ドイツ時計『 D.ドルンブルート & ゾーン 』のイベントレポート at 小柳時計店 by haru

 By : Guest Blog

ゲストブロガーのharuです。
今回は奈良の『小柳時計店 』さんで開催された、ドイツ時計『 D.ドルンブルート & ゾーン 』のイベントレポートになります。

 

11月30日 17時スタートでした!

 

まず最初に小柳社長の挨拶から始まり、今回、日本でのイベントにあわせ初来日した『 D.ドルンブルート & ゾーン 』の ディルク・ドルブルート氏が紹介されました!

『 D.ドルンブルート & ゾーン 』は今年20周年を迎えたドイツの時計メーカー、時計師である父「ディエルテ」と息子「ディルク」により1999年から時計製作を始められています。



社歴などをディルク・ドルブルート氏から説明を受けました!
1999年に ディルク 氏 が父親に自作の時計をプレゼントしたのが、『 D.ドルンブルート & ゾーン 』の始まりで(上の画像・下段左)、それ以前は時計の修理などを行っていました。 



ドイツらしいデザインによって仕上げられた時計は、CNC工作機などの現代の先端技術械に頼らず、昔ながらの伝統的な工作機械を駆使する手仕事を中心とした製作方法で、年間の生産数量は120本程度です。
上野画像左上は、『 D.ドルンブルート & ゾーン 』に従事する従業員総員を一人一人、説明しています。


写真下は左側から順番に

 

・2002年「キャリパー99」ユニタスベース 直径37mmで 42mmのケースに搭載されています。

・2012年「キャリパー2010」自社ムーブメント(厳密にはひげゼンマイなど設備面で困難な部品を除くと、95%が自社で作られています。)
このムーブメントの特徴は、巻き上げ過ぎを防ぐ機構が組み込まれています。(特許機構) 直径34.3mm パワーリザーブ52時間、ダブルの香箱を搭載しゼンマイのほどける力を絶えず一定に、駆動時間の最初から最後までトルクが最善に出力になるように考えられています! 38.5mmのケースに搭載されます。

・2018年「キャリパー2016」自社ムーブメント ユニセックス可能な31mmのケースに搭載されるムーブメントです。
ムーブメントの解説をして頂きました。


ここからは実際に時計を見ながらディルク氏から説明と質問タイムに移行しました!
レギュラー品からオーダー可能な商品が沢山並びました!



価格ですが、キャリパー99で ¥740000-(税別)ぐらいから~パワーリザーブ付きやGMT機構付き等… 種類が豊富ですのでお店に問い合わせてみてください。

文字盤はジャーマンシルバーから真鍮、セラミックスまで幅広く選ぶ事が可能です。サンプルの文字盤と、文字盤の製造過程5段階に分けたもの(写真下)



こちらは『 D.ドルンブルート & ゾーン 』創業20周年記念モデル、特別な文字盤と、万年筆がセットになり各20本の限定販売になります。(SSと18K)


キャリパー2010搭載、特許機構の歯車の1部分(写真下 左側)


31mm モデル プリント(白顔・黒顔)とシェル文字盤(写真中)


シェル文字盤で 本体価格 ¥830,000-  黒文字盤 本体価格¥740,000- 

そして時計を確認した後、ディルク氏が歯切り機の実演タイム、工房で使っている物をカバンに詰め込み今回の来日に持参して下さいました!



この後、イベント参加者全員が歯切り体験を致し歓談タイムに! 軽くお食事やワインなどを頂きながら改めてゆっくりを時計を拝見させて頂きました♪



今回の時計は、
12月7日に日本橋三越で開催される カスタム オーダー イベントに展示されます。
是非とも会場で時計を手に取り『 D.ドルンブルート & ゾーン 』の良さを確認してみて下さい!
(詳細→ https://watch-media-online.com/shop_news/2751/ )



ディルク氏・関係者の皆様・小柳社長、楽しく貴重なお時間をありがとうございました。


小柳時計店
https://www.koyanagi-tokei.com/index.html