ヴァシュロン・コンスタンタン、新CEOにルイ・フェルラ氏が就任

 From : VACHERON CONSTANTIN (ヴァシュロン・コンスタンタン )
ヴァシュロン・コンスタンタンより — 4 月1 日に発効する新人事に関するお知らせが発表されました。


ヴァシュロン・コンスタンタンは、ホアン-カルロス・トレスがノン・エグゼクティブ・プレジデント、そしてルイ・フェルラが新たなCEO(最高経営責任者)に4 月1 日をもって就任することを謹んでお知らせいたします。


●ルイ・フェルラ新CEO


ホアン-カルロス・トレスは、1981 年にヴァシュロン・コンスタンタンに入社し、2005 年よりCEO を務めてきましたが、2017 年3 月31 日をもって社の運営管理から退き、ノン・エグゼクティブ・プレジデントとして新たな任務に就くことになります。


●4月をもって退任するホアン-カルロス・トレス現CEO

リュシュモングループ執行会長ヨハン・ルパートは、こう述べています。
「ホアン-カルロス・トレスは、ヴァシュロン・コンスタンタンが加入以来、ブランドの先導者として活躍してきました。その多大な発展に貢献してきたのはまさに彼でした。ヴァシュロン・コンスタンタンへの長年に渡る尽力と功績に感謝します」


2017 年4 月1 日をもって新たにCEO に就任するのは、ヴァシュロン・コンスタンタンで現在セールス&マーケティング・マネージング・ディレクターを務めるルイ・フェルラです。
彼は「時計製造における専門技術が、1755 年より代々受け継がれてきたヴァシュロン・コンスタンタンを率いることになり、とても光栄です。ホアン-カルロス・トレスと協力関係を保ちながら職務を引き継ぐことで、マニュファクチュールを動かす卓越性の精神を永続させることができるでしょう」と述べています。

また、ホアン-カルロス・トレスもこう述べています。
「ルイ・フェルラに指揮を任せることに私自身わくわくしています。私がこのマニュファクチュールで36 年間も経験してきた喜びをぜひ彼にも味わってほしいです。ルイは、およそ3 世紀にも渡ってヴァシュロン・コンスタンタンが守ってきたブランドの価値をこれからも積極的に維持し、押し広げていくことでしょう」


フランス国籍のルイ・フェルラはスイス人の妻を持つ2 児の父であり、主に中国、香港、台湾などのアジア地域で17 年間を過ごし、さらに中東にも4 年間赴任していました。2001 年にリシュモングループに入社してキャリアをスタートさせた彼は、アルフレッド・ダンヒルでは香港のエリアマネージャー、台湾のゼネラルマネージャーとして活躍しました。
2006 年にカルティエ・インターナショナルの台湾ゼネラルマネージャーに任命され、続いて中東およびインドを統括するリージョナル・ディレクターを歴任して中国のCEO に就任しました。2015年には、カルティエ・インターナショナルのインターナショナル・ビジネス&クライアント・ディベロップメント・ディレクターを務め、その後、ヴァシュロン・コンスタンタンの一員となりました。ルイ・フェルラは、リヨンの大学 ESCD 3A (École supérieure de commerce et développement 3A)と、台北の国立台湾大学を卒業しています。