VACHERON CONSTANTIN x THE METによるプロジェクト “Masterpiece on your Wrist program” ~メトロポリタン美術館の名作をレ・キャビノチェで腕元に

 From : VACHERON CONSTANTIN (ヴァシュロン・コンスタンタン )






“Masterpiece on your Wrist program ”「あなたの腕に傑作を」


ヴァシュロン・コンスタンタンとニューヨークにあるメトロポリタン美術館(The MET)のパートナーシップは2023年に結ばれ、知識と専門技術を守り伝えるという長期的な共通のビジョンに基づいています。
“Masterpiece on your Wrist「あなたの腕に傑作を」” は、購入者が選んだ芸術作品をエネメル技法で再現したダイヤルを持つレ・キャビノティエのタイムピースを製作する機会を提供するものです。このプログラムは、メトロポリタン美術館に所蔵されているクロード・モネ、ウィンスロー・ホーマー、フィンセント・フ ァン・ゴッホ、オーガスタス・セント=ゴーデンスなどの傑作を含む、美術館のコレクションからお選びいただくことができます。“Masterpiece on your Wrist「あなたの腕に傑作を」” の購入者には、美術館の専門家によるプライベートツアーと、ジュネ ーブにあるヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールの見学を含む、唯一無二の体験を提供します。

The Metropolitan Museum of Art (The MET) 


1755年の創業以来、芸術への深い敬愛は、常にヴァシュロン・コンスタンタンの中核を成し、それは現在に至るまでまったく変わることはありません。メトロポリタン美術館との継続的なパートナーシップは、メゾンによる芸術コミュニティへの支援、取り組み、そして、そこから学ぶ姿勢を体現する最新の例です。

Manufacture Vacheron Constantin



長期的なパートナーシップ

ヴァシュロン・コンスタンタンとメトロポリタン美術館のパートナーシップは知識と専門技術の保護と継承という共通の取り組みに基づき、2023年にはじまりました。両者はそれぞれ、芸術的なノウハウと技巧の保護において長い歴史を持ち、この芸術への取り組みを共有することを目指しています。
ヴァシュロン・コンスタンタン CEO ルイ・フェルラにとって、「メゾンは絶え間なく卓越性の追求することで、常に学びを得ます。」。数年にわたるこのパートナーシップは、両者に共通する価値に基づき、多様なアイデアを融合させ、芸術的および創造的コミュニティと関わり合う努力を支援していきます。継続的な学習、師から徒弟への知識の伝承は、1755年の創業以来、ヴァシュロン・コンスタンタンの中核を成してきました。



メトロポリタン美術館 マリナ・カレン・フレンチ ディレクター(Marina Kellen French Director)およびCEOのマックス・ホラインはこう語ります :「 私たちは、ヴァシュロン・コンスタンタンとのパートナーシップを大変嬉しく思っています。ヴァシュロン・コンスタンタンは、創造性を讃え、芸術の伝統を守る、尊敬される時計メゾンであり、その長年の努力と一致する我々の使命を支援してくださることに感謝しています。私たちは、教育と芸術への相互のコミットメントを基盤に、今後、数々のプロジェクトを一緒にできることを楽しみにしています。」



ヴァシュロン・コンスタンタンとメトロポリタン美術館のパートナーシップは、美術館の使命に関する様々な活動を支援し、特に教育とアーティスト・イン・レジデンス(国内外からアーティストを一定期間招へいして、滞在中の活動を支援する事業)の分野での協力を含みます。“Masterpiece on your Wrist「あなたの腕に傑作を」”プログラムを拡張した、その最初のプロジェクトが発表されます。


メティエ・ダール: エナメル細密画
エナメル細密画は、きわめて希少な工芸で、厳選された僅かな職人でしかそれを施すことはできません。この技法は、希望する芸術作品やモチーフを焼成したエナメルの基礎となる層の上に緻密な手描きの絵画を施します。色ごとに薄い層を個別に塗布し、この絵は何度も焼成することで固定されます。絵画が完成すると、職人は透明な釉薬でその表面を覆って保護し、作品に輝きと深みを与えます。他の技法と異なり、細密画は古典的な絵画の筆遣いと厚塗り画法の深みを模造できるその独自の特性により、感情を搔き立てるディテール、躍動感、色合いが再現できます。



