ジラール・ペルゴが「ロレアート グリーンセラミック アストンマーティンエディション」を発表~42mm&38mm径の希少なデザイン、不朽のルックス

 From : GIRARD-PERREGAUX (ジラール・ペルゴ )






ロレアートグリーンセラミックアストンマーティンエディション(42mm&38mm)~希少なデザイン、不朽のルックス


ジラール・ペルゴは、グリーンのセラミック ケースとブレスレットをまとった初のロレアート、「ロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディション」を発表します。これは、時の試練に耐える製品をデザインしてきた2つの企業、スイスのマニュファクチュールとイギリスのブランドによるコラボレーションの最新の成果です。この新しい共同ブランドのウォッチは、非常に現代的な素材を採用しながらも、初代ロレアートの本質は大切に受け継いでいます。2つのケースサイズ(42mmと38mm)を用意したこの限定モデルは、希少なデザインと不朽のルックスが融合されています。




建設的な関係
最高級のラグジュアリー製品は、熟練の手でつくられます。長年かけて蓄積される、こうした手作業の技能により、独特な個性と不朽の品質が製品に備わります。最高のパーツを用いて、妥協なく製品を制作するには、必然的に非常に長い時間が必要となるのです。


アストンマーティンもジラール・ペルゴも、きわめて洗練された世界で活動し、持続的な魅力を放つ希少な製品をつくっています。2021年、この2つの名声あるブランドは複数年にわたるコラボレーション契約に合意し、以来、限定バージョンの共同ブランド製品を多数手がけてきました。




英国のレーシンググリーン
1900年、フランスで「ゴードン・ベネット・カップ」というレースが開催されました。パリとリヨンの間の公道を走るレースです。当初、出走車のボディーカラーにはドライバーの国籍に応じた色が採用されていましたが、後に変更され、最終的にレーシングチームの国籍によって色が決められるようになりました。この結果、フランスはブルー、イタリアはレッド、ベルギーはイエロー、ドイツはホワイト / シルバー、イギリスはグリーンでマシンが塗装されることになりました。



これ以来、グリーンがイギリスの多くのレースカーに用いられ、現在のアストンマーティン車でも採用されています。こうして、共同ブランドモデルは、性能と成功を連想させるカラーであるグリーンを採用することになりました。


工業用セラミック、複雑な装い
1975 年に発売された初代ロレアートは、四角いトノー形ケースの上に円形の台座が備わり、さらにその上に八角形ベゼルが取り付けられていました。この時代を超越した要素を受け継いだ、 新しいロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディションは、ブレスレットとケースに非常に現代的なセラミックを採用しています。



この軽量素材は、酸化ジルコニウムと金属酸化物でできています(金属酸化物により、独特なグリーンの色調が生まれています)。 ジラール・ペルゴが選択した酸化ジルコニウムは、直径 1ミクロンの数分の 1 しかないマイクロビーズからなる非 常に小さな粉末でできています( 1ミクロン( µ 0.001 mm )。この特殊なグレードのマイクロビーズを使用することで、ブレスレットとケースの構造は驚くほど均質な外観となっています。こうして、セラミックパーツの表面はポリッシュ仕上げとサテン仕上げを実現することができました。すべてのロレアート
モデルに共通する、親しみを感じさせる特徴です。


グリーンセラミックパーツは非常に硬く、スティールの7 倍もの硬度があるので、驚くほど傷に強く、この長所によって何年間もショールームに飾られているような美しいルックスを保つことができます。グリーンセラミックパーツのもう一つの特徴は、経年劣化や色あせがないことです。加えて、セラミックは周囲温度の変化の影響を受けず、軽量で、アレルギーを起こしにくく、非常になめらかです。こうした要因により、着用時には抜群の快適性をもたらします。


共通する理念
スマートで現代的で、群を抜いてエレガントなデザインのロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディションには、アストンマーティン車にインスピレーションを得た要素が組み込まれています。この英国企業の車の代名詞となっている特徴には、パワフルなエンジン、すらりとしたシルエット、軽量構造などがあります。ジラール・ペルゴは軽量構造に刺激を受け、この新しいモデルの時針と分針に、軽量で機能的なスケルトン加工の「バトン」型針を採用しました。時計の文字盤はクロスハッチパターンで、ちょうど「AM」のロゴ(1921~1926年)にみられるダイヤモンドの模様や、アストンマーティンのいくつかのハイパフォーマンスカーのシートにみられるキルティング模様に似ています。



