ローマン ゴティエ「コンティニュアム プラチナ エディション」実機レポート

 By : CC Fan


先日発表されたローマン ゴティエのコンティニュアム の新作、「プラチナ エディション」

以前、実機レポートをお送りした「チタン エディション ツー」を拝見させていただいたときに「プラチナ エディション」も拝見させていただくことができましたので追ってレポートいたします。
機構の詳細などは↑のチタン エディションの記事を合わせてご覧ください。



スポーティーなチタン エディションに対し、よりドレッシーさを加えたプラチナエディション。
チタン エディションのアラビア数字と挿し色を使った文字盤に対し、ローマ数字を使ったインデックスとモノトーンの文字盤でよりシックな印象です。
貴金属のプラチナのケースに合わせ、文字盤とインデックスも貴金属の18Kホワイトゴールドで作られ、全体としての質感を調和させています。

チタン エディションは「プレタポルテ」として標準仕様で限定数を販売する方式を取りましたが、プラチナエディションは「オートクチュール」も取り入れより自由度の高いヘリテージコレクションの一部として選択の自由度が与えられた方式になるようです。
また、コンティニュアムシリーズとしては初めてとなる限定数なし、すなわち非限定のシリーズとして設定され、レギュラーの定番作品として販売されます。



チタン エディション同様、厚みが抑えられたケース。
プラチナ特有の重さはありますが、過度に重くはなく、固定した角度で取り付けられたラバーバンドで時計本体が暴れないことと相まって装着感は良好です。
いわば、「心地よい重さ」と言ったところでしょうか。



ムーブメントの設計はチタン エディション同様ですが、文字盤と同様にホワイトゴールドの地板(メインプレート)とブリッジを18Kホワイトゴールド製に変更しています。
先程の「心地よい重さ」にはこの変更も効いている、と考えています。

素材をケースに合わせる、と言うのはムーブメントまでを一貫して自分で設計し、トータルパッケージとして製作するローマンらしいやり方ではないでしょうか。



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ローマン・ゴティエ日本総輸入代理店
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