オーデマ ピゲ コンテンポラリーが ヴェネツィア ビエンナーレでアレクサンドラ・ピリチが発表する 「ENCYCLOPEDIA OF RELATIONS」を一部支援

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )

アレクサンドラ・ピリチが発表する 「ENCYCLOPEDIA OF RELATIONS」~第59回国際アートエキシビション、 ヴェネツィア ビエンナーレ


セシリア・アレマーニがキュレーターを務める 「夢のミルク」 の中で特別プロジェクトとしてプレミア展示されるこのアート作品は、オーデマ ピゲ コンテンポラリー[註1]が一部支援しています(2022年4月23日~11月27日)


●アレクサンドラ・ピリチの「関係のエンサイクロペディア」(2022年)のパフォーマンスの様子。オーデマ ピゲ コンテンポラリーが一部支援する特別プロジェクト。© アーティストとオーデマ ピゲ提供


アーティスト、アレクサンドラ・ピリチ[註2]は第59回国際アートエキシビション、ヴェネツィア ビエンナーレ[註3]で特別プロジェクトとして「Encyclopedia of Relations」(2022年)をプレミア展示します。これはビエンナーレ アルテ2022のアートディレクター、セシリア・アレマーニ[註4]がキュレーションを務める「夢のミルク」の中で紹介されます。「Encyclopedia of Relations」はオーデマ ピゲ コンテンポラリーが一部を支援し、2022年4月23日から11月27日までジャルディーニ セントラル パビリヨンで展示されます。特に、ピリチのこのアート作品は今年の国際アートエキシビションが唯一のパフォーマンスとなります。


[註1]オーデマ ピゲ コンテンポラリー :オーデマ ピゲ コンテンポラリーは、国際的なアーティストたちにコンテンポラリーアート作品の制作を依頼し、クリエイターたちの国際的なコミュニティを支援します。オーデマ ピゲはコンテンポラリーアートに人々同士のつながりを促すパワーがあることを信じています。このメセナ活動は、オーデマ ピゲが創業以来そのルーツを保つジュウ渓谷において、マニュファクチュールが支援し発展を支えてきた才能ある工芸職人たちとの取組みとも共通するものです。
オーデマ ピゲ コンテンポラリーは、二つの方法でこの作品制作のコミッションを運営しています。スタジオ オーデマ ピゲでは、アーティストは最も自信のある作品を当社のキュレーター チームと共に、様々なスケールやメディアを通して制作することにより、新たなテリトリーで活動することが可能になります。オーデマ ピゲは、それぞれのコミッションにおいて企画の立ち上げから制作、展示会の実行までアーティストを支援し、世界各地の展示会において見学者に作品をを見出す貴重な体験を提供します。制作された作品はアーティストが所有し、自らのキャリアの一部となります。
機械式ウォッチと同様、コミッション制作された作品は単にその作品を見ることができるというだけではありません。これらの作品は日々変わりつつある世界に対峙しています。新しいクリエーションとして、その前に立つ見学者たちに第一印象を超えてさらに深い対話をうながす機会を提供します。2012年以来、オーデマ ピゲ コンテンポラリーは世界各地のアーティストたちと豊かな対話の機会を生み出してきました。その中には、クルト・ヘントシュラーガー、ダン・ホールズワース、池田亮司、ラーズ・ジャン、テオ・ヤンセン、アレクサンドル・ジョリー、KOLKOZ、ロバン・マイヤー、ケオラ、チェン・ラン、アリン・ルンジャン、トマス・サラセーノ、セミコンダクター、ヤナ・ウィンデレン、スン・シュンがいます。コミッション作品は世界各地のエキシビションで展示されます。その中には香港/バーゼル/マイアミビーチのアートバーゼル(オーデマ ピゲは2013年以来アソシエイトパートナー)、ヴェネツィアビエンナーレ、ニューヨークのタイムズスクエア、パリのパレ・ド・トーキョー、バーゼルのHeK (House of Electronic Arts)、ウォルフスブルグ美術館、リンツのアーズ・エレクトロニカ、北京現代芸術UCCAセンター、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)などがあります。 
www.audemarspiguet.com/com/en/about/audemars-piguet-contemporary.html


