ル・ローヌ新作「ムーン アヴェンチュリン チタン37mm」が 創立10周年を祝う

 From : LE RHÖNE (ル・ローヌ)


ル・ローヌ新作「ムーン アヴェンチュリン チタン37mm」が 創立10周年を祝う


銀河の彼方、永遠の時の流れに思いを馳せる。マザーオブパールとダイヤモンドの煌めきを放つムーン アヴェンチュリン チタン37mmはル・ローヌの全てのウォッチと同様、COSC認証を取得しています。スポーツシックのコンテンポラリーなスタイル、洗練された仕上げのタイムピースです。


シンプルで読みやすい表示のコンプリケーション。
ムーンフェイズ表示が美しいこのタイムピースはラ・ショー・ド・フォンのセルクル デ ゾルロジェとの提携のもとに開発されました。

ル・ローヌは10年来、スイスのオートオルロジュリー ブランドとして活躍しています。独立系の創造的ウォッチブランド、ル・ローヌは活動的でダイナミックなお客様、カジュアルなライフスタイルで時計愛好家の皆様向けのタイムピースを提供しています。
ル・ローヌのウォッチの部品は100パーセント、ポラントリュイからジュネーブまでの地域で製作されています。ケース、ムーブメント、ダイヤル、ブレスレット、サファイアガラス、仕上げ、ジェムセットなど全てがスイスロマンド地方で設計・製作・組立を行っています。

10年! ある意味で成熟しつつもまだ成長過程にある子供と言えるかもしれません。この10年でル・ローヌは独特のスタイルとエレガンスにより女性にも男性にも好まれるブランドとして成長してきました。

2023年ジュネーブ ウォッチ ウィークとブランドの10周年を記念し、ル・ローヌはレディースコレクション、ムーン37mmの新世代として今回初めてのチタンバージョンを加えました。チタンは堅牢で軽量、さびにくく、塑性が良いバランスのとれたメタルです。


ル・ローヌの世界と銀河系への旅が始まります!

宇宙の彼方に思いを馳せる。永遠のブルーが続く世界。
独立系のスイスブランド、ル・ローヌがはるかな夜空と銀河系のポエジー、月と星、そのパワーを表現してきたのは、CEOのロイック・フロランタンが住む南仏のオートプロヴァンスの晴れた明るい夜空に彼が魅せられていることに関係しているでしょう。

彼が住んでいるのは都市の喧騒から離れた素晴らしい自然の中で、CNRSが管理するサンミシェル天文センターのすぐ近くです。ここには天文台、天文機器、プラネタリウムが完備し夜空の秘密を存分に探求することができます。

何年もの間、夏の夜も冬の夜もリュール山とリュベロン山脈、その麓の世界的に有名なラベンダー畑に彩られた土地で、ロイック・フロランタンはル・ローヌのクリエーションに思いを廻らせてきました。

自らの腕に夜空を再現し、月を間近に見てそのパワーを感じるというのが有名なムーンのデザインの源泉でした。今日、ムーンはデザインを改め、ブランドの10周年を記念するウォッチとして再登場します。


アヴェンチュリンとダイヤモンド、夜空のポエジー

夜。空。広大な空間、星のマジック、目が離せない。夜空の美しさは理想を超える。ル・ローヌは厳密な精神、そしてウォッチのデザインとムーブメントの技術との間の連帯性が時計づくりには必要であり、技術とデザインの挑戦はそのためにあると考えています。

永遠に向かって開いた窓、ダイヤルはアヴェンチュリンガラスでできており、夜空の星のスペクタクルを連想させます。




ベネツィアのガラス職人が集まるムラノ島で17世紀に生まれた魅力的な素材、アヴェンチュリン。もしかしたらずっと前に古代ガラスを作っていたエジプト人たちが持っていたかもしれないアヴェンチュリン ガラス。伝説では、ある職人が銅の切り屑を溶解したガラスの中に「たまたま」落としてしまったことから生まれたと言われます。イタリア語で「偶然に」を表すアヴェンチュリナからその名が生まれたと言います。

