ブランパンから2つの “おいしい話”~「ミシュランガイド京都・大阪 2024」におけるメンターシェフアワード授与と三ツ星シェフ松尾英明氏がル・ブラッシュのブランパン・マニュファクチュールを訪問

 By : KITAMURA(a-ls)

ブランパンから2つの“おいしい話”~「ミシュランガイド京都・大阪 2024」におけるメンターシェフアワード授与と三ツ星シェフ松尾英明氏がル・ブラッシュのブランパン・マニュファクチュールを訪問


食にこだわり、ミシュランガイドとも長年のパートナーシップを続けているブランパンは、有名なミシュランの"星"が発表されるセレモニーの席で、独自に「メンターシェフアワード」という賞をブランド主催で表彰している。

このメンターシェフアワードとは、『後進の育成に力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞』で、「ミシュランガイド京都・大阪2023」では「瓢亭」髙橋英一氏に、「ミシュランガイド東京 2023」では「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏に贈呈された。また昨年の12月に開催された「ミシュランガイド東京 2024」発表セレモニーでは「天ぷら 近藤」の近藤文夫氏を表彰したのはすでに既報のとおり。(参照:https://watch-media-online.com/blogs/7861/

そしてこのほど、4月9日に開催された「ミシュランガイド京都・大阪 2024」 のセレモニーにおいても、<ブランパン>はレストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞である「メンターシェフアワード」の授賞式に立ち合い、今年の「ミシュランガイド京都・大阪 2024」のメンターシェフアワードを「菊乃井」の村田吉弘氏に授与し、副賞の「フィフティ ファゾムス ウォールクロック」を贈呈した。



村田氏は、老舗「菊乃井」の三代目主人として長きにわたり日本料理界を牽引し、数々の優秀な門弟を育ててきたほか、外部でも教育者として後進を指導。食学会の団体を立ち上げるなど、日本料理と京料理の発展に務めてきた功労者であり、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録時にも、最前線に立って貢献した立役者であることはもちろん、日本食文化の未来を見据え、日本料理の発展のために尽力してきた功績は、 料理人の模範といえる。
また時計好きでもあり、本サイト、WATCH MEDIA ONLINEでインタヴューを行ったこともある。
(参照:https://watch-media-online.com/blogs/2506/


[メンターシェフアワード]
自身の仕事やキャリアが手本となるようなシェフに授与されます。後進の育成にも力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞です。

[ブランパンからのコメント]
<ブランパン>は、30年以上にわたり美食の世界と関わり合うマニュファクチュールとして、優れたシェフや料理人たちが働く厨房で時を刻み、彼らの料理作りに寄り添えることを、そして、ミシュランガイドとのパートナーシップの一環として、ミシュランの星の発表の場に「メンターシェフアワード」の授与で参加できることを大変光栄に思っています。

以上が、おいしいお話のひとつ目。

続く、美味しい話の "2食目"は、有名シェフがル・ブラッシュのブランパンを訪ねたというお話。これはブランドからのプレスリリースを引用で。




ブランドアンバサダーであり、ミシュラン三つ星レストラン、「柏屋」のシェフでもある松尾英明氏がル・ブラッシュのマニュファクチュールを訪問

ブランパンは、2022年12月に一流シェフが名を連ねるブランドフレンドの輪に、ミシュラン3つ星のシェフ、松尾英明氏を迎えました。松尾氏が料理の世界に加わったのは1986年。1992年には「柏屋」の料理長に就任し、現在に至るまでその卓越した手腕を日本料理の世界で発揮してきました。「柏屋」は2010年以降、連続してミシュランの3つ星を獲得し続けています。また「柏屋」は2012年以降継続して、ルレ・エ・シャトーに加盟しています。




ブランパンは、ミシュランガイドのグローバルパートナーを務め、ブランドの広報誌『Lettres du Brassus』の中で世界屈指のレストランを紹介してきました。それに加え、ブランパンのタイムピースは有名シェフの手元を30年以上にわたり飾り続けています。ブランパンは、ミシュランの3つ星シェフ、松尾英明氏とコラボレーションし、受賞歴のある素晴らしいシェフとの友情の輪に迎え入れたことを大変嬉しく思います。

