スイス取材紀行 フライトとドバイ空港の時計事情

 By : CC Fan
ギリギリではありましたが、何とか出発はできたスイス取材紀行、多少の遅延は発生しましたが、スイスはジュネーブ国際空港に到着することができました。

"時計の師匠"の一人である某氏のリコメンドで使ってみて以来、個人的な嗜好に合っていたので、航空会社はずっとエミレーツ(Emirates)を使っています。
今年のバーゼルワールドで諸般の事情で別会社を使いましたが、色々とひどい目にあい二度と使うかと決意、来年はもっと早く予約し、エミレーツを使えるようにしたいと思います。

さて、エミレーツのハブ空港はアラブ首長国連邦(UAE)ドバイにあるドバイ国際空港(DXB)、投資が集まる国際都市にあるイケイケの空港です。
空港といえば出国手続きを抜けたターミナルにある"外国"の免税店が印象的ですが、成長著しいドバイでは一味違ったのでご紹介します。



ドバイの夜景、夜発・早朝着にもかかわらずかなり明るかったです。
飛行機はA380、機体自体が大きいおかげかスペースに余裕があり快適でした。



エミレーツのロゴ、金色は中東のセンスでしょうか?
飛行機の内装にも木目と金色が使われ、ほかの航空会社(言うほど乗ってませんが)とは異なる印象です。



エミレーツ専用のターミナルにある免税店(Dubai Duty Free)、早朝の到着にもかかわらず開いていたのでブランドごとに差異はあるようですが、お店自体は24時間オープンのようです。



ブランドごとにスペースが区切られ、専用什器が並ぶマルチブランドの時計店のようなディスプレイです。
免税店の"常連"ブランドだけかと思いきや…



ショパールやIWC…



ブレゲ!



なんと、コンプリケーションのオーラ・ムンディが並べられています。
ユニークな機構によりワンプッシュで2つの時間帯を記憶させつつ、切り替えられるトラベルウォッチ、旅には最適…とはいうものの空港内でこれを買う方が居るのでしょうか?
ボックスとかはどうするんだろう…とか興味は尽きません。



スポーティーなラインも。

SIHHやら本業の出張やらで使っていたおかげか、マイレージプログラムがアップグレード、ドバイ空港ではラウンジが使えるようになりました。
その仕組みが素晴らしい。



3階層になっており、一番下が先ほど紹介した免税店などがあるターミナル、2階がファーストクラス用のラウンジ、3階がビジネスクラスとマイレージ用のラウンジです。
ターミナルと同じ形のラウンジ用の階層が重なっていて、ラウンジからダイレクトに搭乗ゲートにアクセス可能という仕組み。
発想が凄い…



世界時計はあのブランド製。
WiFiの時間制限もなく、電源供給も豊富で、ノートパソコンさえあれば困りませんので、乗り換え時間は長めのほうが良さげです。

さて、乗り換えてジュネーブ空港へ。



到着したときは穏やかな快晴でした。



通路内には数多の時計ブランドの広告が、パテック・フィリップ。



リシャール・ミル。

ホテルにチェックインし、ジュネーブ市内でも…と思いましたがあいにくの雨模様と日曜日は休みまたは早じまいなので、ほとんど開いておらず、大噴水ぐらいしか見ていません。







ジュネーブ空港でチャペック(Czapek)CEOのザビエル((Xavier de Roquemaurel)氏から電話があり、"明日、ヌーシャテルに早朝入りできるならボーシェ・マニュファクチュール・フルリエ(VAUCHER Manufacture Fleurier)でSXH3の完成品を披露できる"というお誘いが、断る道理はありませんので、この記事を投稿したら出発です。



こんな感じで書いてます。