ランディ・ブルー、"ユーザー懇親会” レポート by haru

 By : Guest Blog
ゲストブロガーの haru です。
 
 
今回は8月18日に小柳時計店で開催された、ランディ・ブルー懇親会のレポートです 。
 
Lundis Bleus(ランディ・ブルー)は、 Johan Storni (ヨハン・ストーニ) 氏 と Bastien Vuilliomenet  (バスティアン・ヴィリオメネ) 氏 の2人で2016年8月にスイス・ラ-ショー=ド-フォンにて創業されたメーカー、その創業者でもあり時計師 ヨハン・ストーニ 氏をお迎えしての懇親会、今後の展開やユーザーの意見を直接聞き製品に反映させたいとの思いから開催されました。
 
ヨハン・ストーニ 


日本語もある程度話され、多忙な生活を送られていますが漢字の勉強もされており、ひらがな・漢字を交えてメモを取られる凄い一面も見せて頂きました。

今回持参された時計がテーブルにいっぱいに広げられました!


そして文字盤のサンプル!



特に目を惹いたのがクロワゾネの 蝶 ♪


WG のワイヤーで描かれています!

  
そして、アベンチュリンの文字盤。

 
角度によって黒や濃紺に見えるます!
  
グリーン

 
地盤はシルバーがベース
  
バーガンディ
 

同じシルバーの地盤ですが、ギョーシェの入れ方で雰囲気が大きく変わります!
 

こちらは文字盤の裏側。
焼いた際の表と裏の収縮率に差があると反ってヒビなどがの原因になるため、エナメル文字盤の裏側もエナメルで焼き上げるそうです!



そうする事で文字盤が平滑に焼き上がり、そることがなくなる、との事です!





インデックス・針の色も選べます!
 
ブルー文字盤3本が並びました!



写真では分かりにくいかもしれませんが、3本とも文字盤は雰囲気が異なり、それぞれに味があります!



お食事を頂きながら!

 
お酒も頂きながら!



色々な質問もしました!



回答の一部をご紹介します!
 
 
     ランディ・ブルーは現在年産50本程度、将来は100本程度まで増やしたい!
 
     2人では生産に限界があるが、今のクォリティーと価格を維持したい事が悩みである!
 
     ムーブメント・パーツのコストが年々高騰しているのが悩みである!
 
     来年度の新作も準備出来ている!
 
     今後、文字盤の追加も考えている!
 
     針の仕様についてもデザインが出来ている!
 
     将来はクロノグラフや永久カレンダーも追加したい!
 
     ケースサイズやバックルなども充実させていきたい!
 
     関東地区に取扱店を1店出したい!
 
     etc .....



これほど沢山のランディ・ブルーの製品を見れる機会は「まずない」光景でした♪
 
キズミで時計を見る ヨハン 氏は、時計師の厳しいまなざしでした!(でもかなり飲んでおられます~♪)



カメラを向けると気さくに笑顔でポーズを決めて下さいました!

気が付けば閉店時間も過ぎ4時間近く話し込んでいました!
 
本当に楽しく、貴重な1日になりました!
 
ありがとうございました!
 
 
 
最後に、バスティアン 氏  が本国サイトにクロワゾネの文字盤を掲載されました!
 
出来立てホヤホヤの日本をイメージした素晴らしい文字盤です!
 
 
 
 
小柳時計店