オートオルロジュリー(高級時計製造)にもオートキュイジーヌにも共に厳格な規律が求められます。また、ブランパンのタイムピースの品質も、料理のクオリティも、正確な調整と伝統と創造性の絶妙な融合にかかっています。シェフの松尾英明氏は、日本料理の伝統を大切に守りながら、その料理には絶えず新たな創意を重ねてきました。



ブランパンのウォッチメーカーも、「革新こそ伝統」をモットーに挑戦を続け、傑作を誕生させてきました。
松尾氏は、グランド・コンプリケーションやユニークなメティエ・ダールウォッチが製造されているル・ブラッシュのマニュファクチュールを訪れ、ブランドの最も複雑な機構を搭載した時計や、美しい装飾(エナメル装飾)を施された時計の数々や、それらを制作する熟練の職人たちの技を堪能しました。それは彼にとって忘れられない体験となりました。工房を訪れた松尾氏は次のように語りました。



『皆さんが食事をする時間もやっぱり働いているんですよね。だから僕たちはお客さんが見ている以外のところで、見えないところで、いろんな準備をしたり、お客様に喜んでもらうための努力を重ねています。そういったことというのは、今日、工房を見て、職人さんたちの作業の正確さであったりとか、綿密さであったりとか見ているとその時計になった時点でもうその持ち主が一生見ることのできない部分まで丁寧な仕事をしておられるのを見た時にすぐ似通ったところがあるなと。でもそういうものが、では実際、お客様に目にすることがないからといってあまり意味がないのかと思ったらそうではなくて、そういうものっていう、こう人がそのものに傾ける思いというものが、なんだか伝わっていくものがあると思うんですよね。だから料理人がお客様の見えないところで重ねていく努力とかというのと一緒のように、ああいう今日見たブランパンの時計の細部にわたるまでの心配りの深さというものは、この時計を手にするお客様に何かすごく大きな感動として伝わっていくんだろうなと思ってすごく共感を持ちました。』





[プロフィール]
松尾英明氏・シェフ
1962年に大阪で生まれた松尾英明氏は、大阪で日本料理店を経営していた父親の影響で料理に対する情熱を示すようになり、大学時代には茶道を学びました。

大学卒業後の1986年、松尾氏は「招福楼」に入社し、その頃から、その才能、努力、緻密さは顕著に表れていました。日本料理店を経営していた実家に戻り、3年後の1992年、料理長に就任しました。現在は主人として「柏屋」総料理長を務めています。
柏屋は2009年、「ミシュランガイド京都・大阪 2010」2つ星を獲得。2010年には「ミシュランガイド京都・大阪 2011」3つ星を獲得し、以後13年連続3つ星を獲得しています。
2012年以降継続して、世界中の厳選された65か国580のホテルとレストランが加盟する非営利組織、ルレ・エ・シャトーに加盟。ルレ・エ・シャトーは、生産者との関係、地元社会との共存、食物連鎖をリスペクトする食材の調達、食文化の豊かさや多様性を継承する、など強い信念を持ち、お客さまと心のこもった関係を築きたいと願う個人経営のホテルオーナーやシェフによって成り立っています。
2020年には「ミシュランガイド京都・大阪 2021」ミシュラングリーンスターとして評価を受け、以後3年連続獲得しています。持続可能な食への取り組み「いただきますを考える会」を、松尾氏が発起人として料理人仲間と立ち上げました。
2022年には「いただきますを考える会」のメンバーで、「Relation Fish株式会社」を設立し、研究機関と共同研究などの活動を始めました。
料理人として後進の指導や海外での技術指導だけでなく、地域の活性化や持続可能な食への取り組みにも活動の幅を広げています。



【お問い合わせ】
ブランパン ブティック銀座
電話番号:(03)6254-7233
Website: www.blancpain.com