クレヨン エブリウェア ユニバーサル・サンライズ・サンセット (操作動画・その他編)
By : CC Fan個人的な好みにピッタリとハマったため、"緊急レポート"として、基礎・外装編とムーブメント編をお送りしたクレヨン(Krayon)のエブリウェア(Everywhere)のレポート、一区切りとなる第3回は操作動画・その他編をお送りします。
パラメータセレクターによる選択によって簡単に操作できると言ってきましたが、実際に操作している様子を動画で見てみましょう。
まずは時合わせと日付の調整の様子です。
いきなり#2となっているのはアップロード順の都合なので気にしないでください…
リュウズを引いた状態で時合わせを行い、竜頭を戻してプッシャーによってパラメータセレクターでDATEを選択、再びリュウズを引いて時刻を調整、日付が変わると同時に日の出と日の入りの時刻が連動して変化している様子がわかります。
動画の最初で緯度(LATitude)を指しているにもかかわらず、時合わせが行えているのはおそらく2段引きリュウズで、片方がパラメータセレクターが指したパラメータの調整、もう片方はどの位置でも時合わせという作りだと推測されますが、現在確認中です。
時合わせは手巻きに次いで頻度の高い操作なので、これを優先するという設計は理に叶っています。
次に経度(LONGitude)の調整の様子です。
UTCからの時差が同じままで、経度を東に進めていくと、日が昇る時間はどんどん遅くなります。
これは、以前掲載した下記の図からもイメージできます。
現実的にはある程度東に行ったらUTCからの時差が切り替わり、日の出の時刻は大体同じになるというのがそもそものタイムゾーンの考え方です。
そのため、経度とUTCからの時差はほぼ比例することが一般的ですが、政治的な理由で時差が飛んでいる地域などがあるため、UTCからの時差と経度は別途設定できるようになっていると思われます。
また、経度に対する連続変化を見る限り、正確な経度さえ求められればまさに"その位置"における日の出と日の入りの時刻を計算できると言えます。
さて、動画をご覧になってダイヤモンドベゼルの他にエングレーブが施されていることに気が付かれた方もいらっしゃるでしょう。
これは、"その他のパーソナライゼーションも可能"の一環として、エングレーブを施したケースのようです。
リュウズ側から、ラグにまでハンドエングレーブが施されています。
プッシャー側にも同様に施されています。
こうやって見ると、コンプリケーションとは思えないほどケースが薄く、装着感の良さを思わせます。
ハンドエングレーブの様子です。
ムーブメントを組み込んだ完成形です。
ケース単体よりは厚めですが、それでも充分薄いです。
地球儀のマークが施されたリュウズも操作しやすそうです。
ダイヤベゼルを正面から見た写真も再掲します。
このようなカスタムピースが作られていることからわかるように、すでにオーナーになっている幸運な方々のもとにデリバリーされているようです。
すでに掲載していますが、動画つながりで公式プロモーションムービーも再掲します。
クレヨンの創業地、ヌーシャテル(Neuchâtel)に広がるスイス最大の湖、ヌーシャテル湖(次は泳ぎたい)にて自国・緯度・経度・UTCからの時差によって日の出と日の入りの時刻を計算できる例を示しています。
プレスキットの中にはプロモーションムービーと同様に"クレヨン エブリウェアがある生活"ともいえるような特徴的なショットが多数含まれていました。
最後にいくつか紹介することで、世界観が伝われば幸いです。
日の出付近、ぼうっと赤らんできた空とエブリウェア。
ヌーシャテル湖にたたずむ鳥。
デザイン会議?
実機を囲んで検討を行っています。
こうやって見てもコンプリケーションとは思えないほど薄いのがわかります。
ハンドエングレーブの様子。
ミニアチュールペイントの様子。
ジャケットとシャツの袖への収まりも良好。
マイクロローターの緯線と経線状の意匠を仕上げる職人。
夕暮れ時。
再び日の出付近。
昼が短い冬場。
伝統的なアトリエ。
自然との調和。
如何でしたでしょうか?
