ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店で「Classic with a Twist展」開催中~約100年前(1921年)のモデルを忠実に再現した「アメリカン1921 ユニークピース」も25日より展示

 By : KITAMURA(a-ls)


昨年12月にグランド・オープンした、ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店。
現在同店では、2世紀以上にわたる長い歴史を持つメゾンの技術とスタイルを凝らした精神を称える 「クラシック ウィズ ア トゥイスト(Classic with a Twist)展」が開催中だ。


今すぐにかけつけるのもいいが、覚えておいていただきたいのは、来たる3月25日から開始される「アメリカン 1921 ユニークピース」特別展示が、このイベントのクライマックスに予定されているということだ。



昨年、誕生100周年を祝して、1921年に製作された「アメリカン 1921」のオリジナルモデルを忠実に再現したユニーク・ピース、「アメリカン 1921 ユニークピース」の特別展示だ。

昨2021年に、誕生100周年を迎えた「アメリカン 1921」。それを記念する新作モデル3種(限定含む)が、Watches&Wonders2021で発表されたが(参考 → https://watch-media-online.com/news/4176/)、この「アメリカン」に関しては、さらなる特別なプロジェクトも進行していた。



それは、1921年当時に製作された「アメリカン 1921」(その初年度の生産本数はわずか24本だったという)の貴重なオリジナルの1本をプライベート・コレクションとして収蔵するヴァシュロン・コンスタンタンが、現代の技術を結集してそのオリジナルと寸分たがわない「アメリカン 1921」を、100年後の現代に復刻させるという難事業に挑んだのだ。



そして誕生したのが、「アメリカン 1921 ユニークピース」だ。
まさにメゾンの歴史と技術を凝集した世界で1本だけのタイムピースの実物を、ぜひ この機会に見ていただきたい。


【クラシック ウィズ ア トゥイスト(Classic with a Twist)展覧会】
開催期間:2022年3月1日~3月31日
※3月25日より 「アメリカン 1921 ユニークピース」を展示
場所:ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店
住所:東京都中央区銀座4-3-9 
お問い合わせ:03-6862-1755 
営業時間:12:00~20:00 


工作機械や技術が進化した現代、100年前とまったく同じものを作るというと、いとも簡単なことに思われるかもしれないが、実はそうでもない。
100年前の労働環境や化学知識では普通に使われていた原料や薬品が、現代では人体に有害な物質として使用が禁じられていたりすることがある。それらの原料や薬品を使用せずに100年前と同じ結果を得る方法を模索するのは、並大抵のことではない。また、技術進化によって構造や工程自体がまったく違う新形態に置き換えられているケースも少なくない。その場合、100年間の進化工程を丹念に解きほぐし、さかのぼって調べていく必要が生じたりもする。



ヴァシュロン・コンスタンタンもこの「アメリカン1921」の復刻において、そうした複雑かつ解決困難な難問を、ひとつひとつ解読していった。そこにはヴァシュロン・コンスタンタンが誇る266年間のヒストリーとそれを受け継ぎ背負ってきた製作者・技術者・修復者の知恵の蓄積があった。


●「アメリカン 1921 ユニークピース」(左)とオリジナル(右)

1755年の創業以来ヴァシュロン・コンスタンタンには、何代もの熟練職人によって受け継がれてきた時計製作に関するあらゆる面の専門的な技術、そしてその266年間のどのコレクションにも対応できるレストレーション(修復)部門および、自社製品のアーカイブや工作機器、ワークベンチ、工具、重要な文書や図像といった資料を保存し今日の時計製作のインスピレーションの源泉となり続けているヘリテージ(歴史遺産)部門などの、専門的な知識が蓄積されている。



ヴァシュロン・コンスタンタンは、「アメリカン 1921」の100周年にあたり、それらの専門知識と技術とを約1年間という長期に渡って総動員し、100年前のメゾンを代表するモデルを忠実に再現したのである。



