時計愛好家の絆、晩秋の薩摩に集う

 By : KITAMURA(a-ls)

当ニュースサイトのレギュラーブロガーであるAy&Ty さんが主宰されてきた「Ay&Ty Style Party」、それはまさに、OFF会の究極とも言うべき愛好家の集いでしたが、今年年頭のジュネーブの集いを持って、ひとつのけじめとしたのは御本人も書かれている通りです。

https://watch-media-online.com/blogs/460/

私事で恐縮ですが、わたしは第一回目から「Ay&Ty Style Party」のお招きにあずかり、ゲストとしては唯一の全会連続出席だったのですが、なんと最後のジュネーブ会に、しかもSIHH取材でジュネーブにいたにもかかわらず、スケジュールの関係で出席することが出来ず、本当に残念な想いでいたところ、この「Ay&Ty Style Party」のスピリットを受け継ぐOFF会が開かれるということで、参加してまいりました。。。。。桜島を懐にいただく錦江湾を臨む、鹿児島へ!!


●車中よりみた桜島

ま、重なるときは重なるもので、最初はドバイウィークに行くつもりが、リシャール・ミルの「Sound Of ENGINE 」と重なることがわかり断念、そこにこの鹿児島OFF会の連絡があったので、リシャールさんのはファミリーの友人に取材を託して、覚悟の日帰り旅を敢行!!

でも、ほんとうに来てよかったと実感!!!!

Ay&Tyさんと幹事さんとの綿密なお打合せの結果でと拝察しますが、 東京に偏ることなく、ただ時計を並べるだけでもなく、同好のみなさんとの精神的かつ文化的な、まさに真の意味での交流をはかっていきたいというイメージに溢れていて、時計以上に、鹿児島のみなさまの魅力と鹿児島愛に触れることのできた、とても印象深い旅となったからだ。

まず集合場所が仙巌園。世界遺産である旧集成館反射炉跡を内包する庭園で、言うまでもなく薩摩・島津家ゆかりの名園で、しかも到着早々、その一部を貸切状態にして、島津家の御当代・第三十三代忠裕氏から島津家約900年の歴史を直にレクチャーしていただけるというすごい企画が!!

●貸切のレクチャー会場




●こちらもきっとスケジュールのやりくりに苦労したに違いないが、このOFF会を選んでご参加のクロノス広田編集長。さすが愛好家に最も近い目線を持つ御方である! 
 
続いて尚古集成館(薩摩切子工房見学)も磯庭園もガイド付き、現代のお殿様の肝煎りのおかげに違いないが、入れない場所やら写真とれない場所も全部OKだった気が・・・。


そしてお食事は、御殿内の通常は入室禁の間で、山海の鹿児島名産ずくし&超貴重焼酎(3M) with 島津家お殿様の御陪席・・・幹事を務めていただいた鹿児島の御仁のお力&ご尽力がうかがえる素晴らしいご歓待を受けました!!!




さて、食事中、そこかしこで部分的に繰り広げら得れていた時計談義。







そして〆のお食事前に、いよいよ集合ショットと相成り。
式台の上に時計が並び始める・・・・。

いろいろと試行錯誤で並べ直しまして・・・


どぉぉぉぉ~ん!!


全部にピントが来るわけもないので、ここからは部分撮影で。


ノーチラス一門




今回の最大派閥となっていたFP.ジュルヌ


ランゲとAP。
しかし2007~10年当時は並べられた時計の半数近くがランゲだった記憶があるが、ちょっと寂しいぞ“わが陣営”!









このOFF会は、これからもいろいろな地域の時計愛好家と、時計を通じて様々な形での交流を結ぶようなOFF会として継続していきたいということですので、楽しみです!!