ジラール・ペルゴとアストンマーティンがパートナーシップ契約を更新

 From : GIRARD-PERREGAUX (ジラール・ペルゴ )





ジラール・ペルゴとアストンマーティンがパートナーシップ契約を更新

ジラール・ペルゴとアストンマーティンは、「サーキットを超えるイノベーション」に基づく提携契約を更新します。これまで 5 本の特別な限定モデルを生み出した、ラグジュアリーの分野を象徴するこの 2 つのブランドの提携も 3 年目となり、創造性に溢れたコラボレーションの新しいサイクルを迎えます。



スイスの高級時計ブランドであるジラール・ペルゴと、英国のラグジュアリースポーツカーメーカーであるアストンマーティンは、コラボレーションのさらなる成功を目指して提携契約の更新を発表します。アストンマーティンの取締役会会長ローレンス・ストロールとジラール・ペルゴの CEO パトリック・プルニエは、両社の協力関係をさらに前へと進めるための合意書に署名しました。この決定は、両ブランドのファン、オーナーそしてコレクターを喜ばせることでしょう。

この 2つの伝説的なラグジュアリーカンパニーは、2021年に初めてグローバルパートナーとして提携してから、互いのブランドのデザイン、エンジニアリング、性能、革新力を注ぎ込んだ 5 本の美しい限定ウォッチを共同で作り上げてきました。

この期間を通し、両社は、スケールは革新や洗練さを表現する障壁ではなく、むしろその違いを超えて、妥協のない同じ価値観を表現できるという共通認識によって関係性を深めてきました。F1®マシン、公道仕様車、機械式高級時計において物理的な大きさは比較になりませんが、アストンマーティンとジラール・ペルゴが製造したクルマやウォッチのデザインおよび製品化を左右する技術や精度は、どんなときも両輪のように互いに欠かせないものです。どちらも、スケールは違えど同じ精神を持つパワフルで美しい機械です。
提携契約の更新により、明確なビジョンを持つ 2つのブランドは、実りの多かった過去3 年間の協力関係に感謝しつつ、お客様の腕元、サーキット、そして公道における未来の革新的なコラボレーションをさらに広げます。

アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ 1® チーム
2021年、アストンマーティンは、最後の参戦から 60年以上ぶりにグランプリレースに復帰しました。世界で最も象徴的なエンブレ ムをガレージの上に掲げ、情熱的な男女を中心として成長しているこのチームは、豊かなヘリテージと新たな観点を兼ね備えています。シルバーストーンを拠点とするチームは、共同戦略パートナーと一緒に、他チームと順位を競い合い、第一線で戦うことで、カーレースに新しいエネルギーをもたらします。
このチームでは、同じ目標を持つあらゆる職業の人々が復帰までの道のりを共にするために集まり、力を発揮する舞台を与えられて成長しています。その使命は、モータースポーツの世界的な舞台で、チームの核心であるテクノロジーと改革を示しながら、変わりゆく現在の世界の共感を呼ぶ価値を表現して、新しいファン層を獲得することです。 www.astonmartinf1.com 


レースの開始
ジラール・ペルゴとアストンマーティンのコラボレーションは2021年1月にスタートしましたが、そのタイミングは完璧でした。ジラール・ペルゴが創設 230年周年のさまざまなアニバーサリーに向けて準備を進めていた一方で、アストンマーティンのアラムコ・フォーミュラ 1®チームは、60年以上の時を経て、長らく期待されていた世界で最も権威あるモータースポーツのスタートラインへの復帰を果たすとともに、新しい F1®マシンの発表という節目を迎えようとしていました。
(参考:https://watch-media-online.com/news/4029)

これ以降毎年、このマシンは誇らしげにジラール・ペルゴのロゴを背負って参戦しています。同時に、ジラール・ペルゴはアストンマーティン・ラゴンダの公式パートナーとなり、フォーミュラ 1® チーム、そして有名な自動車メーカー両方のパートナーを務めた初のブランドとなりました。ジラール・ペルゴは、ヴァルハラ、ヴァンテージ F1® エディションや世界初のスーパーツアラー DB12の発表にも同席しました。
相乗効果は、よく知られるクルマと機械式時計の間の物理的および哲学的な共通点を超えてさらに深まりました。どちらもそれぞれの分野のエキスパートであり、見識の高い顧客ベースを持ち、また素材や技術革新、性能、精緻なクラフツマンシップを真摯に追求しています。とりわけ、世界最高級の優れたウォッチ、そしてクルマを作り上げることへの強い情熱を抱いています。