まずオリジナルを分解して全パーツの寸法を精緻に採寸することから始まった。





そして2世紀以上にわたって蓄積されてきたレストレーション部門のノウハウと、膨大な半加工部品のストックを再検証し、できる限り当時の部品を選択しつつも、



新造する必要が生じた部品にもヘリテージ部門をはじめとするメゾンの総力を結集し可能な限り100年前の技術を使って製作するという、まったく気の遠くなるような復元作業によって、「アメリカン 1921 ユニークピース」は完成した。



それはまさに、伝統技術の継承と強化に取り組むマニュファクチュールの現在を象徴する、世界に一つだけの特別なピースとなったのである。
この「アメリカン 1921 ユニークピース」については、発表時にスイス本社とのオンラインによって、このプロジェクトのプレゼンテーションも行われた。そこで受けた興味深い解説などを補いつつ、以下、プレスリリースを引用する形で、この難事業の全貌紹介を試みる。




ヴァシュロン・コンスタンタンが、100年前(1921年)の製作当時を忠実に再現するアイコニック・モデル 「アメリカン 1921」のユニークピースを製作~メゾンの技術力を集結


高度で卓越した技術の限界をさらに超えるような見事な技術と人間の冒険への挑戦に端を発した「アメリカン 1921 ユニークピース」の創作は、メゾンのレストレーション(修復)工房と、時計製作における卓越した技術を徹底的に調べデザイン探求の源泉ともなる充実したヘリテージ(歴史遺産)部門に支えられ、狂騒の1920年代を代表するこの象徴的なモデルを一からの復元に成功、「アメリカン 1921」の100周年を祝福した。


「アメリカン 1921 ユニークピース」は、11リーニュ・ヌーヴォー・キャリバーからゴールド製ケース、装飾仕上げや外装パーツに至るまで1世紀前に誕生したオリジナル モデルの仕様を再現しています。
この極めて複雑で前例のない復元の工程には、ヴァシュロン・コンスタンタンのレストレーション工房の最も経験豊かな時計職人とヘリテージ部門のチームが携わりました。彼らは、人間と技術の心躍る冒険に情熱的に取り組む中で、1年をかけて古い工具や忘れ去られたノウハウを甦らせました。
その成果を語る比類ないユニークピースは、メゾンのヘリテージに重きを置き、伝統的なノウハウの充実に絶えず取り組むヴァシュロン・コンスタンタンの象徴でもあるのです。



このモデルが1921年に製造されたのは24本でした。現在ヴァシュロン・コンスタンタンのプライベート コレクションに収められているのは、その中のわずか1点です。少数しか存在しない極めて貴重なオリジナルは、収集家や愛好家が探し求める時計になっています。



私たちは物語を語るいくつかの時計に誘われ、その起源を追跡したり、過ぎ去った時代に浸ることができます。1921年さながらにオリジナルを忠実に復元して発表される「アメリカン 1921 ユニークピース」は、狂騒の20年代の創意豊かな世界を振り返り、1世紀前に実践された職人技の美を復活させるのに最も適した時計です。
また、単なる記念モデルを超え、265年以上に渡ってヴァシュロン・コンスタンタンが培ってきた専門的な職人技の核心部を巡る注目すべき遍歴の成果を語る時計です。


オート・オルロジュリーの技の永続に取り組むヘリテージとレストレーション部門
ヴァシュロン・コンスタンタンのプライベート コレクションから「アメリカン 1921」モデルを忠実に復元する案が初めて具体化した時、このプロジェクトが心躍る野心的なものになることは確実視されていました。

[ヘリテージ部門]
ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ部門は、過去と未来を結ぶ架け橋として、マニュファクチュールの中で独自の位置を占めています。1755年に始まる異例の長い年月に及び、ユニークなコレクションを監督するこの部門は、ほこりっぽい博物館などではけっしてありません。日頃常勤で働くチームの調査や専門知識は、新しいコレクションの創作にインスピレーションを与える無尽蔵の源泉になり、レストレーション部門にとっても、参照すべき重要な情報になります。



このヘリテージ部門には、800点の工作機器、ワークベンチ、工具、重要な文書や図像の資料が保存され、外国での販売記録、提携事業者やサプライヤー、顧客などとの通信記録、さまざまな書類や写真などを含む膨大な量の製造台帳と会計台帳を並べると、直線にして420メートルをゆうに超えます。これらすべては、ヴァシュロン・コンスタンタンの何世紀にも渡る活動の歴史や技術に光を投げかけ、それらを照らし出すのに貢献しています。



