ショパールチームが今年も走破、 創設90周年を迎えた「世界で最も美しいレース」、ミッレ ミリア2017

 From : Chopard (ショパール )

ミッレ ミリア 2017

 
創設90周年を迎えた「世界で最も美しいレース」をサポートする

ショパールチームが今年も走破


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月22日 ブレシア(イタリア)にて――

1998年よりショパールは、今年で創設90周年を迎えた伝説のクラシックカーレースの祭典「ミッレ ミリア」のオフィシャルパートナーおよびタイムキーパーを務めてきました。2017年5月18日から21日の4日間、440台のレースカーがミッレ ミリアに参加し、ブレシアからパドヴァ経由ローマまでの往路と、ローマからトスカーナ経由でブレシアのスタート地点へ戻る復路で構成された1,000マイル(約1,600km)のコースでしのぎを削り、白熱したレースを展開しました。このイベントでは、1927年から1957年にレースで活躍したビンテージカーのみが参加資格を得ることができます。この伝統に則り、1988年よりミッレ ミリア レースに参加しているのが、ショパール共同社長であるカール‐フリードリッヒ・ショイフレです。自らも熱狂的なカーレース愛好家である彼は、フランス人プロフェッショナルレーサーのロマン・デュマをパートナーに迎え、戦列に参加しました。初参加当時は4台で構成されていたショパールチームは、メゾンの長年の友人でもあるアンドレア・ザガート率いる有名なレーシングチーム・ザガートチームの協力を得て18台のレースカーで構成される大規模なチームとして生まれ変わりました。今年のショパールのスポンサーチームは、参加した14台のレースカーのうち、1台が第3位でゴールを切りました。

 

ミッレ ミリア 2017


5月18日 午後2時30分、ブレシアのヴェネツィア大通り、天候は快晴。第35回ミッレ ミリアレース――“la corsa la più bella del mondo(世界で最も美しいレース)”――の火ぶたが切って落とされました。全行程4日間におよぶこのレースは、ヴェローナ、サンマリノ、ローマ、シエナ、パルマなど30以上の町を巡り、ブレシアの中心地に位置する伝説のレースのスタート地点ヴェネツィア大通りへと戻ります。熱狂的な地元のファンや招待客に見送られながらスタート地点を後にしたドライバーたちへ、コースの沿道を埋め尽くした何千人もの観衆が熱い声援を浴びせる中、レースが展開していきます。「ミッレ ミリアは情熱的なファンに支えられています。彼らは参加するビンテージカーを見に毎年レースに訪れます。他のカーレースイベントでは見られない光景です」と、カール-フリードリッヒ・ショイフレは語っています。ミッレ ミリアは世界各国から集まったクラシックカーの愛好家たちが一同に会する一大イベントで、年々新たな国々からの参加が増えています。伝説のレースでの勝利を目指して、今年は5大陸36か国からレースの参加者が集結しました。

 

今年もカール-フリードリッヒ・ショイフレは、ショパールとポルシェモータースポーツとのパートナーシップに敬意を表し、ポルシェ博物館から借受けたポルシェ 550A スパイダー RSに搭乗しました。伝説のドライバーでメゾンとの長年の友人でもあるジャッキー・イクスから譲り受けたパートナーのシートには、フランス人F1ドライバーのロマン・デュマが着席。カールーフリードリッヒ・ショイフレとチームを組んで、レースに臨みました。1956年に製造されたこのビンテージカーは、モータースポーツの歴史上、最も貴重な一台となっています。彼いわく、「ポルシェ、特に550A スパイダー RSは信頼性が高く、ドライビング操作も楽しめる秀逸なレースカーです」。

 

世界的に有名なテノール歌手でショパールとの親交が深いホセ・カレーラスの息子であるアルバート・カレーラスは、ジョルディ・パスクワルと共に、ショイフレファミリー所有のメルセデスベンツ 300 SLに乗り込みました。

 