このように表面が平らでメタルのように光る細かい粒が混じっている現象を「アヴェンチュレセンス」とも呼びます。ブルーのアヴェンチュリンはどのようにして生まれるかというと、まずガラスをかなり高温で溶解させ、そこに加えた銅酸化物の粒を加えるとガラスの中に溶け込みます。溶け込んだ後にガラス全体をゆっくりと冷却すると、銅のイオンが結晶になります。 

このダークブルーのアヴェンチュリンガラスを使い、ル・ローヌはムーン37mmモデルの大きなダイヤルとしました。


ユニークなムーンフェイズ

このダイヤルは二つの部分で構成された特殊な構造を持っています。一つはアヴェンチュリンの大きなディスクで、天然ホワイトマザーオブパールで月が表現され、これが反時計回りに回転して他と重なることにより月の形を描き出します。もう一つは中央の固定ダイヤルで、数式により計算されたハート形をしています。

センターにはゴールドやクローム、ホワイト スーパールミノヴァ™の細かな粒がちりばめられ、ポエティックな銀河が浮かび上がります。きらめく粒は繊細にちりばめられ、夜空の永遠にも見える深さを感じさせます。

外周のフランジには、太陽系の恒星を思わせる12のダイヤモンドインデックスと分目盛が並びます。時針と分針は中央がやや膨らんだポリッシュ仕上げというル・ローヌ独特のデザインで、タイムピースにフェミニンなタッチを添えています。針の中央にのせられたホワイトのスーパールミノヴァ™により時刻の読み取りは完璧です。

6時位置には、ブランド名の控えめなシグネチャー« Le Rhöne Genève »がゴールドの転写印刷で記されています。ウォッチ全体から、夜空の彼方を思わせる夢のような雰囲気が伝わってきます。


ル・ローヌのコレクションに初登場のチタン

ル・ローヌのムーン アヴェンチュリン37mmは、今日のスポーティエレガンスを体現しています。
37 mmのケースの形はクラシックではなく、直線と曲線を繊細に組み合わせたデザインを新たに微調整したものです。稜線はポリッシュ、フラット面はサテン仕上げでクッション型と八角形の中間のような全体のフォルムを浮き出させ、これがル・ローヌのクリエーションの一目でわかる特徴となっています。

ケースはミドルケース、ベゼル、ケースバック、二つのキャップという5つの要素で構成されています。素材はチタン グレード5(時計製造に使われるチタンの最高級素材)。ケースにラグはなく、チタンのネジを使いエルゴノミックなストラップを固定しています。トーンオントーン カラーのアリゲーター ストラップに、今回初めて交換可能システムを採用しました。

クリップの交換可能システムは大きめのデザインのキャップの下に隠されています。ル・ローヌのこの便利なシステムで、簡単に素早く自身でストラップを交換することが可能になりました。ストラップはチタン グレード5の新しいピンバックルを備えています。

幅広のベゼルの表面は手作業のポリッシュ仕上げで、ミラーのように光を美しく反射します。64個のダイヤモンドをセットした上品なデザインにより、全体に輝きとマジックが生まれます。ル・ローヌは活動的なお客様のためのタイムピースで、このウォッチも5気圧防水です(50m防水に相当)。


ムーンフェイズのほぼ5年という驚くべき精度を セルクル デ ゾルロジェが開発

チタン、アヴェンチュリン、マザーオブパール、ダイヤモンドを使ったムーン アヴェンチュリン 37mmは、スポーティな特徴も備えています(堅牢性、防水性、読みやすさ、エルゴノミー)。これはもちろん2013年以来ル・ローヌが開発してきたウォッチの伝統的な特徴であるデザイン、品質、精度、信頼性、スイスメイド、優れた仕上げの上に積み重ねられたものです。



ムーブメントに関しても同様で、このムーンフェイズ自動巻きコンプリケーションはスイスロマンド地方、ニューシャテルとラ・ショー・ド・フォンの間にあるセルクル デ ゾルロジェで設計開発されました。