エナメル細密画は、クロード・モネの「睡蓮の池に架かる橋 」(1899年)、ウィンスロー・ホーマーによる「北東の風 」(1895年、1901年までに再製作)、フィンセント・ファン・ゴッホの「糸杉のある麦畑 」(1889年)などの傑作を再現するのに理想的な技法です。


メティエ・ダール: グリザイユ・エナメル
グリザイユ・エナメルは、奥行き、輝き、立体感を表現するために用いられます。グリザイユは、その過程で作り出される陰影により濃淡を持たせ、立体的なイリュージョンを創作する理想的な技法です。グリザイユは、通常黒が用いられる濃いエナメルのベースを背景とし、熟練職人は半透明のリモージュホワイトの薄い層を何回も塗り重ね、多様に変化するグレーの影を築いていきます。連続して重ねられるこれらの層が明暗法の配合効果を構築し、オブジェの立体感を定める光りと影で表現し、見る人に空間中のオブジェを示唆するのです。



グリザイユ・エナメルは、オーガスタス・セント=ゴーデンスの彫刻「ディアーナ像」(1893~94年)の様な傑作を再現するには理想的な技法です。


搭載可能なキャリバー /技術データ

キャリバー 2755 TMR
ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造、機械式手巻き

直径:33.9mm X 厚さ6.1mm
パワーリザーブ:約58時間
2.5Hz (毎時1万8000回振動)
部品数:471
石数:40
ジュネーブ・シール取得タイムピース
ミニット・リピーター、パワーリザーブ、トゥールビヨン、時・分、トゥールビヨン、トゥールビヨン上の
スモールセコンド


キャリバー 1731
ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造、機械式手巻き

直径:32.8 mm X 厚さ3.9mm
パワーリザーブ:約65時間 
3Hz (毎時2万1600回振動)
部品数:265
石数:36
ジュネーブ・シール取得タイムピース
ミニット・リピーター、時・分


キャリバー2460 SC
ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造、機械式自動巻き
メットのファサードを彫金した22Kピンクゴールド製ローター

直径:26.2 mm X 厚さ3.6mm
パワーリザーブ:約40時間
4Hz (毎時2万8000回振動)
部品数:182
石数:27
ジュネーブ・シール取得タイムピース
時・分、センターセコンド



“Masterpiece on your Wrist「あなたの腕に傑作を」” 製作例

「睡蓮の池に架かる橋」、 クロード・モネ、1899年
この作品例は、クロード・モネ(フランス人、1840~1926年)の油彩画の一部を用いて、ジヴェルニーにある彼の著名な睡蓮の池に架かる木製の太鼓橋を描いています。園芸に情熱を傾けるモネは、1893年に「目を楽しませ、絵のモチーフにもなる何か」を作る考えからこの土地を購入しました。メトロポリタン美術館所蔵コレクションに含まれるこの絵画は、太鼓橋と睡蓮の池の景色を描いた連作の一部です。縦長の作品であるため、池に映る睡蓮とその光の反射が際立っています。



「北東の風」ウィンスロー・ホーマー、1895年、1901年までに再製作
この作品例は、ウィンスロー・ホーマー(米国人、1836~1910年)が晩年を過ごしたメイン州プラウツネックの海岸を描いた風景画のひとつ「北東の風」の一部を用いています。ホーマーは、四季を通して、多様な条件下や異なった時間帯において、荒波が打ち寄せる険しい海岸を研究し、時を超越した海の力強さと壮大さを伝える連作を描きました。評論家たちは、特に厳しい冬の嵐を描いたこの作品を「ちっぽけな人間の存在を感じさせない大自然の大らかなな雰囲気」として賞賛しました。



「糸杉のある麦畑」フィンセント・ファン・ゴッホ、1889年
kおの作品例は、著名な芸術家フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダ人、1853~1890年)が、1889年にサン=レミの精神病院での静養をはじめた直後にキャンバスに油彩で描いた傑作の一部を用いています。彼は南仏プロヴァンスの田舎で画架を立て、風に吹かれる黄金色の麦畑を見下ろす様に高くそびえる糸杉、ゆっくりと揺れるオリーブの木、アルピーユ山脈、空に渦巻く雲を捉え描きました。彼はこれを自身の「最高の」夏の風景の1つと考え、この構図は夏のデッサンとその年の秋に自身のアトリエで描いた2枚の絵画に繰り返し描かれています。



