グランド・ランゲ1ムーンフェイズ ”ルーメン” Hands On レポート

 By : KITAMURA(a-ls)



今年1月のSIHHで発表されたランゲ&ゾーネ(A.Lange&Söhne) の限定アイテムのうち、グランドランゲ1ムーンフェイズ"Lumen”のデリバリーが始まっている。





その日本初号機を見せていただく。

第一印象は悪くない。
気のせいかもしれないが、ちょっとした”もったり感”が特徴のランゲのルミノール針が、この”ルーメン”に関しては、実にスマートなデザインにスリム・アップされているような気がした。



良い具合のスケスケ感、日の裏部分からの眺めを垣間見せる構造物の詰まり具合、そしてなにより、"ルーメン”という発想哲学とムーンフェイズとの存在が、実によくマッチしている。



中味のスケ感を撮るための光のせいで、この画像は黄色味ががって見えるが、もちろんプラチナケース。
そして装着した感じも、旧ランゲ1のプラチナよりも、取り回しは楽に感じられた。




”ルーメン”の構造上の”肉抜き”と、径が大きい分、腕が受ける荷重がより平均化されているからかもしれない。





その軽さを、さらに実感するため、こちらも"肉抜き”を極めた新型のD-バックルで試させてもらった。






装着感は人による(つまり腕廻りの太さにもよる)とは思うが、旧型バックルが腕のサイドに当たるような不自由さを感じていた方々(特に女性)にはおススメだ。
ただ、着脱法など、もう少し改良の余地もあるのかもしれない。















このグランドランゲ1ムーンフェイズ「ルーメン」は、これから全世界に集中的にデリヴァリーされ、某情報筋の話では、来年初頭から春までには全数のデリヴァリーが終了する予定とも伝えられている。