ショパール: ミッレ ミリア 2019への挑戦

 From : Chopard (ショパール )

ミッレ ミリア 2019 に臨むショパール
壮大な1,000マイルのカーラリー、そのスタートラインに再び立つ

2019年、今年もショパールが「ミッレ ミリア」に戻ってきました。メゾンは今回、この伝説のカーラリーのヒストリックパートナー、およびオフィシャルタイムキーパーとして31年目を迎えます。メゾンの共同社長であり、熱狂的な真のクラシックカー愛好家のカール-フリードリッヒ・ショイフレは、メルセデス・ベンツ 300SL ガルウィングでレースに参戦します。そして、彼の娘であり、ショイフレファミリーのカーレースへの情熱を引き継ぐキャロライン‐マリーが、初のレーシングパートナーを務めます。ヒストリックモータリングとの親密な関係を築くショパールは、このイベントで、「ミッレ ミリア 2019 レース エディション」、「ミッレ ミリア GTS パワーコントロール」の最新モデルに加え、カロッツェリア ザガートの創業100周年を祝うウォッチを発表します。

                  (過去のミッレ ミリアの模様)


1988年より、ショパールは伝説の耐久カーラリー「ミッレ ミリア」のオフィシャルパートナーを務めてきました。そのコラボレーションは、コレクターとしてのみならず、レース参戦者として抱き続けてきた、メゾンのオーナーであるショイフレファミリーのヒストリックオートモービルへの長きにわたる情熱から生まれました。

「ミッレ ミリア」は、1927年に初めて開催されて以来、世界的に最も有名なヒストリックモーターイベントのひとつとして認識され、当初はローマを折り返し地点としたブレシアからの往復路で構成される1,618kmのコースを駆けるオールアウトのカーレースとしてスタートしました。

1955年には、著名な英国のレーシングドライバーであるスターリング・モス卿が10時間7分48秒、平均時速97.96マイルという驚異的なタイムでレースを制覇。この記録は今日でも破られていません。

1957年にオリジナルのレース形式が姿を消した後、1977年に「ミッレ ミリア」は、1927年から1957年に製造されたレーシングカーによるタイム&リライアビリティのトライアルレースとして復活しました。ルートはオリジナルのレースとほぼ同じで、イタリアの中央部を縦断するブレシア・ローマ間の往復路を辿ります。

五感を刺激するヒストリックカーの宴
「ミッレ ミリア」では、極めて希少かつ貴重な往年のヒストリックカーが、その本分であるカーレースでしのぎを削ります。視覚、聴覚、嗅覚を刺激し、抗し難い魅力に満ちたレースの雰囲気が人々を心酔させ、時を巻き戻すかのように、かつて観衆が列をなして見守っていた往年のコースであった懐かしき街や村を巡ります。

「時」こそが、「ミッレ ミリア」の最も重要なテーマであることは、いつの時代にも決して変わることはありません。エキゾーストパイプのクラック音と、路面を唸らせるタイヤの軋み、そして、ショパールの名を一躍有名にした精巧なウォッチメイキング技術との完璧な融合は、時によって生み出されたのです。

ファミリーの一大イベント
2019年のラリーでは、430台のヒストリックカーが、ブレシアの街中にあるヴェネツィア大通りの並木道に設置されたスタートランプに集結します。今年も、ショパールの共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレがレースに参戦。30回以上もの出場経験を持つ彼のレーシングパートナーをこれまで務めてきたのは、妻のクリスティンや父のカール、そしてル・マン耐久レースにおいて6回の優勝経験を持つ伝説のドライバー、ジャッキー・イクスでした。

今年は、愛娘であるキャロライン‐マリーが、レーシングパートナーとして、初めてコドライバーを務めます。4日間にわたる過酷なこのカーラリーに、ショイフレファミリーのクラシックカーコレクションの中核となる鮮やかな“ストロベリーメタリック”カラーのメルセデス・ベンツ 300SL ガルウィングが立ち向かいます。

出場に際し、カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、次のように語っています。「今年のミッレ ミリアでは、娘のキャロライン‐マリーとともに参戦できることをとても楽しみにしています。彼女は、私の父の代から受け継がれてきた私たちファミリーのクラシックカーへの情熱を抱いており、彼女自身、優秀で頼もしいドライバーでもあります。また今回は、ファミリー所有のメルセデス・ベンツ 300SLで参加できることも、非常に嬉しく思っています。スピードが出せ、快適で、高い信頼性を誇り、まさに旧知の友といえる一台です。ミッレ ミリアのラリーにおいて、オープンスポーツカーを操作することは決してたやすいことではないのですが、この車と私はお互いに、打てば響くようなコミュニケーションを取ることができるのです」

スクーデリア・ザガートのスタイリッシュなレーシング
ミラノの有名なコーチビルダーであるザガートによる美しいハンドメイドのボディワークを施した15台以上ものレーシングカーが、ショパールのフラッグを掲げて参戦します。

ショパールは、スクーデリア・ザガート・レーシングチームのオフィシャルスポンサーを務め、今年のザガート創業100周年を記念して、100本限定エディションのウォッチを制作しました。


観衆たちは、イタリア屈指の美しい街並みや風景を堪能できる「ミッレ ミリア」の壮観なルート沿って、ショイフレファミリーとスクーデリア・ザガートへ、惜しみない声援を送ることができるでしょう。

ガルダ湖畔の街シルミオーネを通過した後、ラリーは文化と芸術の中心地であるマントゥアの街を抜けて、アドリア海のリゾート地チェルヴィアへと進みます。レース2日目には、ウルビーノやペルージャといった古代都市を通り、折り返し地点のローマへと向かいます。

シエナでの充実した休憩
レース3日目には復路に入り、ゴールに向けて北上を続けます。息をのむほどに美しいヴィコ湖の風景を堪能しながら、パリオ競馬レースで有名なシエナのカンポ広場に入ります。

ショパールは、この広場に「パドック」スタイルのホスピタリティ・エリアを設け、ランチと十分な休息が取れる設備を用意しました。シエナで休憩後、ドライバーたちはレースの喧噪へと戻り、コース中最もロマンチックなルートであるフィレンツェの中心街を抜け、フータ、ラティコーザの峠道へと分け入り、ボローニャを目指します。

レース最終日の4日目、フードとオートモービル文化の祭典「モーター・バレー・フェスティバル」が開催中のモデナの街を通り、パルマ、クレモナ、モンティキアーリを抜け、ブレシアのゴール地点に到着。ヴェネツィア大通りでは伝統のパレードが開催されます。

ミッレ ミリア 2019 - ショパールの新作ウォッチ
ショパールは毎年、「ミッレ ミリア」開催を記念した新作のスペシャルウォッチを発表しています。 ミッレ ミリア 2019 レース エディションは、グレー文字盤にコニャックカラーのカーフレザーストラップが装備されたスティール&ローズゴールド製モデルと、ブルー文字盤にブルーのカーフレザーストラップが装備されたスティール製モデルの2種類で展開し、各々250本と1,000本の限定エディションで発表されます。両モデル共に、直径44㎜ケースに、COSC認定自動巻きムーブメントを搭載しています。

さらに今年は、カロッツェリア・ザガートの創業100周年、およびショパールのスクーデリア・ザガートのスポンサーシップを祝し、ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ ザガート 100周年 エディションを発表。また、COSC認定自動巻きムーブメントと60時間のパワーリザーブを備えたミッレ ミリア GTS パワーコントロールが、限定エディションとして披露されます。












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