パルミジャーニ・フルリエ 新コレクション「トンダ PF スポーツ」発表~グイド・テレーニCEOも駆けつけ葉山の加地邸にてプレミアイベント開催 【実機写真有り】

 From : PARMIGIANI FLEURIER (パルミジャーニ・フルリエ )



パルミジャーニ・フルリエが、日本開催のイベントで 新コレクション「トンダ PF スポーツ」を発表


「トンダPF スポーツのタイムピースは、
パーソナルな自由と楽しみにおける貴重な瞬間に寄り添う理想的なパートナーです。」
グイド・テレーニ(パルミジャーニ・フルリエCEO




現代のスポーティなライフスタイルのために仕立てられたトンダPFコレクションの新しいライン
独自の表現でコレクションを展開するパルミジャーニ・フルリエ。新しいラインの『トンダ PF スポーツ』も例外ではありません。現代のアクティブな生活に合わせて仕立てられた、トンダコレクションを拡充するタイムピースとして誕生した『トンダ PFスポーツ』ラインは、クロノグラフとシンプルな計時機能のみのオートマティック、ふたつのモデルで構成されます。


●画像前列ホワイトダイヤルが「トンダPFスポーツ オートマチック」。右は比較用に置いた「トンダPF」


肩肘張らない自信とエレガントさをまとう『トンダ PFスポーツ』は、審美眼をもつ人の心をつかみます。彼らにとって、スポーツは余暇であり、自由を感じられる、そして日常から離れた静かでパーソナルな楽しみをもたらす瞬間。新しいタイムピースは、スポーティなライフスタイルを送る人の毎日のパートナーとして、平日と週末をシームレスに繋ぎます。


●「トンダPF スポーツ クロノグラフ」


TONDA PF SPORT
スポーティなライフスタイルに寄り添うタイムピース
『トンダ PF スポーツ』には、「オートマティック」と「クロノグラフ」の二種類があります。
どちらも、 18Kのローズゴールド製あるいはステンレススティール製で、既存のトンダPFコレクションの中でも活動的な仲間として誕生しました。直径41mmのオートマティックと、直径42mmのクロノグラフは、両方ともとても着け心地が良く、手首でもカフスボタンの下でも馴染みます。PFコレクションの流れを汲んでいるのは明らかですが、新しいタイムピースの微細なディテールが、カジュアルでスポーツシックな特徴を描きだしています。『トンダ PF スポーツ』の主なシグネチャーは、ベゼル、ダイヤル、ストラップにあります。



既存のトンダ PFモデルのローレット加工のベゼルには225本の刻みが入っているのに対して、新作モデルのベゼルには160本の刻みが入っていて、より大胆な光の反射やよりスポーティな表情を際立たせています。ダイヤルは、職人の手で彫られた「クル・トリアンギュレール」パターンのギョーシェで飾られています。ギョーシェは、何世紀も前からある職人技術ですが、表面にゆたかな質感の装飾を施し、さまざまな角度から降り注ぐ光の効果を高めることができます。アプライドアワーマーカーには、ブラックのスーパールミノバが塗布されています。シンプルですっきりとしたデザインのダイヤルは、完璧な視認性を確保し、クロノグラフの「パンダ」スタイル(白地に黒のサブダイヤル)は、主要な情報を読み取りやすくします。質感のあるストラップは、職人の手でつくられハンドスティッチが施されたコーデュラ加工のラバー製。ラグの間に固定する部分がシームレスで、ケースと一体化しているような印象を与えます。どちらの時計も100m防水です。

パルミジャーニ・フルリエは、慎み深さを美徳としています。そして、トンダPFの美学に則り、ロゴと日付窓はいずれもとても控えめにデザインされています。小さなPFエンブレムは12時位置に、日付窓は自動巻きでは6時、クロノグラフでは4時半に配置されています。


卓越した技術力が適合したスポーティシックな美観
もちろん、パルミジャーニ・フルリエの精神を受け継ぐこの新作は、技術的なコンテンツにも一切の妥協はありません。
『トンダ PF スポーツクロノグラフ』は、キャリバーPF070を搭載。垂直クラッチ内蔵のコラムホイールクロノグラフ機能がついた高振動(5Hz– 36,000vph)自社製ムーブメントで、 COSC(スイス公式クロノメーター検定機関)の精度認定を受け、65時間のパワーリザーブを備えています。『トンダ PF スポーツオートマティック』は、自社製ムーブメントのキャリバーPF770を搭載。ダブルバレルで60時間のパワーリザーブを備え、4Hz– 28,800vphの振動数で動作します。

