A.ランゲ&ゾーネ新作 「ツァイトヴェルク ハニーゴールド "ルーメン”」お披露目を兼ね 「Welcome to Lange Haus」開催~"ランゲな"夕べを詳細レポート

 By : KITAMURA(a-ls)


ブランドのデヴュー記念日である10月24日に発表された「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド "ルーメン"」。
(参考①→https://watch-media-online.com/blogs/4916/ )
(参考②→https://watch-media-online.com/blogs/4922/ )
どうやらほぼ即完状態というウワサだが、最近は「ランゲ1」でも入荷待ちが必要ともいわれているほどランゲ人気なようで、このような限定モデルの入手ハードルはかなり高かったのは間違いないだろう。
ランゲ・オーナーズ・クラブなどを作って、信者の勧誘・育成に奔走していた15年前とは隔世の感があるなぁ・・・・。
さて、そういうわけで、下手をすれば一生実機に出逢う機会もなくオーナーのもとへ収まることになる「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド "ルーメン"」のおそらく最初で唯一の展示となるであろう「Welcome to Lange Haus」 のご案内をいただいた。



併せて、最近ではなかなか目にすることが難しくなってきた希少品・限定品の展示も行わるということなので、晩秋のつるべ落としの夕べに、ハイエンド・ランゲに拝謁してきた。



緊急事態宣言も解除された11月とはいえ、ブランド側は万全の体制を敷き、参加人数が"密"にならないよう複数回に分割したうえ、ブランドCEOの山崎氏のメッセージもプラスティック・マスク着用のままと、ご苦労がうかがわれるものだった。



続いて、グラスヒュッテ本社のシュミットCEOから動画メッセージ。最近新型コロナの感染状況が悪化しているドイツの中でも、ザクセン州は特に感染者数が多いという報道があるので、心配なところである。



会場はいくつかのパースに分かれていたが、わたしは順路を無視して、一目散に今日の主役「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド "ルーメン"」の展示場所へと直行する。



なんと、照明とブラックライトが周期的に切り替わるという展示方法なので、通常状態と蓄光状態とを交互に観察できるという仕組みになっていた。



シュミットCEOが、先のビデオで語っていた意味がここで理解できた。





しかも、ショウケース越しではないので、細部まで観察できる。





続いて、これまでの全ツァイトヴェルクの足跡を辿れる展示スペースへ。





細かい説明はせんでもいいやね(笑)







そして次は、蛍光・蓄光・ルミ針ゾーンへ。
もうお分かりと思うが、この2つの展示ゾーンのテーマである、「ツァイトヴェルク」+「蛍光」が本日の主役「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド"ルーメン"」のいちばんの特徴なので、この2つを見ることで、より一層の理解が深まるという仕組みなのである。









そして順路の最初に戻って、パネル展示を拝見。





そして上のフロアにある、ハイエンドゾーンへ。



素晴らしいのは、こちらもショウケースのない状態での展示だったこと。
ケース越しでなく、これほどの際立ったモデルを間近に目にすると、ランゲの凄さをあらためて思う。。。



このコーナーでいちばん見たかったのはコレ、「カバレット・トゥールビヨン ハンドヴェルクス クンスト」。



発表時に実機が"来日"しなかったので、この日が初見。



ランゲ史上初のストップ・トゥールビヨン機構を搭載したヒストリカル・ウォッチが究極の手工芸ダイヤルで帰還、彫りの順番とか考えるだけですごい。

あとは写真列挙でいくので、ランゲ・ファンであればモデル名即答でよろしく(笑)。











毎年毎年のメモリーがランゲの新作とリンクしちゃっているので、"ああ、これが出た年はこうだったなぁ"とか、"来年はどんな新作が出るのだろう"とか、めくるめく偏執チックな妄想を心地よく味わいながら一点一点見ていく(笑)









室内にはいろいろ懐かしい展示もあり、眺めているうちにあっという間に時間が経ってしまった。



建物外のお庭まで、"Lange Haus"




カフェエリアで戴いた"ツァイトヴェルク"のラテアートのカプチーノを愉しみながら(もったいなくて、できるだけ絵柄を崩さずに飲んだのだった…)、いろんな意味で"ハイエンドな"夕べをかみしめつつ、帰路につくのであった。


 
最後にひとこと、
頑張って、ザクセン!!




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A.ランゲ&ゾーネ
TEL.0120-23-1845