製造台帳に全モデルが系統だって記録されていると考えれば、そこに書き記された膨大な文書は、時計が創作された起源を追跡するのに役立ちます。この未曾有のヘリテージが「アメリカン 1921」の歴史をたどるのに役立ち、レストレーション工房のチームに揺るぎない基盤をもたらしました。そこで、工房では忘れ去られた技の再生と同時に、過去のノウハウと現代のテクニックのとの融合という挑戦に正面から取り組みました。




[レストレーション部門]
数世紀に渡って自社の工房から送り出された時計をすべて修復できるマニュファクチュールはごくわずかです。
だからこそヴァシュロン・コンスタンタンは、時計製作のノウハウの継承や、個々の時計の偉大な歴史の継続を確かなものにできることを誇りにしているのです。まさにレストレーション職人の技とスタイルは、自身の作業で倫理規定を尊重することで成り立っています。それを達成するために彼らが頼りにできるのは、膨大な在庫部品です。半加工部品の調整や完全な作り直しの場合もありますが、とくに作り直しには細心の注意を要し、極めて複雑な寸法の計算が求められます。



ヴァシュロン・コンスタンタン最古の時計を、本来の姿を変えずに維持する術に長けたレストレーション工房の経験豊かな時計職人は、歴史家の視点を科学的な分析に結びつけることには慣れていますが、アンティークウォッチをまるごと復刻することは、今まで一度もありませんでした。この前例のない再構成の作業は、どこまでも倫理が尊重されています。というのも、細部まで原型に忠実で正確な再構成でなくてはならないからです。

それには、修復職人たちのさまざまな能力が求められ、彼らはこの1年間に及ぶプロジェクトを通じて経験に基づくアプローチを追求しました。この時計の製造には、マニュファクチュールのアーカイブの調査に数カ月、その考察と所見に数週間、数多くの実験、そして成功しなかった試みや成功した試みなどが必要でした。


アンティークの工作機器と道具
当時行われていた手作りの行程を再現するために、職人たちは、ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ部門に保管される歴史的な道具で作業しなくてはなりませんでした。ケースを構成する諸要素の忠実な再現を可能にしたのは、19世紀末期の正面フライス盤です。


●フライス盤(19世紀製)

先端を丸く加工するために利用されたこの19世紀後半に遡る旋盤は、歯車の歯の側面を削り直径を調整するのに用いられていたものです。時計職人は、ムーブメントの地板に穴を開けるために、18世紀のドリルを据えた縦型機械を使い、また軸石のセットには20世紀初頭の打ち込み機の助けを借りました。


●rounding-machine(19世紀中頃に製造された丸め機)

これらの年代ものの機械には、20世紀初頭に使われていたものに合わせてカスタムメイドされたフライス盤やリベット機のように、このプロジェクトのために特別に作られた工具で補われています。職人たちは、それによって当時と同じように作業ができ、その時代に行われていた工程や繰り広げられた技術を厳密に再現できます。
この注目すべき製造方法の成果が、製造技術の伝達と強化、絶え間ない充実に対するヴァシュロン・コンスタンタンの確固とした取り組みを象徴する、この特別なコレクターズ アイテムに実を結びました。




ヴィンテージ ムーブメントの再現
ヴァシュロン・コンスタンタンのレストレーション工房の時計職人は、マニュファクチュールが長い年月に渡る歴史の中で製作してきた格別な時計の大半を甦らせる術を完全に熟知していますが、ヴィンテージ ムーブメントの再構築が求められることは今までまったくありませんでした。彼らは、オリジナル モデルを駆動するムーブメント、すなわち11リーニュ・ヌーヴォー・キャリバーを分解して、その構成部品のすべてを1点ずつ調べることから取り掛かりました。



新たに作らなくてはならない地板とブリッジは別として、必要なあらゆる半加工パーツを探らなくてはならない職人たちにとって、レストレーション工房の在庫部品がまさに金鉱であることが判明しました。