他のPFキャリバーと同様に、ムーブメントとその部品はすべてメゾンのアトリエで設計、製造、組み立てが行われています。サファイアケースバックから見えるムーブメントは、面取りされた角とコート・ド・ジュネーブ装飾で美しく仕上げられ、パルミジャーニ・フルリエに特徴的な22Kピンクゴールド製のスケルトンローターを備えています。

パルミジャーニ・フルリエの精神にぴったりとはまる『トンダ PFスポーツクロノグラフ』と『トンダ PFスポーツオートマティック』は、スポーティな装いと、PFコレクションの洗練を忠実に再現した個性的な時計です。日常を抜け出し、よりアクティブな余暇を過ごすためにデザインされたタイムピースは、フォーマルとインフォーマルの境界線を曖昧にするモダンシックの典型であり、十分なパワーリザーブは、セーリングや少し長めの逃避休暇でも、巻き上げを必要としません。



未来の純粋主義者のために。
「時計の真のラグジュアリーは、 その素材だけでなく、時を超越した感動を 呼び起こすことにあるのです」ミシェル・パルミジャーニ



TONDA PF SPORT CHRONOGRAPH
トンダPFの美的コードを包容するデザイン

  • トンダPFコレクションの新しいライン『トンダ PFスポーツクロノグラフ』
  • 『トンダGT』ラインに代わり、2021年の最初の「PF」モデルのローンチ時に定められた美的コードに則って、ケース、ダイヤル、ブレスレットがより現代的にリフレッシュ
  • ローレット加工のベゼル:トンダ PFよりも刻みを強調し、よりスポーティな雰囲気を演出(トンダ PFの220に対し、160の刻みを採用)
  • GTクロノグラフのダイヤルを控えめかつエレガントにアレンジ。大型のデイトを取り除きPFロゴのスペースを確保、インデックスを短く、フランジを小さくしてギョーシェのスペースを拡大。ブラックのルミノーバとコントラストを効かせたカウンターで、スポーティな印象を継承
  • 控えめで微細にリサイズされた「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
  • 5Hzの自社製一体型クロノグラフムーブメント、COSC認定、65時間パワーリザーブ
  • このラインのためにデザインされた新しいローター:伝説的なフェラーリ250GTOのステアリングホイールが着想源で、よりスポーティなタッチ
  • スポーティな雰囲気でも揺るぎない気品
  • 新しいストラップ:防水性を高めるためにラバー製ながらも、テキスタイルのような質感でスポーティルックを演出。レザーストラップのようなサドルスティッチで洗練されたエレガンスを表現

【仕様】
トンダ PFスポーツクロノグラフ
TONDA PF SPORT CHRONOGRAPH

機能:時、分、スモールセコンド、日付表示、クロノグラフ

PFC931-1020001-400182(ステンレススティール)



ダイヤル
・カラー:シルバー&ブラック    
・仕上げ:「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
・インデックス:ハンドアプライド、ロジウム加工の18Kゴールド、ブラックの夜行塗料付き


・時分針:ロジウム加工の18Kゴールド、ブラック夜行塗料付き、デルタ型スケルトン
・クロノグラフ/スモールセコンド針:ロジウム加工のステンレススティール

ケース:ステンレススティール
ポリッシュ/サテン仕上げステンレススティール、ローレット加工ベゼル
・直径:42mm
・厚さ:12.9mm
・リューズ:Ø6.5mm、ねじ込み式
・ガラス:ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ケースバックの刻印:シリアルナンバー、“PARMIGIANI FLEURIER” – “36’000 Alt/h”
・防水:100m

ストラップ
・カラー/素材:ブラックラバーストラップ
・バックル:ステンレススティールフォールディングクラスプ



PFC931-2020001-400182(ローズゴールド)

ケース
ポリッシュ/サテン仕上げの18Kローズゴールド、ローレット加工のベゼル
・直径:42mm
・厚さ:12.9mm
・リューズ:Ø6.5mm、ねじ込み式
・ガラス:ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ケースバックの刻印:シリアルナンバー、“PARMIGIANI FLEURIER” – “36’000 Alt/h”
・防水:100m

ダイヤル
・カラー:シルバー&ブラック
・仕上げ:「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
・インデックス:ハンドアプライド、18Kローズゴールド、ブラック夜行塗料付き


