オーデマ ピゲが新作モデル(12モデル)をローンチ~ 加えてミラノでの新しいエキシビションの開催を発表

 By : KITAMURA(a-ls)


3月に、主力モデルである「ロイヤル オーク」と「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の両コレクションから、あわせて20モデルの新作を発表したオーデマ ピゲが、早くも2024年新作のその第2弾を発表した。今回の注目点は、限定モデルではあるが、上記の2コレクションからではないモデル、「リマスター02 オートマティック」が含まれていたこと、またロイヤル オークにも男女兼用を想定したような小径でデザイナブルなモデル増えたことではないだろうか。2019年の「CODE 11.59バイ オーデマ ピゲ」のデヴューに合わせ、ドレス・ウォッチ系を中心に多くのコレクションを終了したオーデマ ピゲが、新CEOを迎え、いかなる方向性に進むのか。マーケットの動向にも大きく作用するビッグ ブランドの次なる展開を占う上でも、今回の新作群は非常に興味深い発表となったのではないかと思われる。
各モデルのプレスリリースは順次掲載することとして、ここでは全12モデルを簡単に一覧でご紹介したい。


AUDEMARS PIGUET NEWS
【2024年5月発表の新作モデル(12モデル)】

*価格は全て税込表記。



①「リマスター02 オートマティック」(1モデル)
まずは冒頭でも触れた「リマスター02 オートマティック」である。1960年に発売された非対称形のウォッチ(モデル5159BA)へのトリビュートで、今回は限定作品とのことだが、この派生形モデルなどが今後、カタログ・コレクションとして定着するのかどうか、早くも様々な声が渦巻いている注目作品だ。非対称の41mm長方形ケースに18Kサンドゴールドを採用。ダイヤルは「ナイトブルー、クラウド50」カラーで、12の三角形の枠に仕切られた特徴的なデザイン。

15240SG.OO.A347CR.01 ¥6,490,000 発売時期:6月1日予定 世界限定250本
※このモデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8587/ 



②「ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド クォーツ」(23mm/3モデル)
「ミニ ロイヤル オーク」の華麗なカムバックとして、23mmの小さなサイズで18Kイエローゴールド、18Kホワイトゴールド、18Kピンクゴールドの3バージョンがフロステッドゴールドの輝きを組み合わせてラインナップ。

67630BA.GG.1312BA.01 ¥4,730,000 発売時期:6月1日予定
67630OR.GG.1312OR.01 ¥4,730,000 発売時期:6月1日予定
67630BC.GG.1312BC.01 ¥4,730,000 発売時期:6月1日予定
※このモデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8678/ 



➂「ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク」(37mm/2モデル) 
細めの手首の方に向けた新しいデザインを発表。18Kホワイトゴールドと18Kピンクゴールド製で、どちらのモデルもトーンオントーンの優雅なデザインが特徴。

15467BC.OO.1256BC.01 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
15467OR.OO.1256OR.02 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
※このモデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8587/ 



④「ロイヤル オーク オートマティック」(41mm/2モデル)
ダイヤルからケースとブレスレットまでカモフラージュ パターンを施した2つの41mmモデル。ブルーまたはグリーン、ブラウンとブラックのグラデーションのバゲットカットジェムストーンを861個セットする革新的なデザイン。

15514BC.YY.1284BC.02 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
15514BC.YY.1284BC.04 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
※このモデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8597/ 


⑤「ロイヤル オーク フロステッドゴールド オートマティック」(34mm/2モデル)
18Kホワイトゴールドまたは18Kイエローゴールドの新しいデザインの2モデルを発表。独自の「クリスタルサンド」仕上げのダイヤルに、フロステッドゴールドのケースとブレスレットを組み合わせたモノクロデザインのタイムピース。

77450BC.GG.1361BC.01 ¥8,525,000 発売時期:6月1日予定
77450BA.GG.1361BA.01 ¥8,525,000 発売時期:6月1日予定
※このモデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8619/ 


⑥「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」(38mm/2モデル)
ケースとダイヤルにデリケートなジェムセットを施した38mmの新作。18Kホワイトゴールドまたは18Kピンクゴールドのモデルで、ダイヤルに533個のブリリアントカット ダイヤモンドとカラーサファイア(約2.05カラット)をイレギュラーセット。

77410BC.ZZ.D132CR.01 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
77410OR.ZZ.D343CR.01 価格要問合せ 発売時期:6月1日予定
※「CODE 1159 バイ オーデマ ピゲ」の新作モデルの詳細に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/news/8586/ 



またこの新作発表と同時に、オーデマ ピゲは一般参加が可能なミラノでのエキシビション・イベントの開催を発表した。これらの新作をはじめ、オーデマ ピゲのスピリットや時計を通して文化を創造してきたブランドの存在を辿る大規模展示会になる模様。
以下、プレスリリースの引用でお届けする。