この再構築には極めて入念な調査も含まれます。ヴィンテージのケースに収められた無数のパーツのそれぞれのサイズや形状が異なっているからです。個々のパーツを特定するための第一段階は、オリジナル ムーブメントを構成する115個の部品それぞれの大きさを測定することから始まりました。



この入念な観察作業と比較検討を受けて、時計職人がキャリバーの設計とモックアップの作成に取り組みましたが、極めて複雑なサイズ計算が求められ、細心の注意が欠かせない任務となりました。



この段階では、とくにヴィンテージ ムーブメントの仕様に合わせて地板とブリッジを再構成するにあたり、ヘリテージ部門に保管されているアーカイブの資料が非常に役立ちました。
組み立てに先立って各パーツをどのように調整してサイズを決めたらよいか。年代物の機械をどのように正しく調整して使うか。今では軸穴に打ち込むのが一般的な石をムーブメントにどのようにセットできるか。歯車に施すメッキ加工で正確な色をどのように実現するか。オリジナルのキャリバーに忠実に従うためにパーツの間隔や高さをどれくらいに置くべきか。これらすべては、時計職人がパーツを1点1点組み上げて解決しなくてはならない問題です。わずかな潜在的エラーでも、プロジェクト全体が台無しになるおそれがあるからです。



ムーブメントへの石の取り付けは、本物の偉業でした。1940年代以降、打ち込みで石を穴にセットするのが通例になっていますが、ヴァシュロン・コンスタンタンのレストレーション工房の時計職人は、非常に古い時代の時計の傷んだ石を置き換えることには慣れていますが、自分自身で石をセットする機会は一度もありませんでした。





石をフィットさせるには、およそ100分の1ミリ単位の正確さをもって深く金属を上手に掘り抜く必要があり、何度もそれに挑まなくてはなりません。




また、手作業の彫金によるさまざまな装飾とならんで、当時と同じ手法によってムーブメントを飾るユニークなリブ模様を再現するためのシステム開発に粘り強い調査を要したのは言うまでもありません。






精巧な職人技を駆使した特別のダイヤルとケース
「アメリカン 1921」の外装の正確な再現にも手仕事による本物の偉業が見て取れます。ここでもヴァシュロン・コンスタンタンの時計職人は、アーカイブの資料と照らし合わせて「アメリカン 1921」のディテールを注意深く観察し、ケースとダイヤルを成すエレメントを個別に作ることによって、多くの技術的問題を解決しなくてはなりませんでした。
当時のパーツの何点かはレストレーション工房のストックを利用することができました。仕上げをしていない状態のリュウズや針などです。





31.5㎜のケースをはじめ、その他のものについては、オリジナルの「アメリカン 1921」のサイズに合わせて完全に一から作る必要がありました。ケースは、歴史的なモデルに用いられていた特別な合金(18K イエローゴールド)を用い、オリジナルとまったく同じ色が再現できるようにスペクトロメーターを利用して色を一致させながら、レストレーション工房の金細工職人によって手作りされました。



ケースバックには通関手続きのためのレーザー エングレービングのみが施され、「アメリカン 1921」とオリジナル モデルとの違いを示しています。

ダイヤルを新たに作る際も、オリジナル モデルのグレイン仕上げやまたとない美しさの復元に責任を負う職人の側に高度な専門化された技術が要求されました。時計の装飾仕上げの分野で最も細心の注意を要するものと考えられ、代々受け継がれてきた技法のグラン・フー・エナメルでダイヤルを作る場合、摂氏800度以上の窯で何度も焼成する必要があります。



このダイヤルには、ヴィンテージ スタイルの数字やロゴに加え、先端に丸いモチーフを配した細身の針が用いられていますが、この針はレストレーション工房で当時の製造技術を使いながら手作業でブルーに発色させました。



そして、いかなるディテールもその場の成り行きに任せられることはありません。デザインを再現する試みは、ストラップの終端にまで徹底しています。オリジナル モデルと同じ18K イエローゴールドのピン バックルもヴァシュロン・コンスタンタンの工房で作られています。