・時分針:18Kローズゴールド、ブラック夜行塗料付き、デルタ型スケルトン
・クロノグラフ/スモールセコンド針:ローズゴールド加工のステンレススティール

ストラップ
・カラー/素材:ブラックラバーストラップ
・バックル:18Kローズゴールドフォールディングクラスプ




TONDA PF SPORT AUTOMATIC
日常を抜け出してアウトドアへエスケープするタイムピース
  • トンダPFコレクションの新しいライン『トンダ PF スポーツオートマティック』
  • 『トンダGT』ラインに代わり、2021年の最初の「PF」モデルのローンチ時に定められた美的コードに則って、ケース、ダイヤル、ブレスレットがより現代的にリフレッシュ
  • ローレット加工のベゼル:トンダPFよりも刻みを強調し、よりスポーティな雰囲気を演出(トンダ PFの220に対し、160の刻みを採用)
  • GTの3針モデルのダイヤルを控えめかつエレガントにアレンジ。大型のデイトを取り除きPFロゴのスペースを確保、インデックスを短く、フランジを小さくしてギョーシェのスペースを拡大。ブラックのルミノーバとコントラストを効かせたカウンターで、スポーティな印象を継承
  • 控えめで微細にリサイズされた「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
  • 直列のダブルバレルを搭載した、60時間パワーリザーブの自社製ムーブメント
  • このラインのためにデザインされた新しいローター:伝説的なフェラーリ250GTOのステアリングホイールが着想源で、よりスポーティなタッチ
  • スポーティな雰囲気でも揺るぎない気品
  • 新しいストラップ:防水性を高めるためにすべてラバー製ながら、テキスタイルのような質感でスポーティルックを演出。レザーストラップのようなサドルスティッチで洗練されたエレガンスを表現

【仕様】
トンダ PF スポーツオートマティック
TONDA PF SPORT AUTOMATIC
機能:時、分、秒、日付

PFC930-2020001-400182(ローズゴールド)

ダイヤル
・カラー:シルバー
・仕上げ:「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
・インデックス:ハンドアプライド、18Kローズゴールド、ブラック夜行塗料付き


・時分針:ロジウム加工の18Kゴールド、ブラック夜行塗料付き、デルタ型スケルトン
・秒針:ロジウム加工のステンレススティール

ケース
ポリッシュ/サテン仕上げの18Kローズゴールド、ローレット加工のベゼル
・直径:41mm
・厚さ:9.8mm
・リューズ:Ø6mm、ねじ込み式
・ガラス:ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ケースバックの刻印:シリアルナンバー、“PARMIGIANI FLEURIER”
・防水:100m

ストラップ
・カラー/素材:ブラックラバーストラップ
・バックル:18Kローズゴールドフォールディングクラスプ


PFC930-1020001-400182(ステンレススティール)

ダイヤル
・カラー:シルバー
・仕上げ:「クル・トリアンギュレール」ギョーシェ
・インデックス:ハンドアプライド、ロジウム加工の18Kゴールド、ブラック夜行塗料


・時分針:18Kローズゴールド、ブラック夜行塗料付き、デルタ型スケルトン
・秒針:ローズゴールド加工のステンレススティール

ケース
ポリッシュ/サテン仕上げのステンレススティール、ローレット加工のベゼル
・直径:41mm
・厚さ:9.8mm
・リューズ:Ø6mm、ねじ込み式
・ガラス:ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ケースバックの刻印:シリアルナンバー、“PARMIGIANI FLEURIER”
・防水:100m

ストラップ
・カラー/素材:ブラックラバーストラップ
・バックル:ステンレススティールフォールディングクラスプ


TONDA PF SPORT自社製ムーブメント

MOVEMENT PF770

『トンダPFスポーツオートマティック』には、キャリバーPF770の自社製自動巻きムーブメントを搭載。直列に配されたダブルバレルが60時間のパワーリザーブを供給。この心臓部は、面取りやコート・ド・ジュネーブ装飾の表面など、最高峰の仕上げの基準を満たしています。ローターは22Kローズゴールドで、スケルトン加工されサンドブラスト仕上げが施されています。


【パワーリザーブ】60時間
【振動数】28,800振動/時(4Hz)
【石数】29
【部品数】179
【直径】26.2mm
【厚さ】3.9mm
【装飾】コート・ド・ジュネーブ、面取りされた角
【ローター】22Kローズゴールド、 ポリッシュとサンドブラスト仕上げ、スケルトン
【搭載モデル】TONDA PF SPORTオートマティック


MOVEMENT PF070-COSC
『トンダPFスポーツクロノグラフ』のテンポは、キャリバーPF070のCOSC認定自社製自動巻きムーブメントが駆動します。コラムホイールと毎時36,000(5Hz)の高振動で、65時間のパワーリザーブを保持する一体型クロノグラフ。サテン仕上げのオープンワークブリッジと職人の手で面取りされたエッジを覆うのは、22Kローズゴールドのスケルトンローター。



