モンブラン WATCHES＆WANDERS 2022新作「1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフ」～ミネルバの歴史を纏うクロノグラフ

2022年4月12日　From : MONTBLANC (モンブラン )

2022 年モンブラン新作ウォッチ
モンブラン 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフ
レッドアローリミテッドエディション88

新作のモンブラン 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフレッドアロー LE88 が空へと飛び立ちます。

歴史を通して、人類の探検への欲求は新たな発見をもたらしてきました。目の前にある丘や山を危険を冒して登った太古の人々から、海洋に勇敢に立ち向かった船乗り、飛行を学んだ向こう見ずな人々、そして自らが決めた挑戦に立ち向かった登山家まで、これらの冒険と探検の精神は常に、モンブランの中核をなしており、勇敢な冒険のパートナーとなる多様な時計を生み出してきました。

1920 年代、30 年代は、航空分野が発展した時代であり、急速に技術が進歩し、民間機と軍機の飛行が始まりました。信頼できる時計はパイロットにとって必要不可欠な機器であり、その当時ミネルバと呼ばれていたスイスのヴィルレにあるマニュファクチュールは、空でのナビゲーションと時間計測のために、プロ仕様のストップウォッチとクロノグラフの製造において最前線に立っていました。

モンブランが生み出す歴史的瞬間
1927 年、ヴィルレにあるミネルバのマニュファクチュールは、溝付きベゼルと内部カウントダウン型の回転ベゼルを生み出した最初の工房のひとつでした。その後の1939 年には、外部回転式ベゼルとリセット機能を備えた最初のクロノグラフ腕時計を発表しました。

長年にわたってミネルバは、キャリバー 19.09 やキャリバー 13.20 などの正確な自社製ムーブメントを使用した、高精度に経過時間を計測するプロ仕様ウォッチ製造のスペシャリストとして、世界をリードしました。ミネルバマニュファクチュールは、士官と下士官のために、ブラックダイヤルにルミネセントの数字と針、溝付きベゼルを持つ、ポケットウォッチと腕時計を製造することで有名でした。

新作モンブラン 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフレッドアロー LE88
1927 年、カウントダウンのための内部回転式ベゼルを備えたストップウォッチを発表したミネルバは、パイロット用時計分野の第一人者となりました。その後の1939 年には、外部回転式ベゼルが特徴のクロノグラフ腕時計を生み出しました。今日、この2 種類の稀な外部回転式ベゼルを持つモデルは、モンブランの貴重なミュージアムコレクションの一部であり、この新しい 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフレッドアロー LE88 にインスピレーションを与えました。

過去からの主要な要素として、パイロットが手袋を装着していても使いやすい溝付きベゼル（今回は18K ホワイトゴールド製）、そして経過時間を素早く簡単に読むことができるミネルバメゾンの象徴であるレッドアローが蘇りました。レッドアローは、工芸を司る古代ローマの女神であるミネルバが持つ、先端が矢の形をした槍を表現しています。

仕組みについて
溝付きの双方向回転式のベゼルとレッドアローの組み合わせにより、様々な方法で使用できます。まず最初に、レッドアローを秒針、分針、時針に合わせることで、経過時間を追跡できます。これにより、装着者は経過した時間を確認できます。次に、ベゼルを回転させて、レッドアローを将来の特定の時刻に合わせることで（たとえば15 分後の分針の位置）、カウントダウンタイマーを設定することができます。分針がレッドアロ－の位置に到達したとき、設定した時間が経過したことになります。

ダイヤルに注目
ジェットブラックのダイヤルが、暗い場所でグリーンに発光するスーパールミノバÒ加工のベージュの針とアラビア数字により引き立てられています。ダイヤルの外周には、伝説的なクロノグラフの典型的な機能であったテレメータースケールが、さらにダイヤルの中央にはコリマソンスネイル型のタキメーター（ベース 1000）が刻まれています。30 分クロノグラフカウンターが3 時位置に、スモールセコンドカウンターが9 時位置に配置されており、クロノグラフの秒は、中央からの針によって表示されます。

キャリバー MB M13.21
モンブラン 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフレッドアロー LE88 には、キャリバー MBM13.21 スプリットセコンドクロノグラフが搭載されており、より長い経過時間の進行中の計測を中断することなく、中間時点を計測できるコラムホイールメカニズムが採用されています。

MB M19.09 にインスパイアされたオリジナルムーブメントを基にデザインされた、この新しいキャリバーは、工房の窓から見えた山の尾根の景色からインスピレーションを得た形状である、オリジナルと同じ V ブリッジが特徴です。この形状は非常に独特なため、そのデザインは1912 年に特許を取得しています。ヒゲゼンマイは、現在の時計業界では非常に稀な社内製造であり、その他の注目に値するディテールとして、ハンドメイドのスネイル仕上げ、手作業での面取り、ミネルバの矢の装飾などが挙げられます。