[註2]アレクサンドラ・ピリチ:アレクサンドラ・ピリチは舞踊と振付けをバックグラウンドとするアーティストで、進行中のアクションやモニュメント的パフォーマンス、環境的パフォーマンスの中で舞踊、彫像、言葉、音楽などの要素をミックスさせます。

彼女の作品は歴史、芸術と大衆文化における動作の持つ機能について考察し、身体とその存在、不在、イメージについて問いかけます。そのパフォーマンスアート作品は私蔵・公共のコレクション、ライブアクションとして認められ、世界各地のミュージアム、ビエンナーレや公共スペースで紹介されています。その中には、2017年Skulptur Projekte Munsterでのデセニアル アート エキシビション、第55回国際アート エキシビション/ヴェネツィア ビエンナーレのローマパビリヨン、ロンドンのTate Modern、ニューヨークのニューミュージアム、アートバーゼルのメッセプラッツ、第9回ベルリンビエンナーレ、パリ ポンピドゥーセンターのマニフェスタ10、Ludwig Cologneミュージアム、Van Abbemuseum Eindhovenミュージアムなどがあります。



[註3]ヴェネツィア ビエンナーレ1895年設立のヴェネツィア ビエンナーレは、今日世界で最も著名でステイタスの高い文化プログラムの一つです。コンテンポラリーアートの新トレンドの調査とプロモーションの最前線であるビエンナーレは、次の分野におけるエキシビションと調査を行っています:アート(1895年)、建築(1980年)、映画(1932年)、舞踊(1999年)、音楽(1930年)、演劇(1934年)。その歴史は近年改装されたコンテンポラリーアート歴史アーカイブ (ASAC) に保存されています。
1998年設立のアート ビエンナーレとアーキテクチャー ビエンナーレは、各国のパビリヨンのエキシビションだけにとどまらず、3つの柱の上に成り立っています:1)各国パビリヨンのエキシビション、それぞれのキュレータープロジェクトで運営。2)特別に選ばれたビエンナーレのキュレーターによる国際エキシビション。3)ビエンナーレのキュレーターが承認する同時進行イベント。このエキシビションモデルは複数の表現と展示を可能にします:そのためにアーセナルエリアの修復を含めたエキシビションのスペースを拡大することが決められ、改築が現在進行中です。
アート ビエンナーレは世界をリードするコンテンポラリーアート エキシビションで、参加国も1999年の59か国から、2022年には80か国に増えています。アーキテクチャー ビエンナーレも世界のベストと評価されています。リド島で開催されるヴェネツィア国際映画祭(1932年からと世界で最も歴史が長い)は、世界的に知られるステイタスの高い映画祭で、応募作品の質の高さだけでなく、歴史的な建物の近代化とテクノロジー面のサポートが評価されています。
現地のコミュニティとの協力関係は、教育活動やガイド付ツアーなどを通して強化されてきました。ヴェネト地域その他からますます多くの学校が参加するようになっています。新しい世代の創造性に広がりを与えています。大学や調査機関との協力活動により、特別ツアーの企画やエキシビション関連の滞在プログラムも発展しました。最近2年間のアートとアーキテクチャーのエキシビションでは、教育活動分野から82,819名の参加者があり、そのうち48,006は若者たちです。2022年も幅広い教育プログラムが予定されています。どのセクターでも選ばれた教師たちを通じて、若い世代のアーティストたちに向けて研究とプロダクションの機会が直接に提供されています。ビエンナーレカレッジの国際プロジェクトを通じて定期的、継続的な取り組みが行われ、舞踊、演劇、音楽と映画のセクションで実施が進んでいます。– www.labiennale.org  


[註4]セシリア・アレマーニ:セシリア・アレマーニはニューヨークをベースとするイタリア出身のキュレーターです。現在、ヴェネツィアの第59回国際アートエキシビションのアートディレクターを務めています。2011年からニューヨークのハイラインで展示される公共アートプログラムであるハイラインアートのディレクターとチーフキュレーターを務めています。2018年にアートバーゼルシティズの初回エディションのアートディレクターを務めました。ブエノスアイレスでのエディションです。2017年、第57回国際アートエキシビション/ヴェネツィア ビエンナーレのイタリア パビリヨンのキュレーターを務めました。


