フィンランド出身の独立時計師サルパネヴァが、ムーミン生誕75周年を記念してコラボレートモデルを製作~小柳時計店にてその実機を拝見 by haru

 By : Guest Blog




ムーミン生誕75周年を記念して、ムーミンと同じフィンランド出身の独立時計師サルパネヴァがコラボレートモデルを製作、その実機を小柳時計店で拝見してきたレポート by haru

 

ムーミンの原作は、フィンランド出身の作家トーベ・ヤンソン(1914年~2001年)が、1945年にスウェーデン語で小説や絵本で著された『小さなトロールと大きな洪水』が始まりで、彼が幼少の頃弟と口喧嘩で負けた時に悔し紛れに自宅のトイレの壁に書いた『SNORK(醜い生き物)』がムーミントロールのルーツとされており、“トロール”とは妖精を意味しています。 日本では1969年(昭和44年)よりアニメとして『ムーミン』が放送され、房のついたしっぽと丸くて白い体が、動物なのか妖怪なのか不思議なキャラクターに、日本のみならず世界中の人々が魅了されています。  

 


独立時計師 ステファン・サルパネヴァ 

1970年フィンランドのツルクにて生まれ、1992年にフィンランドにあるタピオーラ時計製作学校を卒業後スイスへ渡り、 スイスの時計学校、ピアジェ、パルミジャーニ・フルリエ、ヴィアネイ・ハルター氏の工房ジャンヴィエ.SA、クリストフ・クラーレの制作依頼などを受けながら 2004年に独立、フィンランドでサルパネヴァ・ウォッチを立ち上げました。
ケースのデザインから製作まで自身で行い、年間25~26本というわずかな数は、殆どが彼自身の趣向的作品である。
硬質ステンレスの塊から削り出し、文字盤なども自身で製作する等の作風は"モノブロック構造"の独特な世界を作り出し、フィンランド国内は勿論、スイスやアメリカ等世界各国のコレクターをも魅了している独立時計師が、今回ムーミンとのコラボレーションウオッチを製作しました!
各色25本×3モデル、合計75本限定。

シルバー(スティール)針



3層のスチールダイヤルをスケルトン加工し、8種類のスイス製Super-Luminova®を独自の配色の組み合わせで演出されています。



光を受けるとほんのりと色付きます。

文字盤も立体感があります。

裏蓋にはサルパネヴァのトレードマークの顔とムーミンの刻印が入ったSSケース。


ゴールド針

針がゴールドになると印象もかなり変わります。

 

ムーブメントはSoprod A10 Calibre 28800 mph 


ブルー(スティール)針

10気圧防水



ケースサイズは38.7mm

 

3層の文字盤、自動巻きですが厚さ8.9mmの薄型に仕上がっています。

尾錠もしっかりとした厚みのある仕上がりです。


ブラックライトを当てると夜光塗料が光ります、
しかし太陽光の強い光だとさらにオレンジ色の夜光が光だすそうです…

残念ながら見れていませんが、もっと残念なことですが… 
日本に入荷は4本のみ…

 

そしてその全てが販売済み… 完売だそうです!

なので、サルパネヴァの通常ラインナップから!




プライベートブランド S.U.F


代表作 コロナのダイバータイプ

 コロナ RGモデル




サルパネヴァの個性的なラインナップはお店に展示されていますので、
ご興味のある方はお問い合わせして下さい。

 

 【お問合せ】
小柳時計店
〒634-0804 奈良県橿原市内膳町1-3-10
0744-22-3853 

https://www.koyanagi-tokei.com/ 
 



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