香港からは、ショパールの友人であるデイビッド・フーが参加。ショパールチームのフラッグの下、人生最高のレースのひとつとなるミッレ ミリアへの参戦を決めました。

 また、スイスのファッションジャーナリストであり人気ブロガーとしても有名なマリー-シャーロット・ヴァナンティが、彼女のソウルメイトであり、ポルシェのカーコレクターでドライバーでもあるクローディオ・ロッダーロと組んで、ショパールのスポンサーチームに加わりました。二人もまた、ショイフレ・コンビと同じ1957年型のポルシェ 550 スパイダーに搭乗しました。









情熱で結ばれたコラボレーション

チューンナップしたエンジンから発する轟音、焼けつくアスファルトのむせかえる臭い、目まぐるしいスピードに爆発するアドレナリン…。カーレースで体感するあらゆる出来事は、修道院の中にいるかのような静寂が支配する環境の下で営まれるウォッチメイキングのそれとは正に対照的といえるでしょう。しかし、時と対峙する姿勢、ファインメカニカルエンジニアリングへの情熱、そして極度な集中力など、車と時計のどちらの世界においても、細心の注意を払った緻密なインスペクションが必要不可欠であるという観点からは、多くの共通項を見出すことができます。ショパールとミッレ ミリアは、歴史が刻まれた不可分な絆で結ばれています。この絆は、カール-フリードリッヒ・ショイフレのクラシックカーへの真摯な情熱の賜物と言っても過言ではないでしょう。彼の発案によって、1998年にショパールは伝説のミッレ ミリアレースのメインスポンサーとなり、オートモービル界に名を冠した最初の時計宝飾ブランドのひとつとなりました。カール-フリードリッヒ・ショイフレは、この世紀のコラボレーションを当然の結果であると語っています。「美しい車の愛好家は、上質なタイムピースをこよなく愛します。その逆もまた然り。どちらにおいても、スポーティなエレガンスと優れたパフォーマンスが最も大切な要素なのです」。5月17日、ショパールは、メゾンと親交の深いゲストや友人100名を招待して、ブレシアの中心街にある有名レストラン「リストランテ・ラ・ソスタ」でウェルカムディナーを開催しました。

 


翌日、ゲストとドライバーたちは、ヴィットリア・ホテルにある「ショパール レーシングクラブ」に一同に会し、ビンテージカーのエンジン音が鳴り響く熱気みなぎる雰囲気の中、レース前の心躍るひと時を楽しみました。

 

午後2時半ちょうどに、最初の出走車O.M 665 スポーツが、ヴェネツィア大通りのスタート地点のランプから出発しました。これを皮切りに、総勢440台のビンテージカーが続々とスタートを切り、イタリアの美しい景観を走破する1,000マイルにおよぶ伝説のレースの幕が切って落とされました。

 
5月21日の日曜日、最初の出走車が無事にヴェネツィア大通りのスタート地点に帰還し、ゴールを切りました。今年の優勝者は、1931年型のアルファロメオ 6C 1750 GS ザガートに搭乗したイタリアのアンドレア・ヴェスコとアンドレア・グェリーニのチームで、昨年に引き続き2度目の栄冠を手にしました。第2位は、1926年型 O.M. 665 スペルバ スポーツ2000 CCに乗り込んだイタリアのルカ・パトロンとマッシモ・カザーレのチーム、第3位には、ショパールスポンサーチームの3番目のコンビ、ステファニア・ビアッカとジョルダーノ・モッツィのチームが、1933年型アルファロメオ 6C 1500 グランスポーツを駆って、ポディウムを獲得しました。


伝説のレースの開催に合わせて、ショパールから最新の「ミッレ ミリア」ウォッチコレクションが発表されました。今年は3種類のモデルで構成されています:「ミッレ ミリア 2017 レース エディション」、「ミッレ ミリア クラシック XL 90周年 リミテッド エディション」、「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」。

 ミッレ ミリア 2017 レース エディション





ミッレ ミリア クラシック XL 90周年 リミテッド エディション



 
ムーブメント L.U.C 03.07-L


ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ







最後に、ショパールは、トランスポーテーションパートナーとして、ミッレミリアレースのイベント全般にわたり多大なるサポートをいただいたポルシェに感謝の意を表します。

WEBSITE

https://www.chopard.jp/


http://www.1000miglia.it/