「ディアーナ像」オーガスタス・セント=ゴーデンス(1893~94年)
この作品例は、アメリカの彫刻家オーガスタス・セント=ゴーデンス(米国人、1848~1907年)の金箔で飾られたブロンズ彫刻「ディアーナ像」の一部を用いています。これは、月と狩猟のローマの女神が矢を放とうとしている様子を表現しています。セント=ゴーデンスは、自身の唯一の女性の裸体像として、シンプルでエレガントなラインと強いシルエットを強調しました。メトロポリタン美術館所蔵の彫刻は、1893年から建物が解体される1925年まで、マディソンスクエアガーデンの塔の上にあった、高さ13フィートのディアーナ像の半分のサイズのモデルです。セント=ゴーデンスは、さまざまな高さの縮小版を制作することで、この象徴的なニューヨークのランドマークの名声を活かしました。



レ・キャビノティエの歴史
ヴァシュロン・コンスタンタンは、啓蒙時代のキャビノティエの偉大な伝統を受け継ぎ、目の肥えたお客様からの要望に応じて、個性的で唯一無二、そして驚きをもたらす創作を行っています。この時代、ジュネーブの時計職人たちは、「ドーム」と呼ばれる突き出した最上階に設けられた「キャビネット」と名付けられた工房で働いていました。

そこは、「キャビノティエ」として知られた、彼らの緻密な作品の製作に不可欠な、光りあふれる場所でした。時の流れとともに、この名と彼らの作品への厳しく徹底したアプローチは、ヴァシュロン・コンスタンタンの精神に生き続けました。


概要
ヴァシュロン・コンスタンタンは、名高いニューヨークのメトロポリタン美術館と協力し、“Masterpiece on your Wrist「あなたの腕に傑作を」”プログラムを提案します。このパートナーシップは、創造性と革新のために捧げる知識技巧を保護し継承する共通の価値に基づいています。芸術文化の分野での伝承に重点を置いたこのパートナーシップは、卓越性の追求における知識の共有を促します。メトロポリタン美術館とメゾンは、それぞれが受け継ぐ豊かな遺産を後世に伝えていくために、一連の共同プロジェクトを展開していきます。


メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館は、米国人のために芸術と教育を提供する美術館の設立を願う商業や金融関連の実業家、芸術家や当時の著名な思想家などから構成される、アメリカ市民のグループにより1870年に創設されました。今日、メトロポリタン美術館は世界中から集まった5,000年にわたる芸術の歴史をたどる数万点におよぶ作品を展示しています。美術館は、ニューヨークの街の象徴的な2つ場所、5番街とクロイスターズにあります。そして、何百万人もの人々が、オンラインでメトロポリタン美術館の体験に参加しています。創設以来、メトロポリタン美術館は常に素晴らしい希少な作品を所蔵する宝庫以上の存在になることを切望してきました。芸術は毎日、展示会やイベントを通して美術館のギャラリーで命を吹き込まれ、時代や文化を超えた新しいアイデアや思いがけない繋がりを見せてくれます。


The MET Fifth Avenue, Great Hall 
©Courtesy of The MET




【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)



[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、270年近く一度も途切れることなく時計製造を続ける世界最古のマニュファクチュールであり、卓越した時計製造と洗練されたスタイルを何世代にもわたり熟練の職人により継承し、輝かしい遺産を守り続けてきました。メゾンが製造する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現され、その一つ一つに、最高峰の職人技と極めて高度な仕上げを施し、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、そのコレクションを通じて、比類ない伝統と革新の精神を実現しています。「メティエ・ダール」、「パトリモニー」、」「トラディショナル」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、「エジェリー」はメゾンを代表するコレクションです。さらにメゾンでは、時計に精通した時計愛好家のために「レ・コレクショナー」のヴィンテージウォッチや、「レ・キャビノティエ」部門を通じてユニークピースを提案する貴重な機会を提供しています。
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