見た目はシンプルで面白いようですが、技術的にはとても複雑なこのムーンフェイズは優れた精度を備えています。ル・ローヌはムーンフェイズ表示で4.75年、つまりほぼ5年の精度を誇る数少ないウォッチブランドの一つです。

高い精度を持ちながら機能はとてもシンプルです。溝がはっきりして使いやすいリューズを一度引き出します。これを回すと一度のクリックが一日(周期は29.5日)に相当し、簡単に自身で調整をすることができます。前回の満月の日から何日経過したかを数え、その回数をクリックさせてムーンフェイズを合わせます。


COSC認証取得の自動巻き機械式ムーブメント

ル・ローヌが2017年から使用している信頼性の高いこのキャリバーは、ベルン県のロシーユにあるソプロッド社が開発製造し、COSCの厳しいクロノメトリー認証を取得しているものです。

セルクル デ ゾルロジェの開発によるムーンフェイズのモジュールを加えたムーブメントLR03は、トータル147個の部品で構成され、振動数は28800/時 (4Hz)、パワーリザーブは約42時間です。ムーブメントはコート・ド・ジュネーブ装飾で仕上げられ、さらにル・ローヌのプロペラのデザインのオープンワークを施した双方向回転ローターには、ブランドを象徴する3つの様式化されたRのデザインが見えます。


創立10周年を迎えたル・ローヌ

独立系のスイスブランド、ル・ローヌが2013年に生まれた時、二人の共同創立者、ロイック・フロランタンとティモ・ラジャコスキー(ヴェネズエラの学校時代の同窓生)は、時計を愛しよく知る現代的で活動的な人々のための創造的なオートオルロジュリーというビジョンを持っていました。

ケース、ムーブメント、ブレスレット、サファイアガラス、全ての部品をスイスロマンド地方で100パーセント製造するブランドとして知られるル・ローヌは、2019年以降、全ての製品にCOSC精度認証を取得しています(コンプリケーションを除く)。

2017年に発売されたムーンは、ロードレーサー、ヘドニア、ヴワヤージュ、オロロジーと共にブランドの5つのコレクションの一つです。デザインはブランドのクリエーションの感性を表現し、活動的なウォッチ愛好家、洗練されたリラックスしたライフスタイルを好む人々のためのウォッチです。この個性的なチタンモデルは、モダンで繊細なファッションセンスを持ち、独立系オートオルロジュリーのセレクトな魅力を愛するお客様たちに人気を呼ぶことでしょう。



【仕様】
ムーン アヴェンチュリン チタン 37mm

[ケース]
素材: プチタン グレード5
厚み: 10.3 mm
径: 37 mm
ガラス: サファイア、ケースバック反射防止加工
ベゼル: チタン グレード5、64個のダイヤモンドセット
リューズ: チタン グレード5、ダークブルーのアヴェンチュリンのカボション
防水性: 約50m(5気圧)

[ムーブメント]
LR03
キャリバー: ソプロッド M100、ル・ローヌがCOSC認証取得
機能: 時、分
・コンプリケーション モジュール「ムーンフェイズ」、セルクル デ ゾルロジェが開発
部品数: 147
ルビー数: 25
振動数: 4Hz、または28800振動/時
ローター: ル・ローヌ特製デザイン、ル・ローヌのプロペラ形状のオープンワーク
パワーリザーブ: 約42時間

[ダイヤル]
ダークブルーのアヴェンチュリン、中央に固定、ハートの形
・中央のディスク ダークブルーのアヴェンチュリン、反時計回りに回転
・10時位置のホワイト天然マザーオブパールの円が月を表現
・アワーマーカー フランジに12のダイヤモンドセットインデックス
・分目盛 フランジにバトン型目盛
・針 ポリッシュ、中央にホワイトのスーパールミノヴァ™加工

[ストラップとバックル]
素材:マットなダークブルーのアリゲーター、ステッチが見えず中央が膨らんだ形状
バックル: チタン グレード5

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