ロレアートの時代を超えたデザインは、見識ある評論家からも時計愛好家からも称賛されています。同様に、アストンマーティンも、けっして魅力のあせない伝説的なシェイプを造形する優れた能力を何度も示してきました。
1960年代前半の DB4 も、1970年代の DBS V8も、現代のヴァンテージも、どのモデルもエレガンス、品質、パフォーマンスという同じ特徴を備えています。



ジラール・ペルゴ CEO、パトリック・プルニエは言います。
「当初からロレアートのデザインは独特でしたが、一貫性がありました。幾何学的で明快な線を用いたスタイリングでありながら、やや優しい性格を帯びていました。ロレアートが見違えるような成功を収めた重要な要因としては、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコントラストの効いた表面、人間工学に基づいた一体型ブレスレット、そしてもちろん変わらぬ自社製ムーブメントなどがあります。新しいロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディションにも、明らかにこれと同じ要素が備わっており、加えて、興味深い非常に現代的な素材が追加されています。」



アストンマーティン・ラゴンダの執行副社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、次のように述べています。
「私たちの目標は、前衛的な高級品を生み出すことでした。パトリックと私は、長時間かけてロレアートの伝説について話をし、伝説的なベゼルのシェイプとプロポーションのデザインについても話をしました。パトリックがジラール・ペルゴによる工業用セラミックの光学特性、マイクロビーズ、ミクロンの追求などに関して話をしてくれたとき、私は過去が未来になるという考えに魅了されてしまいました。アストンマーティンでは、スポーツカーの性能、機能、オーナーの喜びを高めるために、たえずテクノロジー、カラー、素材の組み合わせを探っています。私たちは一緒になって、こうしたアイデアや特徴を融合させ、このクールで新しいロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディションを生み出しました。」




グリーンの背後に
どちらのバージョンのロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディションも、スマートなケースに、42mmモデルにはキャリバー GP01800、38 mmモデルにはキャリバー GP03300を搭載します。どちらの自社製自動巻ムーブメントも、アストンマーティンのロゴの入ったシースルーケースバックから眺めることができます。



素晴らしい表現の高級時計をつくるというジラール・ペルゴの評判に応えるべく、どのムーブメントにも美しい装いを凝らしています。地板にはペルラージュ仕上げを施し、他のパーツには面取り、鏡面仕上げ、サテン仕上げ、スネイル仕上げ、サンレイ仕上げ、あるいは多様なエングレービングを施しています。ブリッジには直線状の、ローターには円弧状のコート・ド・ジュネーブ装飾を施しています。
パワーリザーブは、38mmモデルは 46時間以上、42mmモデルは 54時間以上です。



ロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディション(42mm & 38mm)は、2023年6月に世界中のジラール・ペルゴ正規代理店で販売予定です。




アストンマーティン
アストンマーティンのビジョンは、この上なく夢中にさせる高性能車を生み出す、世界で最も魅力的な超高級英国ブランドになることです。
アストンマーティンは、ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって 1913年に設立され、スタイル、ラグジュアリー、高性能、独自性を体現する象徴的な世界的ブランドとして認められています。最新テクノロジー、昔ながらのクラフトマンシップ、そして美しいスタイリングを融合することで、アストンマーティンは評論家の絶賛する多くのラグジュアリーモデルを生み出しています。たとえば、ヴァンテージ、DB11、DBS、DBX、そして初のハイパーカーであるアストンマーティン ヴァルキリーなどです。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界 56 か国で販売しています。そのスポーツカーはゲイドンで製造され、高級 SUV の DBX シリーズは、ウェールズのセント・アサンで誇りをもって製造されています。
ラゴンダは 1899年、アストンマーティンは 1913年に設立されました。この 2 つのブランドは、1947年にデイヴィッド・ブラウン卿が買収して統合されました。現在、同社は、アストンマーティン・ラゴンダ・グローバル・ホールディングス plc としてロンドン証券取引所に上場されています。
2020年にローレンス・ストロールが同社の取締役会会長に就任し、それに伴う大規模な新規投資によってアストンマーティンは、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ 1™ チームでモータースポーツの頂点に復帰し、英国を象徴するブランドの新たな時代が始まりました。