オリジナルのミネルバのパイロットウォッチのデザインは、初期のパイロットが必要とした最大の視認性を満たすことから生まれました。モンブラン 1858 ミネルバモノプッシャークロノグラフレッドアロー LE88 は、ブラックダイヤルとルミネセントディテールでこの視認性の高いスタイルを再現しています。このタイムピースは、42mm ステンレススティール製ケース、特別な彫刻が施されたケースバック、ベージュステッチのブラックアリゲーターレザーストラップが特徴です。

88 点限定のこのリミテッドエディションは、航空史上の初期に、空へと飛び立った勇敢な人たちを美しく称えています。探検への勇気と情熱が、時を経て、ヴィンテージにインスパイアされたタイムピースへと伝えられ、過去の逸品が現代に蘇りました。

[動画]

【仕様】
モンブラン 1858 レッドアローミネルバモノプッシャークロノグラフ
リミテッドエディション LE 88
ID 番号 129614
モンブランラボラトリーテスト 500H 合格済

ムーブメント
モンブランマニュファクチュールキャリバー MB M13.21(直径29.50mm、高さ6.40mm)
手仕上げの手巻きムーブメント

ムーブメントタイプ ：手動モノプッシャークロノグラフ

コンプリケーション ：時、分、秒、モノプッシャークロノグラフ、コラムホイール、水平カップリング

部品数 ：239

ルビーの個数 ：22石

パワーリザーブ ：約 60 時間

テンプ ：チラネジ付きテンプ、直径 = 11.40mm

振動数 ：18,000 A/h (2.5 Hz)

ヒゲゼンマイ ：フィリップス社製ターミナルカーブ付き

プレート：
両面サーキュラーグレイン仕上げのロジウムメッキジャーマンシルバー、手作業による面取り縁、ジュネーブ加工のロジウムメッキジャーマンシルバー製ブリッジ、両面サーキュラーグレイン仕上げ、手作業による面取り縁

輪列：ゴールドプレート、サーキュラーグレイン仕上げ、面取り、両サイドにダイヤモンドのハブ

表示：
センターの時針と分針、9 時位置にスモールセコンド
ダイヤル中央のクロノグラフ秒針
3 時位置の30 分経過カウンター

ケース：
42mm ステンレススティール
サテンおよび光沢仕上げ

ベゼル ：サテンおよび光沢仕上げのホワイトゴールド製、溝付き、双方向回転型

クリスタル ：耐傷性、無反射コーティング、ドーム型ボックス形状のサファイアクリスタル

ケースバック：スティールブラシ仕上げ、サファイアクリスタルのケースバック

耐水性 ：3 気圧（30M）

リューズ ：モンブランエンブレムの刻印付きステンレススティール製溝付きリューズ、サテンおよび光沢仕上げ

ダイヤル ：
ブラックカラーの乳白ガラスダイヤルに1 から12 のアラビア数字インデックス
テレメーター、タキメータースケール、セコンドカウンター、クロノグラフ分カウンター
グリーンに発光するスーパールミノバ®加工のベージュインデックス
Montblanc、Swiss Made、ミネルバの矢の刻印

針：
グリーンに発光するスーパールミノバÒ加工の銀メッキ真ちゅう製のベージュの時針と分針、銀メッキ真ちゅう製のクロノグラフの分針と秒針

リストバンド ：
セミマットなブラックカラーのアリゲーターレザー製ストラップに、ベージュカラーのステッチとブラックライニング
光沢ステンレススティール製のダブルD バックル

リミテッドエディション：88

時価 32,000€
発売 2022 年4 月

【お問い合わせ】
モンブランコンタクトセンター
0800-333-0102
www.montblanc.com

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[モンブラン]
優れたクラフツマンシップとデザインの代名詞であるモンブランは、1906 年に創業し、瞬く間に筆記文化に革命をもたらして以来、その革新性の境界線を押し広げて来ました。創意工夫とイマジネーションを原動力として、ラグジュアリーな筆記具や時計をはじめ、レザーグッズ、ニューテクノロジーやアクセサリーに至るまで、いずれのカテゴリーにおいても優れたクラフツマンシップの表現を進歩させています。大胆なアイデアとアルチザンのスキルから生み出されるラグジュアリーな‘ビジネスライフスタイルパートナー’を作るという、果てしない使命を反映したモンブランの白い星形のエンブレムは、パフォーマンス、品質、洗練されたスタイルの象徴となっています。筆記具文化に深く根差した原点を持つモンブランは、芸術の育成をサポートする現代のパトロンや芸術と文化を促進するための広範囲にわたるイニシアチブに敬意を払いながら、世界中で文化的な取り組みに専心し続けています。