KRAYON - Japan Preview

 By : NOBLE STYLING GALLERY

当ページ内で、CC Fanさんより、何度も紹介されているKrayon(クレヨン)というブランドの、スーパー・コンプリケーション・ウォッチ Everywhere(エブリウェア)ですが、CC Fanさんの直近のレポートにもあったように、この度、創業者であるRémi Maillat(レミ・マイヤ)を招いて、ミニイベントを開催することになりましたので、ご案内致します。



「ノーブルスタイリングギャラリー」は、既存取り扱いのブランドだけではなく、注目すべきブランド、作品、あるいはそれを取り巻く文化などをご紹介できるのであれば、このショップを利用して、それらに接する機会をご提供する、ということも考えています。かつては、時計を含む、いわゆる独立系ブランドの成功例を検証した「Independent Luxury」という書籍の2人の著者を招いて、出版記念イベントを世界に先駆けて開催したこともあります。



では、今回のテーマ「Krayon」です。
このブランドと作品については、弊社Blogにも詳細を記しておりますので、あわせてご覧ください。




作品に関しては、CC Fanさんの渾身のレポート(基礎・外装編ムーブメント編操作動画・その他編)がありますので、そちらをご覧いただくとして、なぜ、この時計に惹かれ、イベントを開催するまでに至ったか、ということなのですが、それは、今年のBaselworldで、とある友人からの「Krayonっていうブランド知ってる ?」から始まりました。
そして、帰国後調べてみると、これまでにはないユニークなスーパー・コンプリケーションであるということを知りました。

昨年のジュネーブ・ウォッチ・グランプリのカレンダー部門にノミネートされた、Krayon社製のリストウォッチEverywhereは、メカニカル・ウォッチでありながら、現在地の情報(経度、緯度、UTC、日付と月)を設定することで、その場所の日の出、日の入りの時刻、日の出からの経過時間を表示するという複雑な機能を備えた、スーパー・コンプリケーション ウォッチです。

これまで、天文関連のコンプリケーションといえば、永久カレンダーや均時差表示、タイムゾーンということであれば、GMTとかワールドタイマーなどがありましたが、このモデルは、そのどれにも当てはまらないユニークな機構を備えており、しかもムーブメントの構成パーツも595で、85石と、半端じゃない数が使われています。
日の出、日の入りを表示する準備のための、現在地の情報もすべてプッシャーとリューズで設定できるということから、時計の運針に影響を及ぼすこともありません。これは、Lang & Heyneのリマインダー機構を備えた「アウグストゥス1世」に似ているところもあります。

それで、このようなスーパー・コンプリケーションを見ることができないか、といろいろとやり取りを重ね、今回のミニ・イベントを開催するということに至った次第でございます。

イベントの詳細は、以下のとおりでございます。


KRAYON Japan Preview

日時 : 2018年5月8日(火曜日)17:30 – 20:30
会場 : ウェスティンホテル東京 1F ノーブルスタイリングギャラリー

お問い合わせ : 
株式会社 ノーブルスタイリング
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京1F
TEL 03-6277-1604   mail info@noblestyling.com

直前のご案内で大変申し訳ありませんが、イベント参加ご希望の方は、弊社コンタクトフォームより、申請をお願いいたします。