シチズンが「Z世代 KOGEI ARTIST応援プロジェクト」を開始〜日本の伝統工芸の未来を担う若者たちをサポート
From : CITIZEN (シチズン )「Z世代 KOGEI ARTIST応援プロジェクト」〜日本の伝統工芸の未来を担う若者たちをサポート
シチズン時計株式会社は、日本の伝統工芸を次世代へとつなぐ若手工芸作家を支援する「 Z世代 KOGEI ARTIST応援プロジェクト」を本年より開始します。本プロジェクトは、伝統工芸の担い手である若手作家を支援し、より新しい表現や作品の生まれる環境を整えることが目的です。特別サポーターとして伝統工芸×ファッションブランド「 HIRUME」総合プロデューサーの生駒芳子さんを迎え、プロジェクトを始動しました。
第1回目となる今回は、染色家の石井佑宇馬氏と陶芸家の金田萌永氏を支援します。
1年間の制作応援金 50万円の提供と共に作品展示の機会、制作活動を SNS等で紹介する PR支援を実施します。選考に当たっては、伝統工芸の技法を活用しつつ作品作りに励む若手作家複数名から、事前選考で選定された4名の工芸作家の作品を社内展示し、当社社員の投票で決定しました。
2025年3月6日(火) HIRUME Art Laboratory(東京都渋谷区神宮前 4-9-13ミナガワビレッジ #3)にて授賞式を開催します。その後 3月7日(金)から 3月12日(水)まで同会場で受賞者作品の展示を⾏います。
≪作家紹介≫
石井佑宇馬(いしいゆうま)氏
手描き友禅の技法をもとに、染色による作品を制作。染色を通して自身の根源な欲求や感覚と向き合い、それらを作品として表出させることを目指している。

2001年福島県生まれ。 2024年金沢美術工芸大学工芸科卒業、同大学大学院美術工芸研究科工芸専攻修士課程在籍。A-TOMARTAWARDEXHIBITION2023、NAMERIKAWA ARTIST IN RESIDENCE EXHIBITION、KUMA experiment vol.1「Polyphony」、 KOGEI Art Fair Kanazawa 2024、アートの実験空間金沢美術工芸大学学生展「五つの表現」、A-TOM ART AWARD 2023 TOYAMA賞、Van Cleef & Arpelsデザインスカラシップ、PRIZE for LEADING CHARACTER / DSF CULTIVATION AWARD for Students、SHIBUYA ART AWARDS審査員小松隆宏賞、クマ財団クリエイター奨学金8期生
金田萌永(かねだもえ)氏
陶芸の伝統技法「練込」を応用し、「⻘」を基調とした作品を制作。 1997年東京都生まれ。 2020年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業。滋賀県⽴陶芸の森スタシオアーティスト。

2021年日本伝統工芸近畿展新人奨励賞 (入選 22, 23,24)。日本伝統工芸展初入選(同 22, 23,24)。2022年初個展(京都高島屋美術工芸サロン )。2023年旬の工芸 -技の狂宴 (緑ヶ丘美術館‧奈良 )。第 10回菊池ビエンナーレ入選。 2024年タクミのセラミック‧トラベル(茨城県陶芸美術館‧茨城)。備前現代陶芸ビエンナーレ入選。現在、日本工芸会正会員滋賀県内で作陶。
■審査基準
1.人を感動させる作品であるか。
2.日本の伝統工芸や伝統技法を継承しつつ、革新的で独創的な表現があること。
3.ものづくり(技法、製造方法)の完成度や洗練度を高めながら、挑戦している点があること。
4.未来を意識し、地球環境や社会に配慮したものづくりであること。
5.「Better Starts Now」[註*]など、シチズンが大切にしているものづくりのスタンスや美意識と共鳴するか。
[註*]Better Starts Now:「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて⾏動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」というシチズンの信念
シチズンは今後もこの活動を継続することで、伝統工芸や芸術文化を尊重する土壌の育成に貢献します。
【お問い合わせ】
シチズンお客様時計相談室
フリーダイヤル 0120-78-4807
〔受付時間 9:30〜17:30祝⽇除く月〜金〕
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