ミシェル・パルミジャーニ氏来日!~9月21日(土)日本橋三越 ウォッチギャラリー Cal.BAR(キャリバー)にて、「神の手をもつ時計師」がプレゼンテーション

 From : PARMIGIANI FLEURIER (パルミジャーニ・フルリエ )

 

「神の手をもつ」と称される<ミシェル・パルミジャーニ>氏が来日、

修復された過去のアートピースを特別に持参し、

プレゼンテーションを行います!

 




今週末の9月21日(土)に、「神の手をもつ」と称される<ミシェル・パルミジャーニ>氏が来日し、リニューアルされた日本橋三越ウォッチギャラリーの目玉の一つ、バースタイルのCal.BAR(キャリバー)にて、プレゼンテーションを行います!

ミシェル・パルミジャーニ氏は、1976年に機械式時計やぜんまい仕掛けの人形 (オートマタ)などを修復するアトリエを開業しました。自らの名を冠し立ち上げた、「パルミジャーニ・フルリエ」社のものづくりの特徴は、「修復」を通し遥か昔の傑作から、先人たちの知恵や創造力を学ぶことで、その知識と経験を取り入れるだけでなく、創業者であるミシェル氏のデザイン理念を貫き、古典にとらわれない現代の時計を生み出している点です。

この度、創業者である<ミシェル・パルミジャーニ>氏が来日しイベントを開催いたします。
今回の来日では、「パルミジャーニ・フルリエ」が修復した過去のアートピースをスイス本社より特別に持参します。過去の名品をご覧いただきながら、ミシェル本人によるプレゼンテーションをお楽しみください。


パルミジャーニ・フルリエの真髄~修復(レストレーション)

考古学者は、たったひとつの作業が取り返しのつかない結果を招くことを心得ています。
同じように、扱うほとんどがユニークピースである修復師の作業は、たくさんの謎を秘めている作品を、数日かけてじっくりと観察することから始まります。作品を分解する前に、比較となるものを探し、学術文献を読みあさり、博物館やコレクションを見て回り、そのすべてを記録します。
機構の精密さと、用いられている技法の両方を理解しなくてはなりません。そのためには、貴金属の細工、エナメル仕上げ、彫金、箔置き、ガラス細工など多くの技術に精通している必要があります。一方で、作品の保存は、時間と根気のいる汚れを取り除く作業であり、その結果、今まで隠れていた文字などの新たな秘密が明らかになることもあります。最後に組み立てる際には、いつでも修復が可能になる手法を採用し、なおかつ元の状態を変えないことが前提となります。


レストレーション例「かいこ」(1800年頃製作)


 全長75mmのいも虫は、赤いエナメル仕上げのゴールド製のリングを連ねてつくられています。グリーンとブルーを基調に、ピンクダイヤモンド、ルビー、エメラルドで飾られていて、とても洗練されています。腹部にある掛け金で駆動する仕掛けで、頭部を上げると同時に尾部を下げながら、這って移動します。


パルミジャーニ氏のレストレーションについての参照ページ
https://watch-media-online.com/blogs/2433/
https://watch-media-online.com/blogs/2486/





そして、SIHH2019の新作、第二時間帯表示とレトログラードカレンダーを備えたコンプリケーションピース、トリック エミスフェール レトログラード(上の画像)の紹介も行われる予定。

日時:2019年9月21日(土)15:00~
場所:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー


【ミシェル・パルミジャーニ】
1950年、スイスのヌーシャテル州クーヴェの生まれ。1976年に修復専門の時計工房を開設後、その技術を評価され1980年よりサンド・ファミリー財団が収蔵する膨大なコレクションの修復・保守を担当するようになりました。最も有名な修復の1つがアブラアン・ルイ・ブレゲにより1829年に製作されたシンパティッククロック(同調時計)の修復です。あまりの複雑さから専門家の間でも修復不可能とされたものの、1600時間もの期間を掛けて修復に成功し、大きな注目を集めました。
1996年、サンド・ファミリー財団の支援を受け自らの名を冠した「パルミジャーニ・フルリエ」を設立。文字盤からケース、針に至るまで製造可能なマニファクチュールを擁し、未来においても修復に値する普遍的な美しさを備えた時計を作り上げています。



【問い合わせ】
日本橋三越本店 本館6階ウォッチギャラリー
03-3241-3311(大代表)