にこのトレーダーショーについて紹介すると、ミュンヘン国際空港からタクシーで20分ぐらいのところにあるドルチェホテルのコンベンションホールにて、年間に8回ほど土日の2日間を使って開催されているものです。初日(土曜)がWTA(Watch Trader Association)、2日目(日曜)がユーロ・ウオッチフェア(Euro Watchfair)とそれぞれ別の団体によって運営されています。
商品はアンティークから現行中古までと幅広く、とにかく来場者も多いためそのパワフルなやり取りに最初はかなり圧倒されました。当日は日本のアンティークショップの方にもお会いしましたが、東洋人はほんのひとにぎりという印象で、ほとんどが欧米人という雰囲気。品揃えはアンティークはそれほど多くはなく、やたら70年代以降のロレックスの多さが際立っていたように思います。
そのロレックスも、日本の市場価格とあまり変わらない印象を受けました。そのため商売として買い付けとなると、いまや状況は厳しいのかもしれませんね。ただ、個人的に買うのであれば、ある程度、買うモデルと予算を決めて臨めば、それなりに楽しめるような気はします。ただし、アンティークを狙う場合は出品されている7〜8割は手が加えられていると考えた方が良さそうです。なお、取引はすべて現金のみですのでご注意を(笑)
さて、年内の開催は11月26、27日の両日を残すのみ。来年のスケジュールもすでに公表されているので詳しい日時はコチラでご確認ください。
http://www.wtashows.com
また、現在発売中のロービート最新号(No.10)にはさらに詳しくレポートさせていただいております。そちらもぜひチェックしてもらえるとうれしいです。
●WTAのバンフレットには来年の開催スケジュールが掲載されていた。右側に置いてあるのが今回メンバー登録をして作ったIDカード
●ロレックスの場合は特にアンティークというよりは比較的に高年式の個体が多い
●2日目のユーロ・ウオッチのほうがアンティークもそれなりにあって種類も豊富。金額的なハードルが高くない個体もあるため、結構楽しめる。写真はオメガのアンティーク、30mmキャリバーほか
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