ヴァシュロン・コンスタンタンが ルーヴル美術館のオークション "BID FOR THE LOUVRE" に「レ・キャビノティエ」の特注ユニークピースを出品!

 From : VACHERON CONSTANTIN (ヴァシュロン・コンスタンタン )

世界最高峰のメティエ・ダール・セクションを持つヴァシュロン・コンスタンタンならではの、素晴らしいチャリティー・オークション・プロジェクトがスタートする。

ヴァシュロン・コンスタンタンがルーブル美術館と、芸術と文化におけるパートナーシップを締結したことは、以前にもお伝えしたが、(参照→ https://watch-media-online.com/blogs/2802/ )、今回のこのプロジェクトは、ヴァシュロン・コンスタンタン、ルーブル美術館、そしてオークション・ハウスであるクリスティーズの三者が協力して行われる。


その仕組みは、まずルーヴル美術館がクリスティーズを通じてオンライン開催するオークション "Bid for the Louvre" の一部としてヴァシュロン・コンスタンタンは「レ・キャビノティエ(メティエ・ダール・セクションが総力を挙げて製作するユニーク・ピース時計)」を寄付出品し、落札者は、ルーブル美術館所蔵の膨大なコレクションの中から落札者自身が選んだ芸術作品をその文字盤モチーフとして特注でき、ヴァシュロン・コンスタンタンはその作品をミニアチュール・エナメルもしくはグリザイユ・エナメルで再現するという壮大なもの。
さらに、この特別な特注のユニークピース時計の製作にあたり、落札者はルーヴル美術館のキュレーターならびにヴァシュロン・コンスタンタンの職人と実際に会い、パリとジュネーブにまたがる忘れ難い体験をすることになる。

もちろんこのヴァシュロン・コンスタンタン独自のオファーとなる出品作品は、主要なラグジュアリー・ブランドと現代アーティストが幅広く参画するルーヴル美術館連帯プロジェクトを支援する活動の一部として、その売り上げの全額が寄付される。

以下、ヴァシュロン・コンスタンタンからのプレスリリースで、そのさらなる詳細を見ていこう。

 





芸術作品の傑作を腕時計に

2020年12月1日~15日に開催されるルーヴル美術館のオークション "BID FOR THE LOUVRE" に出品される「レ・キャビノティエ」の特注ユニークピース



2019年よりルーヴル美術館とパートナーシップを結ぶヴァシュロン・コンスタンタンは、「レ・キャビノティエ」の時計を "Bid For the Louvre" のオークションに出品します。



オークションは、ルーヴル美術館とクリスティーズがドゥルオーの協力のもとに12月1日から15日にオンラインで催されます。この出品内容は単なる時計以上のものがあります。落札者はパリとジュネーブの間でアートとクラフトマンシップが交わる場での忘れがたい経験を楽しむことができるのです。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、12月1日から15日にクリスティーズのウェブサイトで特別に催されるオークション "Bid for the Louvre" でルーヴル美術館を謹んでサポートします。その売り上げは、ルーヴル美術館連帯プロジェクトに全額寄付されます。ヴァシュロン・コンスタンタンの「レ・キャビノティエ」は、オークションにかけられる特別な1点ものの中では唯一の時計です。芸術と文化に深く関わり、あらゆる形でその貴重な遺産の保護や橋渡しにも取り組むヴァシュロン・コンスタンタンにとって、このようなイベントへの参加は当然のことでした。



ヴァシュロン・コンスタンタンのCEOルイ・フェルラはこう述べます。「私たちは、ルーヴル美術館とクリスティーズがルーヴル美術館連帯プロジェクトの支援のために催すこの特別なオークションに、他のアーティストやメゾンとともに参加することを誇らしく思います。私たちの芸術への現在の関わりや特別なノウハウの伝達、それは昨年のパートナーシップ締結の発表以来、ルーヴル美術館とともに私たちが表明してきたことですが、世界が困難な状況に置かれ、さまざまな意味で挑戦が求められる中で、これまで以上にそうしたことが重要になってきました。「レ・キャビノティエ」の時計をオークションにかけ、落札者の希望に合わせて芸術作品に基づくまたとないユニークピースとしてパーソナライズすることは、私たちメゾンならではの特色を象徴しており、文化と情熱の共有をさらに進展させるメゾンの使命をも象徴しています」。



