片重り
By : Daiwatokeiten片重りとは、姿勢差がかなり出た時に調整するテンワのバランスを取る作業の事です。
車のタイヤを交換した際にバランスを取る作業とある意味一緒ですね。
まず、縦4姿勢(振り角が約130℃前後くらい)で精度を測ります。
出た数値を元に作図。
この場合・・・
縦方向 -70-(-40)=-30
横方向 -110-(+30)==140 となるわけです。
縦軸と横軸でそれぞれ進む(+)方向に印点。
線を引いて
その上にムーブを置いてテンワの一番軽い部分を探します。
チラネジがある場合は近似の場所にチラ座をかませます。
どのくらいかませるかは、修理師の腕の見せ所!
というのは、ウソ。
なんとな~くですよ。
この時計の場合はラッキーなことに調整用のマイクロスクリューの位置でした。
ドライバーで調整して
4姿勢差の調整完了
アンティークウオッチの修理はこの手の作業が日常です。
色々な修理方法がありますが、
当店ではチラネジを削ることはあまりしません。
何故なら、なるべくオリジナルを重視したいからです。
車のタイヤを交換した際にバランスを取る作業とある意味一緒ですね。
まず、縦4姿勢(振り角が約130℃前後くらい)で精度を測ります。
出た数値を元に作図。
この場合・・・
縦方向 -70-(-40)=-30
横方向 -110-(+30)==140 となるわけです。
縦軸と横軸でそれぞれ進む(+)方向に印点。
線を引いて
その上にムーブを置いてテンワの一番軽い部分を探します。
チラネジがある場合は近似の場所にチラ座をかませます。
どのくらいかませるかは、修理師の腕の見せ所!
というのは、ウソ。
なんとな~くですよ。
この時計の場合はラッキーなことに調整用のマイクロスクリューの位置でした。
ドライバーで調整して
4姿勢差の調整完了
アンティークウオッチの修理はこの手の作業が日常です。
色々な修理方法がありますが、
当店ではチラネジを削ることはあまりしません。
何故なら、なるべくオリジナルを重視したいからです。
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