ダニエル・ロート、「エクストラプラット ローズゴールド スケルトン」の発表~ブランドを象徴する傑作クリエーションをオープンワークで再解釈
From : Daniel Roth (Daniel Roth )ダニエル・ロートが、「エクストラプラット ローズゴールド スケルトン」(EXTRA PLAT ROSE GOLD SKELETON)を発表
「芸術品としてのウォッチ(La Montre Objet d’Art)」のスピリットに基づいて構想された「エクストラ プラット ローズゴールド スケルトン」は、オリジナルのクラシックなプロポーションと構造はそのままに、本製品専用に設計された新しい手巻きキャリバーDR022SRの内部の美しさが露わになっています。これは、ブランドを象徴する傑作クリエーションの1つをオープンワークで再解釈したものです。
ブランドの伝統的なデザイン言語に確かに根差しながらも、単なる再解釈とは一線を画し、ダニエル・ロート復活における第一歩を刻む「エクストラ プラット ローズゴールド スケルトン」。
というのも、ロート氏によるブランドの草創期には、「エクストラ プラット」がスケルトン化された前例がなかったからです。

「『エクストラ プラット』は、常にダニエル・ロートの核心にある静謐な洗練を表現してきました」と、「ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン」のアーティスティック・ディレクター マチュー・エジは語ります。「ムーブメントをオープンワークにすることで、そのエレガンスが新しいかたちで語りかけると同時に、ロート氏の初期の志と伝統的なハイウォッチメイキングに対するこだわりに忠実であり続けています」。

「エクストラ プラット」:シグネチャーの再解釈
かねてからダニエル・ロートのアイデンティティの中心を成してきたのは、シンプルでありながら完璧に仕上げるウォッチメイキングです。

独立系ウォッチメーカーとしての黎明期、ロート氏は「エクストラプラット」自体を複雑機構であると捉えており、その外観のシンプルさと、完璧に作り上げるために要される高度な技術から、実際に、トゥールビヨンに次ぐお気に入りの複雑機構でした。そのダブルエリプスケースの精密な形状の中に収められた薄型ムーブメントの均整の取れた構造は、ブランドの名声を支える礎となっています。

1990年代初頭、自身の名前を冠したブランドを立ち上げて間もなく、ロート氏は厳選された一部モデルのスケルトンバージョンの製作をはじめました。精緻な職人技を必要とするため、極めて少量で生産されたこれらの初期のオープンワーク作品は、技術的な検証であると同時に、スリムな構造、内部の開放的な空間、手作業で仕上げられたディテールといったブランドの卓越した技術を証明する好例でした。

新作「エクストラ プラット ローズゴールド スケルトン」は、現代的な表現でこの伝統を継承。毎年、数量限定で生産されるこのウォッチは、「エクストラ プラット」のオリジナルのスピリットを反映しつつ、その透明性を通じて表現の幅を広げています。ダブルエリプスケースの洗練されたデザインはそのままに、ムーブメント全体が見える構造は、ダニエル・ロートの美学の中心にある構造的な論理を明示します。

「複雑機構として、『エクストラ・プラット』はダニエル・ロートの真髄を体現するもの」とマチュー・エジは続けます。「プロポーション、明瞭さ、そしてある種の控えめな洗練性が強調されています。ムーブメントをスケルトン化することで、その構造をありのまま伝えることが可能に。これは、30年以上も前に、ロート氏が初めて想い描いたものへの、敬意を込めた進化です」。
ゴールドの心臓部
「エクストラプラットローズゴールドスケルトン」の中心には、「ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン」で完全に自社製造された新しい形状のムーブメント、キャリバーDR002SRを搭載。DR002をベースにしたこのDR002SRは、オープンワーク構造に対応するため設計された、新形状のブリッジとプレートでオリジナルの構造を再解釈しています。ブリッジとプレートはスケルトンの美しさを念頭に再設計されており、剛性やクロノメトリー(計時精度)を損なうことなく、ムーブメントに軽やかさと透明性をもたらしています。

DR002SRは、ケースに合わせて18K 5Nローズゴールドを採用。これは、伝統と意図の両方を反映した選択です。ゴールドは、ブラックポリッシュ仕上げを施したスティール製の部品に自然で温かみのあるコントラストをもたらすと共に、「エクストラ プラットローズゴールド スケルトン」を特徴付ける、細部にまでこだわった手仕上げの理想的な基盤となっています。

「DR002SRでは、オリジナルのムーブメントを再考し、スケルトン化のためにその構造を再設計しました」とミシェル・ナバスは説明します。「ブリッジとプレートの形状を変更することで、ムーブメントを可能な限りオープンにしながらも、剛性や信頼性、クロノメトリーが損なわれないようにしました」。

「ブリッジとプレートをゴールド製にする決定は、技術的にも審美的にも重要でした」とエンリコ・バルバシーニは付け加えます。「ゴールドは、伝統的な仕上げに美しく調和する貴金属です。手作業の類い稀な技術を明確に表現させることができ、スケルトン化されたムーブメントにおいては不可欠です」。
透明性があるにも関わらず、このDR002SRは、DR002の技術仕様を維持。フリースプラングテンプ、4 Hzの振動数、65時間という十分なパワーリザーブすべてを、ダブルエリプス形状の優美な輪郭内に収めています。
動きを伴った透明性
スケルトン化は、一切の無駄を削ぎ落とす作業です。「エクストラ プラット ローズゴールド スケルトン」は、職人の熟練の技が随所に見て取れるムーブメントによって、この理念を極限まで追求。人の手による仕事が最も顕著に現れているのが多数の内部角で、機械では到底実現できないシャープなエッジの仕上げは、すべて手作業で成形、研磨されています。