アレクサンドラ・ピリチは歴史と社会構造について考えさせる現在進行形のパフォーマンスアクションの演出で知られます。訓練を受けた舞踊家であるピリチは、ダンサーたちを集めパフォーマンスグループをつくり、ライブスカルプチャーを演じ、動き、歌うというようなパフォーマンスを演出します。彼女の仕事は長期間にわたって継続、発展するアクションとして評価されています。彼女の活動は人々の記憶や歴史や芸術などにおいて、固定されているように見えるものが流動的になることにフォーカスしています。



ビエンナーレ アルテ 2022のピリチの活動は意欲的な新しいプロジェクトであり、エンサイクロペディアというものの概念へトリビュートを捧げると共にこれに挑戦するでもあります。エンサイクロペディアというのは私たちの世界の原則や要素を厳密に分離された個体として扱い、分類してきちんと整理します。ピリチの作品は、それぞれの要素の間にある関係にフォーカスし、より深い複雑性を理解しようとするものです。この作品は国際アートエキシビション、 「夢のミルク」におけるアレマニのテーマに直接に答えるものです。「夢のミルク」は、想像の世界で新たな目で命を描き出したレオノラ・カリントン作の児童文学書を指しています。

ピリチの「Encyclopedia of Relations」のコンセプトは生物学や植物学で見られるような集団の関係の体現、またより抽象的な関わり方、例えば魚の学校、岩と波、植物と動物、人間とテクノロジーといった関係について考察しています。作品は音楽、文学、詩、 数学などの要素も持ち込むと同時に、自然の世界と超現実の世界の融合をも試みます。「Encyclopedia of Relations」 は舞踊と動きを通して世界がその内部でコネクトしていることを強調し、知識というものが常に転換、進化していることを示します。



6人のパフォーマーが、さまざまな相互作用や関係を通じて次々に自らを新たなものに転換し、一つのものから別のものへ、動きとサウンドと言葉の中で流れるように形を変えて行きます。進行中のアート作品「Encyclopedia of Relations」は、新たな要素や関係を取り込むことができます。時間の経過を通じて様々なやり方で呼応しつつ蓄積して「エンサイクロペディア」を完成させて行きます。



作品は国際的なパフォーマーグループにより演じられ、ショーの進行を通じてローテーションします。パフォーマーはセリーヌ・ベリュ、マチルダ・ビャルム、リリアナ・フェリ、ダウダ・ケイタ、レイモン・リュー ジンピン、メラニ-・ロペス、ジャレッド・マークス、エミリー・ランフォード、ヴァレンティナ・レストレポ、ロベール・シュルツ、ジェニファー・チャクペ、シャオ・フアン、パトリック・ジザ、レオナルド・シノポリです。作品はまたアンドレイ・ディヌが特別にデザインしたマスクを使っています。



「Encyclopedia of Relations」という作品ではいくつかのポイントが強調されています。空間の中で一緒に動く体の間にあるコネクション、別個の要素なのにそこにあるつながり、そして、生きて動き続け調整をし続ける関係により、大きな構造につながって行く。それこそが私たちの世界を織りなすものです。ビエンナーレに私のビジョンを発表する場を設けてくれたセシリア・アレマーニに感謝しています。またこのプロジェクトに対するオーデマ ピゲ コンテンポラリーのサポートとご理解に感謝しています」
アレクサンドラ・ピリチ(アーティスト)

「セシリア・アレマーニのキュレーションによる今年の国際エキシビションで、ヴェネツィアでアレクサンドラのこの重要な新しいアート作品をサポートできることを光栄に思っています。アレクサンドラの作品は今年のビエンナーレのエッセンスを捉え、自然と想像の世界の双方との私たちの関係について考察を行うものです。「Encyclopedia of Relations」はオーデマ ピゲ コンテンポラリーが支援する初のパフォーマンス作品です。意義ある、継続性をもつコラボ活動を行うアーティストたちをサポートするというこのプログラムの趣旨をよく示しています。セシリアには私たちとのプロジェクトの長い協力関係の中でこのような機会が設けられたことに感謝すると共に、私たちの参加を可能にしていただいたビエンナーレに感謝しています。」
ドニ・ペルネ(アートキュレーター、オーデマ ピゲ コンテンポラリー)



“Born in Le Brassus, raised around the world.”
「ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく」


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https://audemarspiguet.picturepark.com/Go/3DNX8ksb 

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