和光 時計塔の竣工90周年を祝う、特別な限定モデルを製作~セイコーのcal.6898搭載・35mm径のドレスウォッチ

 By : KITAMURA(a-ls)

日本のラグジュエリーを象徴する銀座をビジュアルで表すとき、それがニュース番組であろうと、ドラマであろうと、エンターテイメントであろうと、ほぼ必ず映し出される建物がある。それが和光だ。

時計塔を備えたネオ・ルネッサンス調の建物を見た瞬間、おそらく日本人の99%が、その場所が銀座であることを認識できるほど、まさに銀座のシンボルといえる和光のビルディングは、1932年、関東大震災という未曽有の災害後に、服部時計店(SEIKOの前身)の本店として竣工され、復興のシンボルとして日本人の心を勇気づけた。

SEIKOからの発祥であるだけに、和光の象徴はその大きな時計塔である。
かつて映画の「ゴジラ」内で破損されたりもしたが(後に和解)、とにかく有名な銀座のランドマークだ。

過去、時計塔の竣工60年を迎えた1992年以降、10年ごとに記念モデルが発売されてきたが、今年2022年はその竣工から90年を迎えるのに加え、株式会社和光の創立75周年にもあたるという二重のアニヴァーサリー・イヤーということで、とても特別な腕時計、「【銀座・和光】WAKOウオッチ 時計塔90年限定モデル」の製作が発表された

WAKOブランドであるが、当然、心臓部分はSEIKO製で、極薄手巻ムーブメントcal.68シリーズのcal.6898を搭載している。
最近はなかなかお目にかかれない、35mm径という"通好み"なサイズも魅力ではないだろうか。

以下、プレスリリースを引用する。



【銀座・和光】WAKOウオッチ 時計塔90年限定モデル、2月24日(木)ご予約承り開始

銀座のランドマークとして知られる和光本館。その時計塔は二代目で、1932年に竣工されました。今年2022年はその竣工から90年であるとともに、株式会社 和光が設立されて75年という年でもあります。

WAKOウオッチ 時計塔90年限定モデル(50本限定)


税込¥900,000 (取り扱い:本館1階)
(手巻、SS、日常生活防水、ケース直径35mm、チャコールグレーと紺のクロコダイル革ベルト付き)

◎2月24日(木)ご予約承り開始
  4月28日(木)発売予定

◎ボックス サンセバスチャンのウオッチケース(限定カラー・グレー)をプレゼント。

これまでに時計塔60、70、80年の竣工の節目ごとに限定モデルを作ってきたWAKOウオッチ。
今回は本館の外壁に使われている御影石をイメージした文字盤で、インデックスには一部にアラビア数字を用いたおしゃれなデザインです。「エレガントでどのような装いにも合わせやすい薄い腕時計が欲しい」というお客様のお声に応えるべく、セイコーの最高峰ドレスウオッチで用いられている極薄手巻ムーブメントcal.68シリーズから、小秒針付き仕様のcal.6898を搭載しました。このキャリバーは厚さわずか1.98mmで、熟練の時計師でも1日に1~2個しか組み立てられません。

裏蓋のガラス面には「CLOCK TOWER 90TH ANNIVERSARY」の文言と本館のイラストを金色蒸着でプリント。ムーブメントの心臓部を隠さないよう、プリント位置にもこだわっています。No.**/50のシリアルナンバー入りで、特別感のある仕上がりに。

(以上プレスリリースから引用)


さてここで改めて、和光について触れておくと、もともと輸入時計・宝飾品の販売店から始まった服部時計店の販売部門が独立し、1947年に現在の和光が株式会社として創設されている(なので、前述したように今年が創立75周年となる)。
つまり、服部時計店の販売部門を基礎として設立されているので、和光で売られているのはSEIKOブランドの時計だけではないのである。他ブランドの高級時計をはじめ、ジュエリーなどの宝飾品、紳士・婦人用品、陶磁器などの室内装飾品まで、数多くの高級品が扱われている。

ということで、時計塔90年・会社設立75年を迎えるメモリアル イヤーの今年、時計以外にも、様々な「時計塔90年限定品」が用意されている。そのプレスリリースもここに併せて引用しておこう。


銀座のランドマークとして知られる和光本館。その時計塔は二代目で、1932年に竣工されました。今年2022年はその竣工から90年とともに、株式会社 和光が設立されて75年という年でもあります。このメモリアルイヤーの2月に発売される時計塔90年限定品をご紹介いたします。


マウロ・ゴベルナ バッグ 時計塔90年限定品

各 税込¥132,000(牛革、17×28×マチ12cm、スカイブルー、ラベンダー、ピンク、ほかに黒、紺、ライトグレー、アイボリー、オーク、黄緑、取り扱い=本館3階)
 ◎2月24日(木)発売予定

マウロ・ ゴベルナは、1985年にイタリア・パルマで誕生したレザーブランド。革本来の美しさを最大限に生かす職人技術と妥協のないもの作りに定評があり、和光が信頼を寄せるブランドのひとつです。和光とは30年以上の取引があり、近年は和光だけの「エクスクルーシブモデル」を共同開発、展開しています。
以前販売したシンプルで軽量、使い勝手が良くエレガントな所作に繋がるデザインを、90年にちなみ、春らしい新色含め9色でご用意しました。
このバッグを作る時に出た余り革を生かして作った特製のバッグチャームが付きます。
関連催事:マウロ・ゴベルナ バッグコレクション 2月24日(木)~3月23日(水) 本館3階



高野秀德 作 江戸切子 ロックグラス「街の顔」 時計塔90年限定品

税込¥55,000(クリスタルガラス、口径8×高さ9cm、取り扱い=本館地階)
◎2月24日(木)発売予定

この色合いは江戸切子では人気の色ですが、それ以上に限定品として特別な意味が込められています。1つは、青みがかったガラスでできた時計塔の文字盤から。2つ目は、新型コロナウイルス感染拡大で不安を感じている人々の気持ちが青空のように晴れますように、という作家の想いです。



時計塔の文字盤のように4面にカットが入っており、伝統的な文様である菊繋ぎと籠目が交互にデザインされています。 下部の縦菱(千本)カットは90年に合わせて90本入っています。


底面には銀座四丁目の交差点をイメージした十文字が刻まれ、交差点から生まれる一人ひとりの物語をイメージした笹の葉カットが伸びています。



リモージュボックス 時計塔90年限定品

税込¥45,100(磁器、8×10.5×高さ9cm、取り扱い=本館地階)
◎2月24日(木)発売予定

フランス リモージュ地方で作られる愛らしい小箱「リモージュボックス」。フランス人は嗅ぎタバコや付けぼくろの収納等に使用していたようですが、現代ではコレクターズアイテムとして人気があります。本館をそのままリモージュボックスにしたデザインは「20**年限定デザイン」として制作してきましたが、「90TH ANNIVERSARY」の文字と、開けると見える初代時計塔のペイントは今回だけのスペシャル仕様です。中に入っているミニオブジェは、和光の紙袋とギフトボックスが付いています。








【お問い合わせ】
和光 本館1階 ウオッチスクエア 
〒104-8105 東京都中央区銀座4丁目5-11 
(03)3562-2111(代表)
◎和光オンラインストア(https://shop.wako.co.jp/ )でもお求めいただけます。


ホームページ:https://www.wako.co.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/wako_ginza_tokyo/
ウオッチ専用インスタグラム:https://www.instagram.com/watch_wako_ginza_tokyo/