こうしたシャープな内部角のいずれにも感じられるのは、「ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン」の職人たちの安定した手仕事と忍耐強いリズム。彼らは、面取りからブラックポリッシュまで、仕上げのあらゆる段階をすべて自社内で完結しています。

「このようなスケルトンキャリバーを仕上げるには、伝統的な技法を完全にマスターしておく必要があります」とバルバシーニとナバスは語ります。
「『ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン』では、これらすべての作業を一元的に行っており、すべての部品がダニエル・ロートの基準を満たしていることを保証します。このような社内の体制は、最終的に完璧なウォッチを作るために欠かせません」。

その本質的な形状にまで削ぎ落とされたDR002SRは、伝統的なクラフツマンシップの機械的なショーケースとなります。フォルムと機能を巧みに調和させたオープンワークの構造は、ダニエル・ロートの代名詞とも言える卓越した技術と洗練された美意識を体現しています。

[LA FABRIQUE DU TEMPS LOUIS VUITTON]
ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニという2人の先見性に富んだマスター・ウォッチメーカーによって設立された「ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン」。スイスのジュネーブ州メイランに構えるこのアトリエは、デザイナーやエンジニア、職人たちが集結し、20年以上前からルイ・ヴィトンの卓越性を探究し続けています。ウォッチブランド ジェラルド・ジェンタとダニエル・ロートも兼任するヒューマンスケールのアトリエでは、熟練した技術と革新的なサヴォアフェール(匠の技)を融合し、常に進化を続ける創造的な大胆さを象徴する類い稀なタイムピースを生み出しています。
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、メゾンの3つの時計製造部門を統合し、機能的要素と審美的要素を網羅。「ラ・ファブリク・デ・ボワティエ」、「ラ・ファブリク・デ・カドラン」、「ラ・ファブリク・デ・ムーヴマン」に分かれた多彩な専門技術を擁する各部門では、それぞれ伝統的なサヴォアフェールと最先端技術を融合。卓越した仕上げに命を吹き込み、その一部はジュネーブ・シール認証を取得しています。
【仕様】
エクストラプラット ローズゴールド スケルトン
EXTRA PLAT ROSE GOLD SKELETON
参考価格:85,000スイスフラン(税抜)
発売:2026年1月

ケース:ローズゴールド 5N
・ケースサイズ:38.6 x 35.5 mm/厚 6.9 mm
・反射防止コーティングされたフラットなサファイアクリスタル
・サファイアクリスタルのスケルトンケースバック
・ラグ幅:20 mm
・防水:30 m
針:ブルーコーティングを施したステンレススティール製
ムーブメント:キャリバーDR002SR(手巻き)
・ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニ監修の下、開発、組立てられた機械式ムーブメント
・パワーリザーブ:65時間
・振動数:4Hz
・ムーブメントサイズ:31 x 28 mm/厚 3.1 mm
・部品数:141
・石数: 21
ストラップ:カーフレザー
【コンタクト】
詳細は、ダニエル・ロート公式サイトwww.danielroth.comをご覧ください。
公式インスタグラム:@danielrothofficial
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[DANIEL ROTH]
1988年、マスター・ウォッチメーカーダニエル・ロートが設立したブランドは、独立系ウォッチメイキングに革命をもたらしました。シグネチャーの複雑機構と、ウォッチメイキングの卓越性に傾けるあくなき熱意を携えて、ダニエル・ロートは機械式の名人技とエレガントで控えめなデザインを融合させた新たなスタンダードを確立。ウォッチメイキングに傾ける彼の情熱は、オーデマピゲやブレゲで働き、トゥールビヨンといった複雑機構を習得した若い頃に芽生えました。こうした複雑機構への献身的姿勢が、トゥールビヨンが技術的にも外観的にも重要な役割を果たせるケースデザイン、ダブルエリプスの考案へとつながりました。これは、時計製造の歴史上、画期的な出来事でした。伝統的なクラフツマンシップの復活を目指し、ロート氏は機械的な精度と控えめなエレガンスを追求し、他とは一線を画すウォッチを作り出しました。
ブランドは、2023年、「ラ・ファブリク・デュ・タンルイ・ヴィトン」の支援で復活を遂げました。ハイウォッチメイキングのルーツを忠実に守り続けるダニエル・ロートは、現代的な革新を取入れながら、創業者のレガシーを尊重し続けます。どのタイムピースも、洗練されたエレガンスと機械的な精度というブランド独自のDNAを反映しつつ、卓越したクラフツマンシップにおける名声を守り続けています。
ブランドの復活は、ロート氏のお気に入りの複雑機構であるトゥールビヨンからはじまりました。最初に限定エディションのイエローゴールド製「スースクリプション」シリーズが発売され、続いてローズゴールドエディションが登場。このコレクションは、ブランドのヘリテージに敬意を払う一方で、インハウス製のムーブメントDR001を採用。どのタイムピースも、手作業で綿密に作られ、卓越した手仕上げやソリッドゴールドのクル・ド・パリギョーシェ模様ダイアルをあしらうことで、まさしく「芸術品としてのウォッチ(La Montre Objet d’Art」となっています。
ブランドは今も、ロート氏のビジョンを継承し続け、最高のアルチザンたちと共に卓越したウォッチ作りに取組んでいます。急速な技術進歩の時代にあってさえ、ダニエル・ロートのウォッチはタイムレスな魅力を保ち、時を計る技と伝統を守り続けています。
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