モンブラン 2021年新作ウォッチ ~ モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッドエディション1858

 From : MONTBLANC (モンブラン )
※情報解禁2021年4 月7日

モンブラン 2021 年新作ウォッチ
モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッドエディション1858


砂漠との出会い

最高峰の数々を制覇し、森林を探検し、氷河を踏破した今、新しいモンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858 は、砂漠の色彩からインスピレーションを得ました。この新しいテーマには、2004 年にラインホルト・メスナーが、凍結した冬から酷暑の夏まで、極端な気温差を体験しながらゴビ砂漠横断2000km の単独トレッキングを成し遂げた快挙への敬意も込められています。





ミリタリークロノグラフと探検家精神が、モンブラン 1858 タイムピースに

極めて過酷な条件下でも正確かつ優れた視認性と堅牢性を発揮する、伝説のプロ仕様ミネルバ クロノグラフは、1920年代から1930年代にかけて軍用に考案された時計でした。“Spirit of MountainExploration”(山岳探検のスピリット)にインスパイアされた、こうした伝統的なタイムピースを再解釈したモンブラン 1858 ウォッチは、歴史、コンプリケーション、スタイルを通して、過去と現在をつなぐツールウォッチとして考え抜かれてデザインされています。


モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858 砂漠のカラースキーム

モンブラン 1858 ジオスフェールは、特徴的な2つのドーム型の回転する地球と、自社製のワールドタイムコンプリケーションを搭載したモンブラン1858 ラインのキーアイコンのひとつです。伝説的な登山家ラインホルト・メスナーの探検にインスパイアされ、2004年にゴビ砂漠を横断した5週間の単独トレッキングの偉業に敬意を表して、モンブランは新作モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858を発表します。岩の多い地形のカラースキームを再現したこのタイムピースは、ケースバックに特製エングービングを施したマイクロブラストブロンズケース、双方向回転の光沢のあるブラウンセラミックベゼル、スモークブラウンとベージュのラッカー仕上げの文字盤が調和しており、それにマッチするヴィンテージブラウン スフマート カーフストラップを採用しています 。

2004年のラインホルト・メスナーの探検にインスパイアされ、ケースバックには北アジアを横断するメスナーのルート上にあった「バヤンザグ」と呼ばれるゴビ砂漠の有名な「炎の崖 (フレイミング・クリフ)」を描いたユニークな彫刻が施されています。この崖は、そこで発見された重要な古生物学的発見、とりわけアメリカの古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースによって1920年に発掘された恐竜の卵の化石とヴェロキラプトルの標本の発見で有名です。ロイ・チャップマン・アンドリュースは、日没時に炎のように光る砂岩の崖の赤やオレンジ色にちなんで、その場所にこのような名前を付けました。ケースバックにはまた、伝統的なモンゴルの装飾に触発された風のパターンを表す装飾を施した羅針図も描かれています。



モンブランは非常に特殊な技術を駆使して3Dレンダリングを行い、写真のように奥行きとリアリズムを与えることによって、ケースバックに彫られたゴビ砂漠を際立たせています。チタニウム製の金属は、最初に形にする必要があります。つまり、図面のレリーフを考慮に入れて、装飾をレーザー彫刻します。次に、仕上げ(マットと光沢)もレーザーによって行います。そして最後に色付けを行います。色は、レーザーで生成された酸化作用によって作られます。酸化の度合いによって、得られる(また求める)最終的な色が決まるのです。モンブランは、このような広い表面でこのテクノロジーを用いる最も先進的なスイスメゾンの1 つです。この革新技術は、ブランドの探求精神に即したものです。

スモークブラウンからベージュの文字盤にはとりわけ注意が払われています。針やアップライトインデックスなどの温かみのあるローズゴールド仕上げと組み合わせたラッカー仕上げは、このモダンなツールスタイル時計のデザイン全体を完璧にします。読みやすさを向上するため、デイ/ナイト表示、カテドラル型の針、インデックス、コンパス表示、地球儀はすべてベージュ色のスーパールミノバ®が手作業でコーティングされています。



モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858 は、マニュファクチュール オートマチック キャリバー MB 29.25 を搭載しています。この独特なコンプリケーションは2つの半球を表示することによって、異なるタイムゾーンを直感的に読み取れるようにします。このタイムピースには、6時位置と12時位置に配された回転するドーム型の北半球と南半球が備わっており、その2つの半球は24のタイムゾーンを持つ固定スケールで囲まれ、ローズゴールドでコーティングされたブラウンカラーのデイ/ナイトインジケーター(北半球と南半球の両方)も含まれています。両半球の経度基準子午線は、スーパールミノバ®でコーティングされた黒い線でハイライト表示されています。さらに、ホームタイム表示として使用されるセカンドタイムゾーンは9時位置に配置され、日付表示(現地時間にリンク)は3時位置に配置されています。

メカニズムは簡単に設定できます。リューズのポジション 2で、最初にGMT/UTC線をロンドン時間(ドーム上に黒色の線でハイライト表示)に合わせて回転する半球を調整した後、次に分を調整します。すると、2つの地球儀が同期します。北半球は反時計回りに回転し、南半球は時計回りに回転します。次のステップは、時針を現地時間に合わせて設定します(リューズのポジション 1で、1時間ごとに進むクイック調整システムを使用/地球儀は回転しません)。これにより日付も調整されます。最後に、ホームタイムに使用できるセカンドタイムゾーンは9時位置に配置されており、10時位置に配置されたコレクターを介して設定できます。


モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858 には、ベージュのステッチが施されたヴィンテージスタイルのブラウン スフマート カーフ ストラップが採用されています。


ラインホルト・メスナーとゴビ砂漠

ゴビ砂漠は、中国とモンゴルにまたがる1,600kmにわたるアジア最大、世界で5番目に大きい砂漠です。また、重要な化石が見つかる世界で最も有名な古生物学的遺跡のひとつとしても知られています。砂漠は砂とむき出しの裸岩の組み合わせから成ります。 ゴビ砂漠はシルクロード沿いのいくつかの重要な都市の所在地として機能し、モンゴル大帝国の一部として歴史上重要な役割を果たしました。

2004年、ラインホルト・メスナーは、ゴビ砂漠横断 2,000kmの単独トレッキングに世界で初めて成功しました。 伝説の登山家はいにしえの夢を追い求めて、単独で、まったく自分だけで、さらに後方支援もなしで、ゴビ砂漠を自分のやり方で縦断しようと試みました。西ゴビを抜けアルタイ山脈を越えた2,000キロメートルの踏破は、彼にとって未踏の限界ぎりぎりの体験となり、肉体的にも精神的にも、結果の見えない中での不動心を試される挑戦でした。「ゴビに打ち勝つことはできない。なぜならばこの虚無を見ることはほとんど耐えがたいからだ」と、彼は後年、著書『ゴビ』に記しています。



モンブランとラインホルト・メスナーのパートナーシップ

ラインホルト・メスナー(1944年9月17日生まれ)は、イタリアの登山家・探検家であり作家です。彼は、世界最高峰を制覇した先駆的な登山家として、そして「メスナーのリスト」として知られる世界七大陸の最高峰の数々に挑戦したことで有名です。

彼は、世界初のエベレスト単独登頂とともに、ペーター・ハーベラーと共に酸素補給なしのエベレスト初登頂という偉業を達成しました。彼はまた、8,000メートル級の14の最高峰すべてを制覇した最初の登山家でもありました。1989年から1990年にかけて、ラインホルトは弟のヒューバート、ドイツの探検家アーフェット・フックスと共に、南極大陸とグリーンランドを犬ぞりやスノーモービルを使わない、徒歩による南極大陸とグリーンランドの初の横断に成功しました。2004年に彼は、ゴビ砂漠 2,000 kmの初の単独横断を成し遂げました。彼は自分の経験について60冊以上の著書を出版し、欧州議会で議員として務めた1期(1999〜 2004年)には環境問題に率先して取り組み、また2018年には、仲間の登山家クシストフ・イェジ・ヴィエリツキとともに、スポーツ部門でアストゥリアス女公賞を受賞しました。

彼は現在、登山と山岳に捧げられた6つの美術館の創設を監修しています。

メスナーの偉業と、情熱に導かれた生涯を通じての感動的な旅は、成功と達成を求めて歩み続けた道程が、その人なりを定義するということの生きた証左です。彼をメゾンを象徴する完璧な「成功者」として位置付けることによって、すでに自分の天職を見出した人々を祝福し、それぞれの持ち場で持てる力を最大限に発揮するよう鼓舞するのです。



