アンデルセン 1980年から2020年の40周年を祝う4つのタイムピースの最終ピースを発表

 From : ANDERSEN GENEVE (アンデルセン )







アンデルセン・ジュネーブ
40+1年(1980-2021)の独立時計師としての創造


1980年スヴェン・アンデルセンが設立したアンデルセン・ジュネーブは、40年に亘りコレクターのための特別な時計を作ってきました。時計製作の頂点に立つこと40年を記念する特別なタイムピース4モデルによるシリーズは、2020年6月に発表された驚くべき「Jumping Hours(ジャンピングアワー)」のプラチナモデルにより完結します。


独立時計師ブランドであるアンデルセン・ジュネーブは2020年、創業40周年を記念して、バゲットダイヤモンドをベゼルにあしらったTempus Terrae Worldtime(テンプス・テラエ・ワールドタイム)、マスター時計師、コンスタンチン・チャイキン氏とのコラボレーションによるホワイトゴールド製のAutomaton JOKER(オートマトン ジョーカー)、そしてクラシックな複雑機構を新しい形で見事に表現したJumping Hours(ジャンピングアワー)40周年記念モデル、驚くべきハンドクラフトウォッチを3作品発表してきました。
(参考→ 前回発表内容ブログはこちら
















ここに、最後を飾るモデルとなるジャンピングアワー プラチナバージョンが加わります。いずれも創始者であるスヴェン・アンデルセンの時計製造に対するアプローチを特に独創的に、そして芸術的に表現した画期的な作品となっています。
アンデルセン・ジュネーブの独立時計師としての創造40年を記念する4つのタイムピース。時計製作における最上級の伝統を受け継いだ独自のコレクションやオーダーメイドの時計はこの40年間、世界中のコレクターを魅了してきました。


ジャンピングアワー 40周年記念:「40 + 1」プラチナエディション
ジャンピングアワーは、時をデジタル表示、分を針で表示する、時計の中でも特にエレガントな伝統的複雑機構のひとつです。アンデルセン・ジュネーブは、この複雑機構の芸術性と美しさをさらなる高みに持ち上げました。

アンデルセン・ジュネーブの他の作品同様、このモデルも文字盤、ケース、ムーブメント、それぞれの構成パーツ全てに対して、繊細な技術が駆使されています。プラチナ950を使用した新モデルでは、その水準がさらに向上。というのも、プラチナは加工が非常に難しく扱いにくい素材なのです。完璧に仕上げるためには、あらゆる器械操作や職人の技を全く違った熟練度が必要となります。例えば、プラチナを使用する場合にはエレガントなラグを個別に加工、ケースへの溶接も丁寧に行わなければなりません。

このモデルでは、クラシックなジャンピングアワー機構を非常に洗練された形で表現しています。時は12時位置の窓で表示され、分は6時位置の美しいサブダイヤルで控えめに分を刻んでいます。サブダイヤルの両側には、創業40周年を記念して「1980」と「2020」と刻まれた2つのプレートがあしらわれています。


文字盤の残りの部分は、最高に卓越した職人技が詰まったキャンバスとなっています。アンデルセン・ジュネーブの特徴となっている素材・21ctブルーゴールドの文字盤表面には、魅惑的な 「マジカルロザンジュ 」ギヨシェ模様が手作業で彫られています。アンデルセン・ジュネーブの時計以外にはほとんど使用されていないこの希少な素材は、鉄を混ぜた24金をオーブンで加熱することで青く輝きます。職人の手がこうして生み出す文字盤は、同じ色合いのものが2つとない、それぞれがユニークな文字盤となるのです。

更に、ここから3種類の器械を使用し、複雑なギヨーシェ模様を刻み込む、大変難しい作業を経て、文字盤に光の当たる角度によって異なる輝きを放つ、独特の表情をもたらしています。


裏面も、表面同様に芸術的な仕上げがされています。サファイアガラスのケースバックからは、美しい面取りと手作業による仕上げが施されたムーブメント、そして「グラン・ドルジュ」と呼ばれるギヨシェ模様で見事な装飾が施された18Kイエローゴールド製のローターが姿を見せます。周りを取り囲む21ctブルーゴールドのリングには、「40 years of independent timepiece creation」(40年間の独立時計師としての創造)と手彫りの刻印があしらわれています。


スイスの時計業界の中でも特に優れたオート・オルロジュリー自動巻きキャリバーのひとつ、フレデリック・ピゲ11.50ムーブメントを搭載。このムーブメントは超薄型であることから、アンデルセン・ジュネーブが自社開発・製造したジャンピングアワー機構を搭載するのに最適なベースであり、またダブルバレル構造によって60時間のロングパワーリザーブを実現しています。

アンデルセン・ジュネーブのアニバーサリーコレクション第4弾にして最終作となるこのモデルは、まさに記念すべき瞬間のための記念すべき時計です。








[仕様]
ジャンピングアワー 40周年記念:「40 + 1」プラチナエディション
  

[ムーブメント]:フレデリック・ピゲ11.50ダブルバレル自動巻きムーブメント、アンダーセン・ジュネーブ開発・製造の「ジャンピングアワー」メカニズム搭載
ローター:18Kイエローゴールド「ハンドギョーシェ・グレイン・ドルジュ」、手作業で刻まれた「A」ロゴ
振動数:3Hz(21'600A/h)
石数:28
パワーリザーブ:60時間

[ケース]:プラチナ、ポリッシュ/ブラッシュド仕上げ
サファイアグラス2枚 防水:30m
直径:38.0mm 厚さ:9.22mm ラグ幅:19mm

[ダイヤル]:21Kブルーゴールド ハンドギョーシェ 「魔法のロザンジュ」モチーフ。12時の表示窓では時間を、反対側の6時の表示窓ではブラッシュド5Nレッドゴールドの針が分を表示

[ストラップ]:ハンドステッチ入りアリゲーターレザー、5Nレッドゴールドバックルまたは折り畳み式クラスプ

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