ボヴェ 「アマデオ® フルリエ 39 “ポピー” グランフー エナメル」を発表

 From : BOVET (ボヴェ )

ボヴェ 「アマデオ® フルリエ 39 “ポピー” グランフー エナメル」

200年にもおよぶ装飾芸術とその卓越性を讃え、花が奏でる永遠のメロディーをこの世の女性に捧げます




自社内の職人たちが有する熟練した技術によってコレクターや芸術愛好家に喜びをもたらし続けるボヴェは、時計製造の世界における装飾芸術を、約2世紀にわたって新たな極みへと導いてきました。

19世紀初頭、エドワール・ボヴェはスイスの時計製造の信望を高めるにことに成功し、エナメル細密画を筆頭とする装飾芸術を、専門的技能のピラミッドの頂点へと押し上げました。
当時の基準や伝統に従い、彼はヴァル・ド・トラヴェールで最も優れた時計師たちを雇い、またジュネーヴのバティマン・デ・フォルス・モトリス(水力発電所)沿いに工房を構えるエナメル職人たちにケースの装飾を託しました。この黄金期の偉大な職人たちによる仕事は、ボヴェの時計が得てきた名声に現在もなお貢献しています。


ボヴェのオーナーであるラフィー氏は、時計製造の世界における装飾芸術の伝統を支持し、そしてそれを永続させたいという願いを、もっとも美しい“時”の表現とともに改めて示すことにしました。
卓越性という概念を紛れもなく再定義する新しいコレクションの製作に際し、ラフィー氏が輝かしい先人たちの時代と同様の作業手法、同様の技術、そして同様に厳しい基準を用いることを選んだことは、至極合理的と言えるでしょう。しかしそこには課題がありました。
現代の腕時計のケースサイズは、19世紀の懐中時計のそれと比較して随分小さいのです。唯一性の追求と、芸術に対する情熱は、ラフィー氏とイルギス・ファズルジアノフ氏(通称イルギス F.)を結びつけた共通価値となりました。


イルギス F.は多く専門家から、リッシニョールやリヒター、リオタール、さらにはユオーと言った、史上最も優れたエナメル細密画家の後継者となる人物であると認識されています。
ジュネーヴ・エナメルの確固たる評判を築いた、これらの細密画家たちを含む数々の職人のほとんどは、19世紀にボヴェと仕事をともにしています。メゾンのエナメル作品に対する高い評価は、先般モスクワ クレムリン博物館で開催された合同展示会でも称えられました。

グランフー エナメル技法において、イルギス F.の有する技術的かつ芸術的専門知識は驚異的と言えますが、彼は同世代の中で最も存在感のあるジュエリー・デザイナーの一人でもあります。
ボヴェとイルギス F.とのコラボレーションによって生まれたユニークピースの数々から成る特別なコレクションを、もし19世紀に生きた時計専門家やコレクターたちに見せることができれば、彼らは間違いなく同コレクションを19世紀初頭にボヴェ兄弟が手掛けた歴史的懐中時計の直系の子孫であると考えるでしょう。
唯一無二の作品となった“ポピー”では、うっとりするような輝きやコントラストを生み出す138個ものダイヤモンドで、花のブーケを飾っています。

この類まれな作品は、ボヴェが7年もの歳月をかけて開発した、直径39mmのフルリエ アマデオ ケースを採用しています。創意工夫溢れる同ケースは特許取得済みで、工具を必要としない簡単な操作で、腕時計を置時計へと変身させることができます。その後さらに、紳士用時計は懐中時計へ、婦人用の場合はペンダント・ウォッチへとそれぞれ変化します。




【技術仕様】
品番: AF39809-SD123:18Kホワイトゴールド、“ポピー”モチーフ、ダイヤモンド
     AF39809、18Kホワイトゴールド、“ポピー”モチーフ ケース

タイプ:アマデオ® コンバーティブルシステム
直径 :39 mm
素材 :18Kホワイト または レッドゴールド

セッティング
AF39809-SD123: ボウ、ベゼル、ラグに94個のラウンドカット ダイヤモンド(~2.11ct)、リューズとストラップボルトに5個のブリオレット ダイヤモンド(~0.49 ct)、ダイヤルに161個のダイヤモンド(~1.305ct)
AF39809: リューズとストラップボルトに5個のカボション(~0.49 ct)、ダイヤルに138個のダイヤモンド(~0.79ct)

ブレスレット :フルスキン アリゲーター
バックル :18Kホワイト または レッドゴールド製尾錠
チェーン :ロジウムメッキシルバー製 または ゴールドメッキ製

防水性 :30m
ムーブメント:キャリバー 11BA13
タイプ :機械式 自動巻き
直径 :11 ½
振動数 :28,000回/時
パワーリザーブ :72時間
機能 :時・分表示
ダイヤル :グランフー エナメル、“ポピー”モチーフ、ダイヤモンド
特許 :アマデオ® コンバーティブル ケース

入荷予定・価格等未定



イルギス・ファズルジアノフ
ロシア連邦を構成するタタールスタン共和国の首都カザンに生まれたイルギス F.は、カザンのフェシン芸術学校を卒業後、ジュエリー製作技術の習得を独学で続けしました。1994年、イルギス F.はホットエナメル(七宝焼)に出会い、数カ月足らずでその技術をマスターしました。彼のエナメル技術は極めて高く、新しく製作した作品をフランスで披露した際、専門家たちからは称賛を浴び、またマダム フィガロ誌は、“The champion of enamel (エナメル界の英雄)”と題し、彼の作品をフィーチャーした記事を掲載したほどです。この頃から、ホットエナメルは彼のトレードマークであると同時に、最も愛用する技法となっています。
1999年、イルギス F.は自身の住居およびジュエリー工房をモスクワに移しました。これがきっかけとなり、製作活動は新たな段階へと進化し、彼の知名度は世界的なものとなりました。世界中の顧客やコレクターたちが彼の作品を求めるようになり、2008年にはクリスティーズのジュエリーオークションにおいて、現存するジュエラーとして初めて作品が出品・落札されました。数年後、ニューヨークのオークションハウス、ボナムズも同様にイルギスの作品の取扱いを始めました。2011年には、彼の製作した“Bullfiches” ペンダントが、香港で開催されたInternational Jewellery Design Excellence Awardにて主要な賞を受賞しました。このペンダントは、枝にとまる3羽の鳥を街灯が照らす様子から、ロシアの冬を表現しています。2013年になると、自然現象の一つである日食の瞬間を表現した“Butterflies” ジュエリーセットで、自身の「英雄の中の英雄」の地位を揺るぎないものにしました。この作品で彼は、ファセットした黒真珠を用いています。今日のイルギス F.は、2つの最高賞を受賞している唯一のジュエリー職人となっています。2014年にも、GOKHRANと呼ばれるロシア国家貴金属・宝石備蓄機関が開催したコンペティションにおいて、彼の作品“Crows” ペンダントが最高賞を受賞しました。また、クレムリン博物館は所蔵コレクションへ追加するために、彼の作品を6点購入しました。イルギス F.の作品は、今や世界中の博物館で見られるようになっています。



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Bovet/ボヴェ(DKSH ジャパン)
TEL:03-5441-4515