この特別な時計を手に入れた方は、パーソナライズの機会を得ることができ、ヴァシュロン・コンスタンタンとルーヴル美術館のエキスパートや熟達のクラフトマンとともに、その製作過程にすべて参加することができます。


●ヴァシュロン・コンスタンタン メティエ・ダール–シャガール・エ・ロペラ・ドゥ・パリの時計「有名作曲家へのオマージュ」。1964年にマルク・シャガールが描いたパリのオペラ座ガルニエ宮の天井のディテールを再現したミニチュアエナメルダイヤル

ルーヴル美術館の芸術作品を再現することになるダイヤルに加え、プラチナやピンクゴールド、ホワイトゴールドなどからケース素材を選択でき、オフィサータイプのケースバックに彫金を施すことも可能です。
またストラップについても、素材や色などに多くの選択肢が用意されています。
時計を駆動するムーブメントは、信頼性や仕上げにおけるヴァシュロン・コンスタンタンとオートオルロジュリーの厳格な基
準に準拠して作られた自社製キャリバー2460 SCです。



ダイヤルに再現される芸術作品
落札に成功された方の冒険は、まずパリで始まることになります。
ルーヴル美術館の館内を最良のエキスパートによるプライベートツアーのもとで、美術館が所蔵する絵画もしくは彫刻の中から時計のダイヤルにエナメルで再現する傑作を選べるのです。
ヴァシュロン・コンスタンタンの熟達のエナメル職人は、選ばれた作品や顧客の好みに合わせてミニアチュール・エナメルもしくはグリザイユ・エナメル技法を用います。


●ヴェネツィア(イタリア)でのホモ・ファーバー展のために制作された、ヴェロネーゼの作品「ジュネス・エ・ヴィエイルレス(サトゥルン)」にインスパイアされたダイヤル

ミニアチュール・エナメルの技法には繊細な職人技が含まれ、中でも18世紀に遡る“ジュネーブ技法”として知られるものは特に繊細です。それを実践できるのは、エナメルの発色と火加減の両方を熟知した最も経験豊かな職人に限られます。職人にとっての大きな挑戦の一つは、800℃以上に熱した炉で何度もエナメルを焼いて色艶を変える作業に絶えず注意を払いながら、元となる芸術作品の色調に合わせてエナメルのカラーパレットを構成することにあります。


●ルーヴル美術館に保管されているジャック=ルイ・ダヴィッドの作品「パリスとヘレネの恋」を再現したミニアチュール・エナメルの例


16世紀に登場したグリザイユ・エナメルの技法では、ゴールド製のダイヤルにまず濃色のエナメルを塗布し、その上にリモージュ・ホワイトと呼ばれる非常に珍しい白いエナメルの層を塗り重ねていきます。
層を重ねる毎にエナメルは炉で焼かれ、前もって綿密に設定された焼成時間が秒単位になることもあります。


●ヴァシュロン・コンスタンタン メティエ・ダール、エドガー・ドガの作品「ダンス教室」を再解釈したダンスアートへのオマージュ、グリザイユ・エナメルダイヤルの一例


パーソナライズの幅広いオプション

このユニークピースの「レ・キャビノティエ」を手に入れた方は、製作過程のすべてに密接に参加することができ、ジュネーブに構えるヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールにてプライベートツアーに参加できます。
これから関わるデザインスタジオのクリエイティブスタッフやマスターウォッチメーカー、エナメルや彫金の才人たちに会って、さまざまなオプションからパーソナライズを行うことができます。


●ヴァシュロン・コンスタンタンのデザイナーの1人が、時計の購入者が選んだ作品を紙に複製した図の例、マスターエナメラーが文字盤を作るための基礎となる

ケース素材のプラチナ、ピンクゴールドやホワイトゴールド、ケースとオフィサーケースバックへの彫金、ストラップの素材と色、ステッチや模様などは、自動巻きムーブメントの自社製キャリバー2460 SCを搭載するこの特別な時計のパーソナライズを可能にする数多くのオプションの一例です。



透明なケースバックからは、ヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークのマルタ十字のモチーフをオープンワークで象った22Kゴールド製のローターをはじめ、手作業による仕上げや面取り、ペルラージュやポリッシングが眺められ、それらすべては時計製作の専門技術への最大の敬意を払って施されています。
この特別な経験を締めくくりとして、時計の入手者は2つの真正証明を受け取ることができます。一つはヴァシュロン・コンスタンタンの証明書、もう一つは芸術作品の再現を証明するルーヴル美術館の証明書です。