オーデマ ピゲが新しいエキシビション「時計の先へ。想像の先へ。:シェイピングマテリアルズ」を6月3日よりミラノで開催


オーデマ ピゲは新たな一般エキシビション、「時計の先へ。想像の先へ。:シェイピングマテリアルズ」を、2024年6月3日から16 日までミラノの中心地、ポートレート ミラノのピアッツァ デル クァドリラテロで開催します。マニュファクチュールの世界での没入体験により、新たな可能性に向かいオーデマ ピゲの世界を形づくるために、何世代にもわたり時計師とクラフツマンたちを駆り立ててきた大胆な革新的精神へのトリビュートです。ミラノのバグッタ通り、旧ガレージ・トラヴェルシにオープンしたブランドの新しいAP ハウス ミラノに続き、このエキシビションの開催はヘリテージ、創造性、現代性を強く体現するミラノとオーデマ ピゲとの連携をさらに深めるものです。


「時計の先へ。想像の先へ。:シェイピングマテリアルズ」のレンダリング、ゴールデンパビリオン、ピアッツァ デル クァドリラテロ©オーデマ ピゲ提供



新たなデザインの可能性を探求
「時計の先へ。想像の先へ。:シェイピングマテリアルズ」では、創造的な技術とデザインを常に探求するオーデマ ピゲの物語に親しんでいただけます。素材から始まりそれがどのようにウォッチ部品に加工され、熟練クラフツマンにより繊細に仕上げられるか、その一連のストーリーを見せてくれます。
ゴールドやプラチナのような本来の貴金属だけでなく、スティール、チタン、カーボン、セラミックなどの素材
もクラフツマンたちの見事な才能によりプレシャスなメタルに高められました。

エキシビションではブランドがデザイン活動をどのように進めてきたか、そして建築や芸術運動などより広い文化的世界からインスピレーションを得てきた経緯を示しています。1 世紀以上前からオーデマ ピゲのウォッチは多様なサイズ、素材、形状で展開されてきました。伝統的な円型のほか角形、長方形、また複数の形状を組み合わせた台形や八角形など、数多くのフォームも取り入れています。創造性は尽きることなく、クリエイティブな素材と形状のダイヤル、カラー展開、ジェムセットの技術などを駆使した表情豊かなデザインが生まれました。これらはマニュファクチュールが幾世代にもわたり培ってきたパイオニア精神を表しています。

5 つの部屋に分けて展示されるこのエキシビションでは、ヘリテージとコンテンポラリーのタイムピースが展示されます。細めの手首のお客様のためのブランドの最新のタイムピースとシリーズの紹介の中で、マニュファクチュールの歴史を培ってきたミニチュア化、デザイン、素材の革新、ジェムセットなどについて学ぶことができます。展示にはエデュテインメントの要素も加わり、楽しく見ながら学ぶことができます。


ミラノの歴史と文化との対話
現代的デザインのゴールデン パビリヨンの表面に反射する光は、ポートレート ミラノの中心スクエア、ピアッツァ デル クァドリラテロをとり囲む旧大司教セミナリオのバロック建築の美しさを引き立てます。
時代を経てこの壮大な建物はミラノの重要な柱となり、図書館、プレス印刷所、病院と学校が入っています。最近、建築家のミシェル・ド・ルッキとミシェル・ボナンが修復したこのパレスには現在ポートレート ホテルが入り、レストランと高級ブティックが中に並びます。修復工事にあたり、ピアッツァ デルクァドリラテロは当初セミナリオの壁に囲まれていましたが、その後の改修で人々が自由に通行できるにぎやかなオープンスペースとなりました。パビリヨンはこの環境に溶け込み、ミラノの歴史、文化とデザインとの対話を楽しんでいます。ブランドにとって長年重要な役割を果たしてきたミラノとは、ヘリテージと革新という価値を強く共有しています。

「ブランドの新しいエキシビション、『時計の先へ。想像の先へ。:シェイピングマテリアルズ』がミラノで開催されることを嬉しく思います。ウォッチ愛好家の皆様とブランドのノウハウ、そしてオートオルロジュリーへの情熱をシェアすることができます。過去と現在にわたり自由な精神で素材と形状を探求してきたブランドの歴史には、歴史と創造、デザインの中心地ミラノという街と多くの共通点があります。このエキシビションに加え、バグッタ通りの旧ガレージ・トラヴェルシの建物にオープンした新しいAP ハウス ミラノは、ミラノという街、イタリア市場とブランドとの強い絆を深める存在です」
イラリア・レスタ(オーデマ ピゲ CEO)


Seek Beyond
《時計の先へ。想像の先へ。》



【エキシビション概要】
会期: 2024年6月3~16 日
場所: Piazza del Quadrilatero,
Hotel Portrait Corso Venezia, 11, 20121 Milano
開館時間: 12 時~午後8 時
入場資格: 一般向け、無料
登録: 無料チケットを https://aplb.ch/shapingmaterials-bp-website で予約し、エキシビションにアクセスしてください。



【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000




[オーデマ ピゲ]

オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875 年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。SeekBeyond ( 時計の先へ。想像の先へ。) ̶ www.audemarspiguet.com 
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