両社のリーダーは新たな気持ちでこの発表に臨みました。
『ジラール・ペルゴとパートナーシップを締結した3年間は実にすばらしいものでした。』と、アストンマーティンの取締役会会長ローレンス・ストロールは述べました。
『性能を高めるための革新というコンセプトの下で締結されたパートナーシップからは、数々の美しい時計、美しい瞬間、美しい絆が生まれました。互いにこのコラボレーションから大きな収穫を得ることができ、アイデアを共有し、協力することであらゆる活動を高めてきました。協働に際してパトリックと彼のチームが示してくれた取り組みや情熱、献身、創造性に感謝します。これからも末永くよろしくお願いいたします。』

『アストンマーティンとのコラボレーションがジラール・ペルゴの刷新の時期と重なったのは偶然ではありません。』と、ジラール・ペルゴの CEO パトリック・プルニエは語りました。
『私たちは共にパートナーシップと友情を築き上げ、とてもすばらしい時計を製造し、互いを高め合い、両ブランドの認知度を高めてきました。完璧な融合であり、それを今後も継続できると思うと胸が躍る思いです。ローレンスとアストンマーティン ファミリーには、再び独立するにあたって共にこの発見の旅を続けてくださること、私どもの経営にエネルギーを与えてくださったことに対し感謝いたします。今回のパートナーシップ契約の更新により、革新、創造を推し進め、前へと進み続ける限り、未来はより輝かしいものとなるでしょう。』


ハイタッチ
ジラール・ペルゴとアストンマーティンのコラボレーションは、サーキット、公道、そしてお客様の腕元ですばらしく実りある 3年間をもたらし、両社は自社製品の開発やプロジェクトを加速させることができました。両社の自然な結びつきは、ジラール・ペルゴとアストンマーティンに共通する文化である革新性と、開拓精神溢れる創造性を表現すべく製造された 5つの限定生産ウォッチを経て、しっかりと焦点が絞られました。
2021年にスリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン アストンマーティン エディションに続いてロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディション、2022 年にカーボンファイバー モデルのロレアートアブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション、最後の春にはロレアート グリーン セラミック アストンマーティン エディション、そしてネオ ブリッジ アストンマーティン エディションの発表でその年を締め括りました。


ロレアート グリーンセラミック アストンマーティン エディション


ネオ ブリッジ アストンマーティンエディション

どのモデルも互いの革新力と技術力を尊重し合い、共有した成果です。たとえば、ロレアート アブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディションのケースには、2021年シーズンに参戦したアストンマーティン F1® に使用されたチタンの粉末とカーボン素材を用いています。さらに、アストンマーティンが設計したムーブメント部品が組み込まれているモデルもあり、カラーにはこの F1®マシンで有名なグリーンを採用しています。アストンマーティンのロゴマークもさり気なくデザインに取り入れられ、両社に共通する最上級のクラフツマンシップが常に注ぎ込まれ、精緻な仕上げを常に施しています。
同じ時期、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ 1® チームの途轍もない約束が形になりつつありました。2023年シーズン、急激な改善作により、チームは 7度の表彰台とコンストラクターズ選手権第5位を獲得し、若く有望なフェルナンド・アロンソはドライバーズチャンピオンシップ第4位でシーズンを終え、さらに、ランス・ストロールはすばらしい走りを見せてトップ10でフィニッシュするという約束を果 たしました。チームはますます力をつけています。2月 29日からバーレーンで始まる 2024 F1® シーズンに先立ち 、2月12日には最新マシンである AMR24がお披露目予定であり、大いなる期待を寄せています。


新しいサイクル
アストンマーティンとジラール・ペルゴのパートナーシップ契約更新は双方に優位性をもたらします。野望、ビジョン、革新への意欲が両ブランドとコラボレーションの推進力となるでしょう。

『ジラール・ペルゴは 2年前に再び独立を果たし、230年に及ぶ歴史の次の章を記し始めています。』と、同社の製品、マーケティング&コミュニケーション部門を率い、執行委員会の最年少メンバーでもあるクレ マンス・デュボアは述べています。
『この期間は、アストンマーティンとのコラボレーションを継続するため、そして節目となった 5つの時計を共同で発表するためのエネルギーとインスピレーションの大いなる源となりました。新しい アストンマーティンF1® チーム テクノロジーキャンパスが思い起こさせてくれるように、私たちのスケールにこれ以上の違いが出ることはあり得ず、美への姿勢、クラフツマンシップ、優れた性能は完全に合致しています。提携契約の次の章が形になりつつあるのを見ると、ジラール・ペルゴとアストンマーティンによるユニークな相乗効果で魅了する独創的で記憶に残る時計を提供することで、これからもお客様の期待を超えることができると自信を持って断言できます。』