1921年に時計を着用した仕方へのトリビュート
まったく同一に復元されたこのユニークピースは、「アメリカン 1921」のオリジナル モデルのすべての特徴が備わるので、そこには歴史家のアプローチが反映されています。
この時計は、狂騒の20年代が幕を開けた頃のアメリカ合衆国やヨーロッパを包んだ活気と自由の風という1920年代の社会や文化の状況を微妙に映し出しています。個性が際立つデザインは、さまざまなフォルムのケースを通して "classic with a twist" 「( 伝統的でありながらも遊び心がある」) の表現を大いに楽しんだヴァシュロン・コンスタンタンの独創的なデザインを生む創作力を語っています。


また腕時計が広く普及し始めた初期の頃の物語もあります。その頃は腕時計より懐中時計が頑強で正確と考えられ、紳士用の腕時計が懐中時計に取って代わるのは、まだ始まったばかりでした。
時計メーカーによって、ムーブメントの耐久性や信頼性、小型化などはかなり進歩を遂げたとはいえ、今日の私たちが必要と考える防水性は実現されていませんでした。



時計を腕に着けるという選択は、時計を衝撃や、埃と湿気、水分といった外部からの攻撃を受ける危険にさらすことを意味します。時計のオーナーは、想定されるダメージを避けるために、前もって注意を払いました。とくに手を洗う時は、腕時計を外して洗面台の端に置くようにしました。
時計とは、世話をして使う人生の伴侶のようなものと考えられ、ゼンマイを毎日手で巻いていたのです。


●アメリカン 1921 ユニークピース、2021 (ブラウンストラップ・画像左)、アメリカン 1921, 1921 (画像右・ブラックストラップ)



まとめ
何代にも渡る熟練職人によって受け継がれてきた時計づくりの専門技術やデザインの探求に基礎を置く充実したヘリテージに支えられて、ヴァシュロン・コンスタンタンは、象徴的なモデルを一から復元して「アメリカン1921」の100周年を引き続き記念します。
「アメリカン 1921 ユニークピース」は、11リーニュ・ヌーヴォー・キャリバーからゴールド製ケース、装飾仕上げや外装パーツに至るまで1世紀前に誕生したオリジナル モデルの仕様を再現しています。この極めて複雑で前例のない復元の工程には、ヴァシュロン・コンスタンタンのレストレーション工房の最も経験豊かな時計職人とヘリテージ部門のチームが携わりました。
彼らは、人間と技術の心躍る冒険に情熱的に取り組む中で、1年をかけて古い工具や忘れ去られたノウハウを甦らせました。その成果を語る比類ないユニークピースは、メゾンのヘリテージに重きを置き、伝統的なノウハウの充実に絶えず取り組むヴァシュロン・コンスタンタンの象徴でもあるのです。



【技術データ】
アメリカン 1921 ユニークピース
リファレンス・ナンバー 1921H/000J-B949

キャリバー・ナンバー :CAL.1921(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発製造)
駆動方式:機械式手巻き
ムーブメント・サイズ:直径24.8MM × 厚さ4.31MM
パワーリザーブ:約30時間
振動数:2.5HZ(毎時1万8000回振動)
部品数: 115
石数:16
表示 :時、分、スモールセコンドによる秒
ケース :1921年のオリジナル・モデルと同じ合金の18K(3N)イエローゴールド
ケースサイズ :直径31MM × 厚さ8.75MM
文字盤 :ホワイト、グラン・フー・エナメル
針 :自社の工房でブルー加工したブルースティール、先端に丸いモチーフを付した針
ストラップ :ブラウンのカーフレザー、手縫い、同色のステッチ、カーフによるライナー
クラスプ :1921年のオリジナル・モデルと同じ合金の18K(3N)イエローゴールド。ヴァシュロン・コンスタンタンのレストレー
ション工房で手作り

※「アメリカン 1921 ユニークピース」は、2021年から世界のヴァシュロン・コンスタンタン・ブティックを巡回して展示されており、日本では前述したように、ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店にて、3月25日より展示予定です。



【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)