【技術仕様】
ロレアート 42 mm グリーンセラミック アストンマーティン エディション
リファレンス:81010-32-3081-1CX
388 個限定、通し番号なし(one of 388)

[ケース]
素材:グリーンセラミック、ポリッシュ&サテン仕上げ
直径:42.00 mm
厚さ:11.08 mm
風防:無反射加工サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル、ホワイトのアストンマーティン デカール付き
文字盤:クロスハッチパターンのサンレイ仕上げグリーン、蓄光塗料(グリーンに発光)を塗布した「バトン」型のロジウムメッキインデックス
針:蓄光塗料(ホワイトに発光)を塗布したスケルトン加工の「バトン」型の時針と分針、先端にホワイトのラッカーを塗布したセンター秒針
防水性:100 m(10 気圧)

[ムーブメント]
リファレンス:GP01800-2165
機械式自動巻ムーブメント
直径:30.00 mm (131/4’’’)
厚さ:3.97 mm
振動数:28,800 振動/時(4Hz)
部品数:191
石数:28
パワーリザーブ:約 54 時間
機能:時、分、センターセコンド、日付

[ブレスレット]
素材:グリーンセラミック、ポリッシュ&サテン仕上げ
希望小売価格:¥3,388,000(税込)



ロレアート 38 mm グリーンセラミック アストンマーティン エディション
リファレンス:81005-32-3080-1CX
188 個限定、通し番号なし(one of 188)

[ケース]
素材:グリーンセラミック、ポリッシュ&サテン仕上げ
直径:38.00 mm
厚さ:10.27 mm
風防:無反射加工サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル、ホワイトのアストンマーティン デカール付き
文字盤:クロスハッチパターンのサンレイ仕上げグリーン、蓄光塗料(グリーンに発光)を塗布した「バトン」型のロジウムメッキインデックス
針:蓄光塗料(ホワイトに発光)を塗布したスケルトン加工の「バトン」型の時針と分針、先端にホワイトのラッカーを塗布したセンター秒針
防水性:100 m(10 気圧)

[ムーブメント]
リファレンス:GP03300-2166
機械式自動巻ムーブメント
直径:25.95 mm(111/2’’’)
厚さ:3.36 mm
振動数:28,800 振動/時(4Hz)
部品数:218
石数:27
パワーリザーブ:約 46 時間
機能:時、分、センターセコンド、日付

[ブレスレット]
素材:グリーンセラミック、ポリッシュ&サテン仕上げ
希望小売価格:¥3,278,000(税込)






[ジラール・ペルゴ]
1791年創業のジラール・ペルゴは、今なお活動を続けている高級時計マニュファクチュールとしては最古の部類に属し、目の肥えた人々から高い評価を得ています。ジラール・ペルゴの歴史を彩る比類ない作品の数々は、美しさと機能性を巧みに融合しています。例えば、羨望の的となっている 1975年生まれのロレアートや、ブリッジを単なる技術的な要素から時計に不可欠な一部に変えることで「見えないもの」を見えるようにした時計界初の伝説の「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」などです。時計の革新の先導者としてのジラール・ペルゴの地位は、何百という取得済みの特許や、数々の賞を受賞した歴史によって裏づけられています。ジラール・ペルゴは、必要な時計の全技法を習得し、無視しえない正統派の雰囲気を時計に与えることで、2 世紀以上にわたってマニュファクチュールとしての地位を守ってきた、数少ない時計メーカーの一つです。ジラール・ペルゴは伝統を尊重しながらも、たえず未来を見据えており、新技術と最先端素材を採用しながら、定番の形に新風を吹き込んでいます。
2022年現在、ジラール・ペルゴと姉妹メゾンのユリス・ナルダンは、高級時計マニュファクチュールの独立したグループを創設しました。