アストンマーティンの執行副社長兼チーフ クリエイティブ オフィサーのマレック・ライヒマンは次のように述べました。
『アストンマーティンとジラール・ペルゴが織り成す創造力に満ちた個性、そしてそこから生まれるお客様のための刺激的で特別なコラボレーションを目の当たりにできたことは喜びでした。私たちの発見の旅がこれからも続くことを発表することができて感激しています。スタート当初から、私たちは同じ精神と野望を分かち合ってきました。この 3年間常にデザイン体験を共有できたことを嬉しく思います。それは互いのデザイン言語や用いる素材への信頼に基づく探究、そしてもちろん、我々のデザイナーの技術や想像力がもたらしたものです。これにより、自らの限界を押し上げその先へと進むことができ、これまでよりいっそう美しい、自分たちのブランドを代表するようなハイコンセプトの時計をいくつも作り上げることができました。 この成果は確実に時の試練に耐え得るものとなっています。さらにエキサイティングなのは、次のステージで創造性に富んだこのコラボレーションの物語がより深みを増すだけでなく、より豊かなものとなるであろうということです。』


【お問合せ】
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791
https://www.girard-perregaux.com/jp_jp 




[ジラール・ペルゴ]
ジラール・ペルゴは、1791 年以降、常に捉えどころのない時のリズムを刻んできました。ラ・ショー・ド・フォンの中心に位置するジュラ山脈に抱かれた高級時計のパイオニアであり、すべての製造を自社内で行っています。類稀な時計製造の技術を何世代にもわたり 2 世紀以上守り続けてその地位を堅持してきた独立したマニュファクチュールです。美と芸術への情熱に加えて、このサヴォアフェールを守り続けてきたことが。ジラール・ペルゴの変わらぬ革新力のカギとなってきました。
美しさと機能性の完璧なバランスを追求する高級時計愛好家であればすぐに、ロレアートのブランドを象徴する八角形のベゼルや「スリー・ゴールドブリッジ」を備えた伝説のトゥールビヨンといった特徴に目が行くことでしょう。時計業界の基準作りから高度な精密工学によって目に見えないものを見えるようにする技術まで、ジラール・ペルゴは、数々の業界初となるモデルを生み出すことで絶えず時間の流れを変えてきました。時計に関する革新のパイオニアというこの地位は、1884 年に登録された「スリー・ゴールドブリッジ」のムーブメントのようなオリジナルのデザインに関する 100 件以上の特許、そして 2013 年の「エギーユ・ドール」賞や 1889年のパリ万国博覧会で授与された金賞といった実績によって盤石なものとなっています。
ジラール・ペルゴは、その伝統に根差し、常に先を見据えてきました。新しい技術を受け入れ最先端の素材を活用し、アイコニックなシェイプを再構築することで喜びをもたらすような独創的な方法を見出す情熱に突き動かされています。2022 年には姉妹メゾンのユリス・ナルダンと共に独立したマニュファクチュ―ルのグループ企業となりました。


[アストンマーティン・ラゴンダ]
アストンマーティンのビジョンは、この上なく夢中にさせる高性能車を生み出す、世界で最も魅力的な英国のウルトラ・ラグジュアリーブランドになることです。アストンマーティンは、ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって 1913 年に設立され、スタイル、ラグジュアリー、高性能、独自性を体現する象徴的な世界的ブランドとして認められています。最新テクノロジー、昔ながらのクラフツマンシップ、そ して美しいスタイリングを融合することで、アストンマーティンは評論家の絶賛する多くのラグジュアリーモデルを生み出しています。たとえば、ヴァンテージ、DB12、DBS、DBX、そして初のハイパーカーであるアストンマーティン ヴァルキリーなどです。レースに照準。グリーン。持続可能な戦略。アストンマーティンは、2025 年の発売を目指し、世界で最もスリリンか臨まれる高性能電気自動車の製造という野望の下、内燃エンジンに代わる製品の開発も進めています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界 56 か国で販売しています。そのスポーツカーはゲイドンで製造され、高級 SUV の DBX シリーズは、ウェールズのセント・アサンで誇りをもって製造されています。計画は軌道に乗り、2030 年までには実質ネットゼロの製造施設が実現する見込みです。
ラゴンダは 1899 年、アストンマーティンは 1913 年に設立されました。この 2 つのブランドは、1947 年にデイヴィッド・ブラウン卿が買収して統合されました。現在、同社は、アストンマーティン・ラゴンダ・グローバル・ホールディングス plc としてロンドン証券取引所に上場されています。2020 年にローレンス・ストロールが同社の取締役会会長に就任し、それに伴う大規模な新規投資によってアストンマーティンは、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ 1™ チームでモータースポーツの頂点に復帰し、英国を象徴するブランドの新たな時代が始まりました。