概要
ルーヴル美術館とパートナーシップを結ぶヴァシュロン・コンスタンタンは、12月1日から15日にクリスティーズが催すオンライン・オークションwww.christies.comの "Bid For the Louvre" に参加し、一点もののユニークピースに仕上げられる「レ・キャビノティエ」を寄付します。

このモデルは単なる時計以上のものがあります。
落札者はパリとジュネーブの間でアートとクラフトマンシップが交わる場での忘れがたい経験を楽しむことができます。まず、パリではルーヴル美術館のプライベートツアーに参加し、美術館が所蔵する芸術作品を選ぶ機会が設けられ、選ばれた作品がミニアチュール・エナメルもしくはグリザイユ・エナメル技法によってダイヤルに再現されることになります。ジュネーブでは、ヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールでプライベートツアーが用意され、この特別な時計のパーソナライズのオプションを選びながら制作過程を一緒に楽しむことができます。オークションの売り上げは、ルーヴル美術館連帯プロジェクトの支援に充てられます。
ヴァシュロン・コンスタンタン独自のオファーとなる出品作品は、主要なラグジュアリー・ブランドと現代アーティストが幅広く参画するルーヴル美術館連帯プロジェクトを支援する活動の一部を成し、売り上げの全額が寄付されます。



●ギヨーム・クストゥによる彫刻「馬丁に制される馬,通称マルリーの馬」からインスパイアされたグリザイ・ユエナメルで製作された作品の例


【ルーヴル美術館に所蔵されている作品に基づく潜在的な芸術作品例】


1: 三美神、植物の生命と美の神々、アポロ神の仲間/2世紀彫刻家ニコラス・コーディエによって1609年に復元された頭
ローマ(イタリア)のカエリウス(チェリオ)で発見

2: エリザベート・ヴィジェ=ルブランによる「娘と一緒の自画像」

3: ピーテル・パウル・ルーベンスによる「アンギアーリの戦い」

4: パオロ・ヴェロネーゼによる「木星は悪徳を打つ」

5: 「ミロのヴィーナス」として知られるアフロディーテ

6: ジュゼッペ・アルチンボルドの「秋」




【技術データ】
レ·キャビノティエ "Bid For the Louvre" オークション

キャリバー・ナンバー:Cal.2460 SC(ヴァシュロン·コンスタンタン自社開発製造)
ジュネーブ·シール:取得
駆動方式:機械式自動巻き
ムーブメントサイズ:直径26.2mm × 厚さ3.60mm
パワーリザーブ:約40時間

振動数:4Hz(毎時2万8800回振動)
部品数:182
石数:27
表示:時、分、センターセコンドによる秒
ケース:プラチナまたは18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
ケースバック:顧客の要望により彫金装飾が可能なオフィサースタイルのヒンジ付き
ケースサイズ:直径40.00mm × 厚さ9.42mm
文字盤:選ばれた芸術作品に応じてミニアチュールエナメルまたはグリザイユエナメル
針:18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド製の針

ストラップ:ミシシッピアリゲーターレザーまたはカーフレザー、パーソナライズ可能
クラスプ:18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド製のピンバックル
ボックス:レ·キャビノティエモデル

ユニークピース
ルーヴル美術館が発行する芸術作品の再現に関する真正証明書
ヴァシュロン·コンスタンタンが発行する保証書
ジュネーブ·シールの取得証明書




【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)




ヴァシュロン・コンスタンタン
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、265年以上にわたり一度も時計づくりを中断したことがない、時計製造の分野で世界最古のマニュファクチュールです。何世代にも渡る名工たちによって培われた時計づくりの卓越した技術と洗練されたスタイルを途切れなく代々継承し、そこに根差す輝かしい遺産を守り続けてきました。
メゾンが創作する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現されています。その一つ一つに、最高峰の職人技と仕上げを維持しながら、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンを代表するコレクション「パトリモニー」や「トラディショナル」、「メティエ・ダール」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、そして「エジェリー」などでは、つねに比類ない伝統と革新の精神が一体になっています。さらにメゾンでは、時計に精通した顧客の方々の難しい要望に応え、“レ・キャビノティエ”部門を通じて特注によるユニークピースの提案も行っています。
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