関連 Web Site
Krayon, mécanismes horlogers suisses(英語サイト)
https://www.krayon.ch/en/accueil
参考資料 国立天文台 暦計算室
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
参考資料 海上保安庁 海洋情報部 日月出没計算サービス
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/automail/sun_form3.html
パラメータセレクターによる選択によって簡単に操作できると言ってきましたが、実際に操作している様子を動画で見てみましょう。
まずは時合わせと日付の調整の様子です。
いきなり#2となっているのはアップロード順の都合なので気にしないでください…
リュウズを引いた状態で時合わせを行い、竜頭を戻してプッシャーによってパラメータセレクターでDATEを選択、再びリュウズを引いて時刻を調整、日付が変わると同時に日の出と日の入りの時刻が連動して変化している様子がわかります。
動画の最初で緯度(LATitude)を指しているにもかかわらず、時合わせが行えているのはおそらく2段引きリュウズで、片方がパラメータセレクターが指したパラメータの調整、もう片方はどの位置でも時合わせという作りだと推測されますが、現在確認中です。
時合わせは手巻きに次いで頻度の高い操作なので、これを優先するという設計は理に叶っています。
次に経度(LONGitude)の調整の様子です。
UTCからの時差が同じままで、経度を東に進めていくと、日が昇る時間はどんどん遅くなります。
これは、以前掲載した下記の図からもイメージできます。
現実的にはある程度東に行ったらUTCからの時差が切り替わり、日の出の時刻は大体同じになるというのがそもそものタイムゾーンの考え方です。
そのため、経度とUTCからの時差はほぼ比例することが一般的ですが、政治的な理由で時差が飛んでいる地域などがあるため、UTCからの時差と経度は別途設定できるようになっていると思われます。
また、経度に対する連続変化を見る限り、正確な経度さえ求められればまさに"その位置"における日の出と日の入りの時刻を計算できると言えます。
さて、動画をご覧になってダイヤモンドベゼルの他にエングレーブが施されていることに気が付かれた方もいらっしゃるでしょう。
これは、"その他のパーソナライゼーションも可能"の一環として、エングレーブを施したケースのようです。
リュウズ側から、ラグにまでハンドエングレーブが施されています。
プッシャー側にも同様に施されています。
こうやって見ると、コンプリケーションとは思えないほどケースが薄く、装着感の良さを思わせます。
ハンドエングレーブの様子です。
ムーブメントを組み込んだ完成形です。
ケース単体よりは厚めですが、それでも充分薄いです。
地球儀のマークが施されたリュウズも操作しやすそうです。
ダイヤベゼルを正面から見た写真も再掲します。
このようなカスタムピースが作られていることからわかるように、すでにオーナーになっている幸運な方々のもとにデリバリーされているようです。
すでに掲載していますが、動画つながりで公式プロモーションムービーも再掲します。
クレヨンの創業地、ヌーシャテル(Neuchâtel)に広がるスイス最大の湖、ヌーシャテル湖(次は泳ぎたい)にて自国・緯度・経度・UTCからの時差によって日の出と日の入りの時刻を計算できる例を示しています。
プレスキットの中にはプロモーションムービーと同様に"クレヨン エブリウェアがある生活"ともいえるような特徴的なショットが多数含まれていました。
最後にいくつか紹介することで、世界観が伝われば幸いです。
日の出付近、ぼうっと赤らんできた空とエブリウェア。
ヌーシャテル湖にたたずむ鳥。
デザイン会議?
実機を囲んで検討を行っています。
こうやって見てもコンプリケーションとは思えないほど薄いのがわかります。
ハンドエングレーブの様子。
ミニアチュールペイントの様子。
ジャケットとシャツの袖への収まりも良好。
マイクロローターの緯線と経線状の意匠を仕上げる職人。
夕暮れ時。
再び日の出付近。
昼が短い冬場。
伝統的なアトリエ。
自然との調和。
如何でしたでしょうか?
関連 Web Site
Krayon, mécanismes horlogers suisses(英語サイト)
https://www.krayon.ch/en/accueil
参考資料 国立天文台 暦計算室
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
参考資料 海上保安庁 海洋情報部 日月出没計算サービス
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/automail/sun_form3.html
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