Only Watch 2021 プレヴュー at TOKYO~全ブランドの実機展示を見る

 By : KITAMURA(a-ls)



Only Watch 2021 プレヴュー at TOKYO~全ブランドの実機展示を見る




すでに関連記事は何度かお伝えしているが、50を超えるブランドがユニークピースを提供し、デュシェンヌ型を含む筋ジストロフィー治療のための研究資金を集めることを目的としたチャリティー・オークション「Only Watch 」。

[参考]
https://watch-media-online.com/blogs/4529/
https://watch-media-online.com/blogs/4803/

その全実機がプレヴュー(下見会)として世界の主要都市を巡回するワールドツアーが、このたび東京に上陸したので、展示会場となったクリスティーズ・ジャパン本社にお邪魔してきた。 







●もう二度とお目にかかることのないであろう貴重なユニークピースが一堂に会する夢のような光景


通常であれば、オークションの関係者や近隣諸国からやってきたとおぼしきアジアの愛好家などで賑わう下見会だが、今年はコロナ禍という特殊事情もあり、密を避けるための時間管理がしっかりと行われていて、ほぼ"貸切"の状態。
実際、来日したのは時計のみで、関係者の帯同はないという異例の事態での展示会となった。

それでは、全部というわけにはいかないが、前評判の高い注目作品を中心に実機画像をお届けしよう。

まずはなんといっても、このOnly Watchを通じて、オークション落札価格の世界記録を何度も更新してきたパテック フィリップ。前回2019年に出品された「グランドマスター・チャイム ステンレス スティール」は、なんと34億円というワールドレコードを打ち立てたのだが、今回はある意味で意表をつく、テーブルクロック「COMPLICATED DESK CLOCK」を出品。



特別に正面のパネルを開けて、時刻やカレンダーを操作する内側も見せてもらう。



この作品の詳細については、のちほどCCFan氏の分析記事が掲載されるので、ぜひおたのしみに!

続いて、その表示機能が話題となったFPジュルヌの「FFC Blue」





そして、コトによっては"億越え"するかもという声もあるオーデマ ピゲからの、「ROYAL OAK "JUMBO" EXTRA-THIN ONLY WATCH」。



「ロイヤル オーク15202"ジャンボ"」の最後の一本と謳われているため、ヒストリカル・ピースとなることが決定している作品。チタンケースでびっくりするほど軽い。保護ビニール越しではあるがバックショットも。




高額落札の常連リシャール・ミルは、「RM67-02」のプロトタイプ。




ローマン・ゴティエからは待望の新キャリバー"新作"、「コンティニュアム」がフライングでベールを脱ぐする形となった。




「タイプ XX クロノグラフ」を復刻したブレゲのオンリーワン・ウォッチ



以下、ランダムに画像を紹介。

































各作品は2021年11月6日・午後2時(ジュネーブ時間)から、オークションハウス、クリスティーズのハンマーによって競売される。


 
現在、入札は絶賛受付中なので、気になる作品のある方はオンラインカタログをご覧の上、クリスティーズ・ジャパンにコンタクトを取ってください。
 
https://www.christies.com/en/auction/only-watch-29184/


【問い合わせ】
クリスティーズ・ジャパン
東京オフィス代表番号:03-6267-1766