セイコー 2021年新作総まとめ ~ 実機画像レビュー#4 (最終回)

 By : KIH

最期を飾るのは、
銀座の街をイメージした140周年モデルと、プレザージュによる初の琺瑯ダイヤル レディースウォッチだ。どちらも2021年を象徴する作品と言える。



1.セイコー創業140周年念限定モデル
ブランド横断的に、同じデザインコンセプトで作られた特別なモデル、順番に改めて紹介していこう。

プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン - SBDC151

色は、想像してい以上にきれだ。緑ともいえず青ともいえず、何とも言いようのない微妙な色に仕上がっている。


38㎜。世界限定3500本


プレザージュ Style60's - SARY207




40.8㎜。世界限定4000本


アストロン ソーラー電波モデル - SBXY023

なかなかシックな色で落ち着きがある。この写真では良く見えないが、タイル状の文字盤は上記2モデルと同様。


41.3㎜。日本限定300本。比較的高機能でこの大きさに収まるよう大きく進化している点にも注目したい。

ウェブサイト上の特設ページはこちら;
https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/140th_limited_3rd/


2. プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 琺瑯ダイヤルモデル
同社初のレディース用琺瑯ダイヤルモデル。2つのレギュラーモデルと1つの限定モデル。

レギュラーモデル SRRX001


レギュラーモデル SRRX002


限定モデル SRRX004 ~ 世界限定1000本(うち、国内300本)


いずれもケースサイズは34.3㎜。男性がつけてもいいくらいだ、などと思ったが、リューズの先端にはダイヤが入っており、そこは個人的にはムズカシイな、と。琺瑯ダイヤルは、セイコーの十八番であり、柔らかな温かみのある仕上げに映る。

共通のキャリバーは6R31、日付ナシでシンプルな構造。

ウェブサイト上の特設ページはこちら;
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/special/craftsmanship-ladies/



ここまで、数回にわたりセイコーの2021年新作の実機をご紹介してきた。これですべて網羅したということではないが、主なモデルはセイコーさんのご好意により網羅させていただいた。しかし、まだまだこれから出てくるのではないか、という予感もする。今年の大成功以上に、来年の大いなる飛躍を期待したい。

グランドセイコーの2021年新作実機レビューと共に、楽しんでいただければ幸いである。

最後に、セイコーウォッチの皆様、今回も本当にありがとうございました!