モンブラン – 1858年から続くスイスの時計工房

モンブランの時計作りは、スイスのジュラ山脈にあるル・ロックルとヴィルレを拠点とする2 つのマニュファクチュールがひとつになったユニークな組織によって築かれています。

モンブランの時計製造の歴史は、 サンティミエ渓谷にシャルル=イヴァン・ロベールが時計工房を設立した1858 年に遡ります。これが、歴史的なミネルバ時代の幕開けとなりました。19 世紀末までに、彼らのポケットウォッチは、リューズ操作による手巻き式で知られるようになりました。ミネルバ マニュファクチュールの成功により、ミネルバは20 世紀の間に、高精度でごく短時間の間隔を計測するためのプロ仕様ウォッチ(ストップウォッチおよびクロノグラフ)の第一人者となりました。

モンブランの時計は今日、スターレガシー、ヘリテイジ、タイムウォーカー、モンブラン 1858の4つのプロダクトラインと共に、高級時計製造の分野で160年以上続くミネルバの歴史の旅を続けており、デザインやスタイル、技術革新を通して過去と現在を結びつけています。



【仕様】

モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッド エディション 1858 ID 番号128504



ムーブメントのキャリバー :マニファクチュール ワールドタイム コンプリケーション搭載 MB 29.25

ムーブメントタイプ: 自動巻き、ワールドタイム搭載の機械式ムーブメント

ルビーの個数: 26

テンプ: フラットフープ

頻度: 28,800 A/h (2.5 Hz)

ヒゲゼンマイ: フラット

表示:
 センターから出る時針と分針、3 時位置に日付表示
 9時位置にセカンドタイムゾーン表示
 12時位置と6時位置に配した回転式ドーム型の北半球と南半球、24 時間スケール、デイ/ナイト表示

ケース:
 マイクロブラスト加工を施したスリムで湾曲したホーンの特殊合金製ブロンズ
 光沢のあるブラウンセラミック、刻みを施し、スーパールミノバ仕上げの基
 本方位刻印入りの、双方向回転ブロンズベゼル®

クリスタル: 耐傷性、無反射コーティングのドーム型サファイアクリスタル

バック: ゴビ砂漠、羅針図の特製エングレービングが施されたブロンズコーティング加工チタニウム

サイズ: ケース径 = 42 mm、高さ = 12.8 mm

耐水性: 10 気圧(100m)

リューズ: エンボス加工したモンブランシンボルマークが付いた 研磨溝付き仕上げのブロンズの特殊合金

文字盤:
 スモークブラウンからベージュ、ローズゴールドカラーのルミネセント加工
 アラビア数字、ローズゴールドとベージュカラーのルミネセント加工カテドラル型の時針と分針、ベージュカラーのルミネセント加工セカンドタイムゾーン針、ベージュカラーのルミネセント加工の北半球と南半球、3時位置に伝統あるモンブランのロゴ

リストバンド: ブラウン スフマート カーフレザーストラップ、ベージュステッチ、ブロンズ仕上げのステンレススティール製トリプルフォールディングクラスプ付き

本体価格: ¥710,000

リミテッド エディション: 1,858ピース

モンブラン ラボラトリーテスト 500 合格済


モンブランについて
優れたクラフツマンシップとデザインの代名詞であるモンブランは、1906 年に創業し、瞬く間に筆記文化に革命をもたらして以来、その革新性の境界線を押し広げて来ました。創意工夫とイマジネーションを原動力として、ラグジュアリーな筆記具や時計をはじめ、レザーグッズ、ニューテクノロジーやアクセサリーに至るまで、いずれのカテゴリーにおいても優れたクラフツマンシップの表現を進歩させています。
大胆なアイデアとアルチザンのスキルから生み出されるラグジュアリーな‘ビジネスライフスタイルパートナー’を作るという、果てしない使命を反映したモンブランの白い星形のエンブレムは、パフォーマンス、品質、洗練されたスタイルの象徴となっています。世界に足跡(そくせき)を残そうとする人々をサポートするという継続的な取り組みの一環として、モンブランは世界中の教育プログラムへの協賛と、人々に潜在能力を最大限に発揮させることを目的としたイニシアチブを継続的に実施しています。



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