ローマン・ゴティエが「コンティニュアム チタン エディション フォー(C by Romain Gauthier Titanium Edition Four)」を発表~強さと優しさの絶妙なバランス

 From : Romain Gauthier (ローマン ゴティエ )






コンティニュアム チタン エディション フォー(C by Romain Gauthier Titanium Edition Four)~強さと優しさの絶妙なバランス


コンティニュアム チタン エディション フォーはコレクションが持つ現代性と洗練を受け継いでいます。 ブラックの ADLCチタンケース、 縦のラインが構造的に描かれた ブラックのチタン製ダイヤルが 自己主張の強い 個性を強調する一方で、アイスブルーで彩られたディテールの明るさがその 強さ を 和ら げ 、まさに強さと優しさの素晴らしいコントラストです。




モダンで若々しいデザイン
によって ローマンの自由な創造力を映し出してい る「コンティニュアム」は、17年以上にわたるブランドと製造の発展 の中で獲得したノウハウの結晶です。
「本質は技術にあり、スタイルはカジュアルに、そして精神は自由に」のフリーダムコレクションの考えからこの時計は誕生したと言えます。英語でのコレクション名 C by Romain Gauthierにある 「C」は、この製品のコンセプトである連続したつながり(continuum)や時間や空間における連続性(continuity)、広い意味での継続性 continuityに由来することから重要な意味を持っています。それはローマン・ゴティエの哲学の一部である、時計の未来についてのビジョンであり、ブランドにとって新しい領域を広げたのです。

この時計の製造にあたり、ケースはムーブメントと調和すべきだということ、しかも現代的で整っている必要が あるということは、ローマンにとって明らかに不可欠なテーマでした。さらに設計に際して快適さや人間工学、素材の選択を十分に考え、その結果ケースはブラック グ レード 5チタンで作られました。同様にブラック グレード 5チタンで作られたダイヤルは製品に一貫性を与え、連続性の意味を思い出させます。つまり、時刻表示を完結させてしまうような円はダイヤル上どこにもないのです。

フィンガーブリッジスタイルに着想を得て、ムーブメントの設計にはジュウ渓谷の時計製造の歴史に倣いながらモダンなアプローチを取り入れており、進化する伝統というローマンのビジョンを示しています。
ローマン・ゴティエはブラック チタンのエディション フォーを、世界限定38本のみで発表、ムーブメントブリッジには「1 of 38」と刻印があります。


独特なダイヤル に表現された連続性
コンティニュアムとは現代性と連続性がそのすべてです。それはムーブメントの設計だけでなくダイヤルデザインについても同様です。時計をよく見ると 分かりますが、時分針がオフ センター ダイヤルで、インデックスは実にわずかですが徐々に細くなるようにデザインされ、しかもそれぞれの長さが異なっています。また、7時位置にあるスモールセコン ドで 明るいライトブルーに彩られた5秒毎の目盛は、インデックス同様にそれぞれ長さが違っており、ラインの先端が細くなっています。



ローマンは、ダイヤルになぜこのような凝ったデザインを持たせたのか、その目的を説明しています。
「時計製造の中でよく見るような『囲まれて閉じた円』より、オープンで風通しのよいダイヤルにしたいと思っていました。ダイヤル上のインデックスの伸びたラインは中心軸に向かって 徐々に細くなり、やがてほとんど見えないくらいの点になるというイメージです。これこそが『連続性』という考えを強調してい ます。」



立体的な針は18Kホワイトゴールド製の小さな塊から加工されており(モノブロック構造)、高い視認性を確保するためにスーパールミノバ が塗布されています。


インデックス
針と同様に、数字やバーインデックスも 18Kホワイトゴールドのモノブロック構造で、立体的なアプライドインデックスです。エッジの面取りが特徴的で力強い存在感を生み出し、スーパールミノバ が塗布されています。


ダイヤル
ケースと同様にブラック チタンで 作られたダイヤルには、木の柾目のような細い縦のラインの装飾が施され(ストレートグレイニング)、ダイヤル全体に立体感をもたらしています。


ケース
エディション フォーでは、ケース、ラグ、バックルがグレード 5チタンで作られ、ADLC加工という専門的な加工 処理によって美しいブラックに仕上げられています。カーボンをベースにしたこのコーティングによって、擦り傷や衝撃による傷に対する耐性が強くなり、アレルギーも起こしにくくなっています。また、化学物質や溶剤にも強いです。


ベゼル
ダイヤルを取り囲むチタン製のベゼルで目を惹く幾何学的な輪郭は、他の ローマン・ゴティエの時計では見られなかったフォルムです。ベゼルはまずラウンドシェイプに機械加工され、丸みのある面が作られます。次にベゼル表面の6か所にまっすぐなカットを入れて、平らな6つのファセットを生み出します。このファセットにポリッシュ加工をして光を反射させることによってベゼルに光沢をもたらす一方で、残りのサテン仕上げ部分が光を和らげます。これと同様のファセット加工は時計裏面のサファイアアクリスタルの周囲にも再現されています。



ケースバンドとラグ
ベゼルとケースバックの間にはワンピース構造になったケースバンドとラグが、サテンとポリッシュ仕上げを取り入れながら幾何学的に作られており、巧みに生み出されたフォルムの美しさを楽しむことができます。


ストラップとバックル
チタン製ピンバックルの付いた ラバーストラップがラウンド型のケースバンドと角度を持ったラグに沿うよう成形されており、まさにケースの延長線上に自然に続いているように見えます。また、ラバーにはダイヤルと同じような、縦方向のラインを強調した立体感のある仕上げが施されており時計のデザインに連続性をもたらしています。


