「ショパール トゥールビヨン ナイト for WATCH MEDIA ONLINE」 イベント・レポート~"ジェントルマンズ・ルーム”での時計夜会

 By : KITAMURA(a-ls)


9月10日、WATCH MEDIA ONLINEを通じてイベントの参加者を募集させていただいた「ショパール トゥールビヨン ナイト」が、ショパール ブティック銀座店で開催された。

ショパールにはジュエリーとウォッチという大きな2つの柱がある。
前者はショパール共同社長でアーティスティック・ディレクターを務めるキャロライン・ショイフレ氏が時計のレディス・コレクションを含めて統括し、後者はキャロライン氏の兄であるカール-フリードリッヒ・ショイフレ氏が溢れんばかりの情熱を傾注してディレクションしており、欧米はじめアジア各地域でも、この2つの柱は、時計もジュエリーもたいへんに高い評価を得ている。



しかし日本ではブライダルなどでの大きな需要があるためか、ジュエリーのイメージが先行している感がある。
そこでショパールの時計の素晴らしさを知ってもらうための草の根運動というか、時計愛好家に実機を見てもらい、その裾野を広げていこうという流れの中、機械や仕上げのわかる時計愛好家に最もつながるメディアとして、光栄にもわがWATCH MEDIA ONLINEをご指名いただいたということが、今回のイベントの背景にはある。

この特別な夜会イベントは、まずショパール ジャパン代表のトーマス ドベリ氏からの挨拶と、ブランドの概要のお話でスタート。



シャンパンでの乾杯の後は、ショパール家とショイフレ家の奇跡的・運命的な出逢いのお話や、超精密な基幹ムーブL.U.C.開発のお話など、とても興味深いレクチャー。



また、ジュネーブ本社から来日したメンズウォッチの担当者Ken Koshiyama氏(もともとはウォッチメイカーであり日本語も堪能)が紹介された。



そして、いよいよ、時計実機へのタッチ&トライ(自由に触って・着けて・撮影する)のお時間。
L.U.C.ハイエンド・モデルがトレイに載って登場する。



プッシャー押しても、リューズを巻いてもOK。で、もし質問などがあればKen Koshiyama氏をはじめとするプロフェショナルがわかりやすく解説してくれるという、至れり尽くせりの空間!

中でも、注目を集めていたのは・・・・。



L.U.C フライング T ツイン
(参照) https://watch-media-online.com/news/2033/





そして・・・

L.U.C オール・イン・ワン!!!
(参照) https://watch-media-online.com/news/1364/


平日の夜にもかかわらず応募いただいた愛好家のみなさまとの集いだったが、さすがWATCH MEDIA ONLINを通じてご参加いただいた皆さん、時計にかける興味やパッションはほんとうに素晴らしく、初対面にもかかわらず時計を通じた様々な切り口から、いたる所で時計談議が繰り広げられていた。

なかでも、Ken Koshiyama氏を取り囲んだマニアックな一団では、こんなものまでが披露されていた!!
この理科の実験器具シャーレのような物体が何かおわかりだろうか?



なんと、これぞ「モノブロッククリスタル」という、クリスタルを一体成型してできたゴングの実物なのである!!
(参照) https://watch-media-online.com/news/247/


このイベントが行われたのは銀座ブティック2階の「ジェントリマンズ・ルーム」というスペースなのだが、ちなみにここはカール-フリードリッヒ・ショイフレ氏の部屋をイメージしたものという。



氏の純真な、まるで少年のような情熱は、時計のみならずオートモービル(車)とワインにも注がれているので、その3つのエレメンツがこの空間には溢れている。



ワインについては、ショイフレ氏の所有ワイナリーからのワインが赤・白、振舞われた。


特に赤がよろしく、飲みすぎてしまったのですね。・・・ボトル画像の撮影をうっかりしてしまっていたので、いただいたワイナリーのパンフレットから転載(画像左)。。。時計の工房もだが、ぜひ一度ワイナリーも見学してみたいところ。

マカロンには、トゥールビヨン・ナイトにふさわしいキャリッジのイラストが!!



さて、事前の告知では、L.U.C.のみならず、ショイフレ氏の時計愛の結晶ともいえる、フェルディナント・ベルトゥーの実機も披露されるということだったが、ドベリ氏曰く、「お楽しみはデザート・タイムに」ということで、上のマカロンが供された最後の最後のタイミングで、その究極は登場した。



これはほんとヤバい(語彙・・・

「鎖引き」、「ルモントワール」、「トゥールビヨン」を基本構造とする超絶の実機を手にしてしまった面々には、ここからまた第二波の盛り上がりが訪れそうな勢いだったのだが、時間も時間ということで、ここでお開きに。しかし意気投合した何人かは、そのまま夜の銀座の“二次会”へと繰り出したのであった。


なんか、応募いただいたWATCH MEDIA ONLINE読者の皆さまの時計趣味への熱さに感激&感謝して、このようなイベントをどんどんやっていかなきゃなと実感した夜でした。 (※ちなみに現在募集中のイベントはこちら


そしてショパール・スタッフの皆さま、
WATCH MEDIA ONLINEを通じて参加いただいた皆さま、
本当にありがとうございました!





是非また次回、できればショイフレ氏を囲んでやりましょうね!!











【問い合わせ】
ショパール ブティック 銀座本店 
東京都中央区銀座 2-4-14 
ショパールビルディング
03(5524)8972