【パワーリザーブ】65時間
【振動数】36,000振動/時(5Hz)
【石数】42
【部品数】315
【直径】30.6mm
【厚さ】6.95mm
【装飾】サテン仕上げのオープンワークブリッジ、手作業で面取りされた角
【ローター】22Kローズゴールド、ポリッシュとサンドブラスト仕上げ、スケルトン
【搭載モデル】TONDA PF SPORTクロノグラフ、TONDA GT クロノグラフ



「空の美しさは、つねに私にとってのインスピレーション源です。
その色と、一日を通して光が変わっていく様子にいつも感動します。
これは、美しさとタイムレスなものをつくり出すという意味で
私が時計のデザインに取り込もうとしている要素です。」

ミシェル・パルミジャーニ(創業者/時計師)

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世界に先駆け、ローンチとワールドプレミアイベントが神奈川県逗子の葉山 加地邸にて行われ、PFコレクションを手掛けたグイド・テレーニCEOも駆けつけました。



アンベールし、コレクションを紹介するグイド・テレーニCEO

日本はパルミジャーニのブランド哲学をよく理解し、支えてくれていたという事から今回開催地に選ばれたようです。



葉山 加地邸は著名な建築家フランク・ロイド・ライトの薫陶を受けた建築家、遠藤新によって設計された個人邸宅で、登録有形文化財に登録されています。

全てがまとまっている「全一」と言う遠藤の建築コンセプトに基づき、建物だけではなく内部の家具や照明機器なども調和するように設計され、建物全体での空間の調和・人の動きの流れと交流を実現した建物とされています。


専用設計の照明、部屋ごとに微妙に仕様が異なる


吹き抜け

現在、修復・改築が行われて遠藤の考えを最大限生かしつつ近代化され、一棟貸しの宿泊施設として利用することが出来るようになっています。

ここを選んだ理由は、パルミジャーニ自体がシンパシーを感じる建築デザインとの親和性、そして古い建物であっても修復しながら使い続けるという精神性が修復出身で「神の手」と評されるミシェル・パルミジャーニの哲学と合致したことで「ほかの候補地を見ることなく」決定したとのこと。


緑青が浮かぶ銅製の屋根

トンダGTがスポーティ、トンダPFがドレスウォッチ的な性質を持っていたのに対し、トンダPFスポーツはその中間に位置するようなキャラクターを想定しており、アクティブに使えるようにストラップはラバーが採用されています。

トンダPFスポーツの「スポーツ」は陸上競技や自動車レースなどのコンマ数秒を競う、と言うシリアスな意味の「スポーツ(競技)」ではなく、日常から離れてアウトドアやセーリングなどのマリンスポーツを楽しむような「スポーツ」を想定しており、余暇を楽しむための時計、と言えそうです。
競技ではない、という精神性を表している一例は10振動の高性能クロノグラフであるトンダPFスポーツであっても平均速度を求めるためのタキメータースケールは省かれている、という点にも表れていると感じます。
着けたまま水にはいったり泳いでも大丈夫な100m防水を備えた頑丈なレジャーウォッチとしてガンガン使うのが良いでしょうか?



トンダPFと比べるとベゼルのデザイン(ローレット数が256本から160本に)と素材(ステンレススティールモデルのベゼルがプラチナからステンレススティールに)されたことが全体の印象としてかなりの差を生んでいることが分かります。
また、文字盤の色も濃色から淡色のシルバーに変更されているのも聞いていると感じ、是非実機で比較してもらいたいポイントです。



クロノグラフの定番デザインの「パンダ」文字盤はカウンターサブダイヤルが同色だったトンダPFよりもより軽やかなイメージを連想させます。



ギロッシェの入れ方や凹凸の取り方が異なっていること、日付が同色かあえてコントラストを強調するか、という違いがみられます。
日付を4時30分に配置しながら、傾けていない、と言うのも珍しいポイントかも知れません。



オフタイムを楽しむ「スポーツ」と言うコンセプトではありますが、ドレスとしても充分使えそうです。



トンダGTでゴールドが登場していたPFの黄金楕円を意匠化したDバックルは今回ステンレススティール版も登場。
付け外しは快適です。



パルミジャーニ(ヴォ―シェ)が誇る10振動クロノグラフキャリバー。
1/10は0.1秒なので、「キリ」のよい計測が可能になります。



気合の入ったワールドプレミアで、新コレクション、トンダPFスポーツにかけるパルミジャーニの意気込みが感じられました。