パルミジャーニ・フルリエからのW&W新作「トンダPFクロノグラフラトラパンテ」~限定30本の 最高峰マシン(実機画像つき)

 From : PARMIGIANI FLEURIER (パルミジャーニ・フルリエ )



ローズゴールドが放つ圧倒的な存在感に身を包んだ最高級の「機械」。まさにオートオルロジュリーの粋を尽くしたタイムピース。短時間計測に特化した手巻きの『トンダPFクロノグラフラトラパンテ』は、ふたつのコラムホイールに、36,000振動/時(5Hz)で振動するムーブメントを搭載し、卓越したウォッチメイキングの技術が詰まっています。ケース、ブレスレットともに18Kローズゴールド製で、アリゲーターレザーのピンバックルストラップが付属されます。18Kローズゴールド製ムーブメントには、メゾン設立20周年にこのムーブメントを開発したミシェル・パルミジャーニのサイン入りの香箱が収められています。



「時計職人の私にとって、完成度への追求に終わりはありません。パルミジャーニ・フルリエの熟練した技術と芸術表現がシームレスに組み合わせられたスプリットセコンドクロノグラフは、私たちのクラフツマンシップの頂点を象徴しています。このタイムピースの精巧につくりあげられた機構を見るとき、あなたは単に物質を見ているのではありません。何世紀にもわたって蓄積された知識、専門技術、そして情熱の集大成を目の当たりにしているのです。」ミシェル・パルミジャーニ

スプリットセコンドクロノグラフは、この機構カテゴリーを代表するモデルです。二本のクロノグラフ針が重ね合わされていて、中間(スプリット)時間を計測できるように設計されています。1時位置のプッシャーを押すと、二本の針が一緒に回転し始め、4時位置のプッシャーを押すと、上の針が停止し、下の針は動き続けます。4時位置のプッシャーをもう一度押すと、上の針が二本目の針に戻ります。この針の動作から、この機能はフランス語で「rattrapante(キャッチアップ=追いつく)」と呼ばれるようになりました。スプリットタイムは、最初の停止位置で計測されます。この高度な機能は、トゥールビヨンやミニッツリピーターに匹敵する、もっとも複雑な機能のひとつです。



『トンダPFクロノグラフラトラパンテ』のすべてはパフォーマンスです。洗練されたメカニズムに必要不可欠な要素をすべて備えた自社製一体型ムーブメントを搭載。5Hzの高振動数に、クロノグラフ専用とリューズ一体型のプッシャーによるスプリットセコンド機能用の、それぞれ異なる役割を持つふたつのコラムホイール。キャリバーPF361には垂直クラッチがさりげなく組み込まれており、テンプを固定するのは、18Kローズゴールドのクロススルーブリッジです。18Kローズゴールドは、可動部品を保持する構造体全体(地板とブリッジ)にも採用されています。

『トンダPFスプリットセコンドクロノグラフ』のムーブメントは、309個の部品、35個の石、65時間のパワーリザーブを備えた「レーシングマシン」として、統合されたマニュファクチュールの専門性を象徴しています。ダイヤルには、クロノグラフの計測に加えて、タキメーターとパルスメーターの目盛りが記されています。そして、スプリットセコンド針と、リューズ軸の少し上に配置されたカウンターには、異なる色が使用されています。



1/10秒の精度と、展性の高いゴールドを成形する技術は、高級時計の愛好家なら誰もが認める特長です。また、ムーブメントの寿命を最大限に延ばし、衝撃に耐えられるような構造に設計されています。ムーブメントの部品を飾る装飾は、パルミジャーニ・フルリエのオートオルロジュリーの基準に則って仕上げられています。ケースとブレスレットが流れるように一体化したデザインと、ローレット加工のベゼルで縁取られたノンデイトダイヤルのクロノグラフによる高い視認性を兼ね備えていて、トンダPFコレクションの美的要素をすべて網羅しています。

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Watch &Wonders 2023で拝見することができた実機写真をお送りします。


サブダイヤルやパルソメーターは写真から受ける印象よりもかなり控えめに感じます。


一見するとクロノではないと感じるぐらいの思い切ったバランス感覚です。


ゴールドで作られた特別なムーブメントがケースの色合いと調和します。


PFの特徴の一つであるしなやかなメタルブレスレットもゴールドで作られています。




【仕様】
トンダPFスプリットセコンドクロノグラフ
PFH916‒2010002‒200182
価格:22,060,000円(税抜)/24,266,000円(税込)
30本限定モデル

[機能]
時、分、スモールセコンド、スプリットセコンドクロノグラフ

[キャリバー]
PF361 ―自社製手巻きムーブメント
・18Kローズゴールド製
・一体型スプリットセコンドクロノグラフ
パワーリザーブ:65時間
振動数:36,000振動/時(5Hz)
石数:35
部品数:309
直径:30.6 mm
厚さ:8.45 mm
ローター:サテン仕上げのオープンワークブリッジ、面取りされた角

[ケース]
ポリッシュ/サテン仕上げの18Kローズゴールド、ローレット加工ベゼル
直径:42 mm
厚さ:15 mm
リューズ:Ø 7.2mm、ねじ込み式
ガラス: ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル
ケースバックの刻印:シリアルナンバー、”Edition limitée X/30”“PARMIGIANI FLEURIER”、“36’000 Alt/h”
防水:100 m

[ダイヤル]
カラー:プラチナ950
仕上げ:サンドブラスト
インデックス:ハンドアプライド、ロジウム加工の18Kローズゴールド

[針]
時、分:ロジウムプレートの18Kゴールド、デルタ型スケルトン
スモールセコンド、クロノグラフ針:ステンレススティール、ロジウム加工またはローズゴールドプレート

[ブレスレット]
ブレスレット:ポリッシュ/サテン仕上げの18Kローズゴールド、フォールディングクラスプ
ストラップ:ブラウンアリゲーター、18Kローズゴールドピンバックル



【お問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ
03-5413-5745



[Watches & Wonders 2023 パルミジャーニ・フルリエ~純粋であることの真髄]
パルミジャーニ・フルリエは、純粋と革新性の二軸を追求することで、ウォッチメイキングに変化をもたらしています。「純粋」であることは、パルミジャーニ・フルリエのブランドコンセプトであり、創造物のシンプリシティに代表される「ピュリスム」と、精神の明瞭さや雑念の無い状態を示す哲学的な意味の「ピュリティ」を含みます。パルミジャーニ・フルリエが生み出すものは、メインストリームとは対照的で、希少性、意味、フォルム、中身について語ります。それは、2023年のウォッチズ&ワンダーズで発表されるすべての新作コレクションにも共通しています。世界初となるモデルと、プラチナ製の三部作で新たな境地を開拓しつつも、ブランドの精神と本質的な特徴である純粋さ、奥ゆかしさ、ミニマリストな洗練を保っています。そしてそれは、生涯のパートナーとなる時計をつくるため、革新し続けたいという思いに突き動かされています。パルミジャーニ・フルリエは、純粋へのこだわりを創造プロセスの中核に据えながら、機構の見直しによる操作性の向上という、たったひとつの目標を目指しています。
「パルミジャーニ・フルリエの創造的アプローチは、ピュアであるというコンセプトによって導かれています。将来の設計開発のアイデアから最終的なディテールまで、フォルムと機構の両面において純粋さが存在していなくてはなりません。私たちにとってこれは、ブランドのスタイルを定義する絶対的な条件なのです。」グイド・テレー(パルミジャーニ・フルリエCEO)