2017年 今年を象徴する1本 ベル&ロス 「BR 03-92 ダイバー」

 By : KAIROS
皆様、ご無沙汰しておりましたKAIROSです。3ヶ月以上に及ぶ時計の講習や講演会がひと段落し、戻ってまいりました。

 今年も残すところあとわずか!来月にはSIHH 2018が始まります。既にPre-SIHHとして色々発表されておりますが、聞くところによると面白そうな時計が発表を控えているそうなので、是非注目してください!

 さて2017年のトレンドは色々ありましたが、ここで一つ、私が気になった今年のトレンドの時計を1つ取り上げたいと思います。それはダイバーウォッチ。季節はずれな話で申し訳ないですが、実は今年発表のダイバーズは各社それぞれの工夫を組み込んでいました。その中でも現代を象徴するのはベル&ロスの「BR 03-92 ダイバー」ではないでしょうか?
 
 ベル&ロスは1992年創業と比較的新しいブランドですが、今や知らない人はいないと思います。創業当初より本格的なプロフェッショナル時計を製造し、ユニークな四角いケースのBRシリーズはブランドを象徴するデザインとして多くの人に愛され、地位を確立しました。そんな四角いBRのケースが300mもの防水(ISOに準拠しているという事はそれ以上)を確保しているというのは驚愕です。
 通常、防水時計は気密性を保つために丸い裏蓋をねじ込み式にして、ケースに取り付けます。しかしこの「BR 03-92 ダイバー」は4角形の裏蓋を4本のネジで固定するという、今までの本格ダイバーズウォッチの概念を覆す構造になっているのです。
 それはまさに、ベル&ロスの持つ専門性とハイスペックが作り出した結果でしょう。昨今の加工技術の発達は著しいものがありますが、それを象徴する構造であり、ベル&ロスのこだわりを凝縮させた時計なのです。ケースサイドから見てもその加工技術の高さと美しさが見てわかります。
ケースの面取り部分が回転ベゼルの誤作動を起こす可能性があるため、
ベゼル接触部分だけ面取りがされていない程のこだわり


エッジのきいた立体感のあるラグとケース



ウエットスーツの上からでも操作できるラバーがついたクラウン

そして勿論、荒したブラック文字盤のインデックスにはドットと変形バーにルミノバを配し、オレンジ色の短針が特徴的な3面ファセットの太めの針とのコントラストが水中での視認性を高めます。逆回転防止ベゼルは典型的なダイバーズウォッチの基本的な構造ですが、ベゼル幅を細くすることによって、スポーティーでありながらエレガントさを演出しているのも、現代的なスタイリッシュな時計の特徴とも言えるでしょう!
 

 またラバーストラップだけでなく、ウエットスーツの上からも着用が出来るように、付属にブラックキャンバスストラップが付属しているのは、ダイバーにとって嬉しいは限りでしょう。

 ここ数年で急激な進化をしている時計業界を象徴する1本として「BR 03-92 ダイバー」を取り上げました。加工技術の進化だけでなく、現代的なファッション性、機能性、ユーザーフレンドリーというほとんどの要素を持ち合わせた時計は、あまりないと思います。
 
 既にベル&ロス取扱店様には並んでいる商品ですので、是非一度、手に取ってみてください。現代のダイバーズウォッチを象徴する「BR 03-92 ダイバー」。私は今年の1本に是非欲しい逸品です。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。また来年も何卒、宜しくお願い致します。


【お問い合わせ先】
Bell & Ross 日本輸入総代理店
オールブルー株式会社
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