リューズ
さらにローマンの製品ではお馴染みですが、2時位置に巻上げと時刻設定の役割を持つリューズを配置し、手首の動きを妨げないようなスペースを工夫しています。リューズに取り付けられたラバーのおかげで手巻きがしやすくなり、同時に時計に色のアクセントを加えます。


スネイルカムを採用した賢いストップセコンド機構
ローマンがコンティニュアムに搭載したストップセコンド機構によって時刻を正確にセットすることができます。
その仕組みは他の多くのストップセコンド機能と同様に、リューズを引いた瞬間、テンプ(テンワ)にブレーキ をかけるというものです。しかしローマンは動きを止めるために、ストレートあるいは L字型のストップレバーを使わずに、スネイルカムを採用することを選択しました。これには 2つの機能を持たせています。まずリューズを引くとスネイルカムがテンワに触れてその動きを止めます。次にリューズを押し戻した時に、スネイルカムが止めた位置から回転しますが、カムの段々と広くなるフォルムが回転することによって、再びテンワが勢いよく動き始めるための助けとなります。
ブランドに親しむ方たちであれば、ローマンが過去の作品でスネイルカムのユニークな形状を使ってきたことをご存知でしょう: そうです、高い評価を受けたロジカル・ワンで見ることができます。


設計と装飾が現代性と出会う自社製ムーブメント
手巻きの自社製ムーブメントに受け継がれた現代性と連続性というテーマが、ケースバックのディスプレイを通して見事に表れています。
主役はフィンガーブリッジです。これはローマンの生まれ故郷、ジュウ渓谷の時計製造の歴史の中で代表的なものですが、この時計では現代的に解釈されています。これらのブリッジはそれぞれ水平に構成されており、「階段状」の形を成しています。これはロジカル・ワンのブリッジと同様の構造になっていますが、この時計での効果はムーブメントにボリューム感と奥行をもたらすだけでなく、ブリッジが文字通り歯車やテンプの上で、切れ目なく流れているような感覚を与えます。



ケースやダイヤルと同様に、ブリッジも軽量のグレード5チタンから作られており、様々な仕上げを施すことによって対照的なトーンや質感 を持たせました 。それぞれのブリッジの外側のエッジは二重の面取りが特徴的です。 また、ブリッジのフラット面とルビー周りは一段高く縁取りされておりへアライン仕上げになっています。この縁の内側には、ローマン・ゴティエの工房にいる手作業仕上げのスペシャリストが特別な手彫りの技術を使い、全くのオリジナルで小さな窪みをたくさん彫り込んだような 独特の 質感を生み出しました。ブリッジの下にあるムーブメントのメインプレートには手作業でフロスト加工を施しています 。

印象的な装飾はブリッジやメインプレートだけに留まりません。ローマンのトレードマークである、面取り加工されたリングを繋げた形状のスポークが特徴の 歯車やラチェットホイールには円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)が施され、クリックやスネイルカム、ローマンのもうひとつの特長でもある S字型の溝を持つスクリューは美し いポリッシュ仕上げで 磨かれています。また、主ゼンマイを収めた香箱の蓋は 素晴らしい渦巻状の模様 (スネイリング) で装飾されています。
コンティニュアムの調速機構は、わずかにカーブしたアームを持つテンワ、極小の目盛が付いた偏心の補正ねじと、最大剛性のために三角形状になったアンクルを手で組み立てており、ローマン・ゴティエらしい特徴を備えています。




【技術仕様】
コンティニュアム チタン エディション フォー
エディション
世界限定38本、ブラックのグレード 5チタン製、ムーブメントブリッジに「1 of 38」刻印。

[特徴]
オフセンターの時針、分針
7時位置のスモールセコンド
グレード5チタン製のケース、ダイヤル 、 ムーブメントブリッジとメインプレート
自社製ムーブメント/ストップセコンド機構、スポーティラバーストラップ

[ダイヤルと針]
立体的なストレートグレイニング仕上げのグレード5チタン製ダイヤル
・ブラック PVD加工
・紫外線防止コーティング
・オフセンターの時針、分針
・7時位置のスモールセコンド/ 5秒毎にライト ブルー のテーパードライン入り
・スーパールミノバを塗布した 18Kホワイトゴールド製針とアプライドインデックス(一部数字、バーインデックス)

[ムーブメントと仕上げ]
自社製手巻ムーブメント
サイズ:32.10mm×5.50mm
・60時間パワーリザーブ
・24石
・ナチュラルチタン製ブリッジとロジウム仕上げの歯車
部品数:154個
振動数:毎時28,800回/ 4Hz
部品素材:チタン、スティール、ステンレススティール、ジャーマンシルバー(洋銀)
仕上げ:最高級レベルの手作業による装飾

[ケース]
素材:ブラック ALDC加工の グレード 5チタン
サイズ:41mm×9.55mm、ラグからラグまでのサイズ 49.5mm
防水性:50m 5気圧/ 160フィート
・巻上げと時刻セットのためのリューズ(2時位置/ ブルーの ラバー リング付)
・内側に無反射コーティング加工のサファイアクリスタル(ダイヤル側、ケースバックともに)

[ストラップとバックル]
ブラックのラバー製ストラップ
専用のグレード 5チタン製ピンバックル( ブラック ADLC加工に サテン &ポリッシュ仕上げ)

総重量:55g(ラバーストラップとピンバックル含む
小売価格:6,600,000円(税込)



【お問い合わせ】
ローマン・ゴティエ日本総輸入代理店
スイスプライムブランズ株式会社
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