モリッツ・グロスマンからのニュース、「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞と37mm径の「ベヌー37/アトゥム37」の発売開始!!

 By : KITAMURA(a-ls)
モリッツ・グロスマンの「ベヌー・トゥールビヨン」と「アトゥム・エナメル」の2モデルが
国際的デザイン賞‘レッド・ドット・デザイン賞’を受賞



ドイツ発高級時計ブランドのモリッツ・グロスマンは、「ベヌー・トゥールビヨン」と「アトゥム・エナメル」の2モデルで2018年度の‘レッド・ドット・デザイン賞’を受賞しました。

‘レッド・ドット・デザイン賞’はドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが選定を行う、60年以上もの歴史を持つデザイン賞で、iF 賞(ドイツ)、IDEA 賞(アメリカ)と並ぶ世界3 大デザイン賞として世界で最も権威ある賞の一つとされています。過去2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準において厳格な審査を通過したプロダクトのみが‘レッド・ドット・デザイン賞’を贈られます。
2018年は59カ国から48のカテゴリーで6000以上ものプロダクトがエントリーされました。その中、モリッツ・グロスマンは2つのモデルで賞を獲得しました。


・ベヌー・トゥールビヨン
一つ目の受賞モデルはホワイトゴールドケースにブラックダイヤルを合わせた「ベヌー・トゥールビヨン」です。このモデルは2016年に世界限定10本で製作されました。オリジナルとなるシルバーダイヤル・バージョンは、ブランド初の複雑機構を搭載したモデルとして2013年に発表されました。
このタイムピースは幾つかのユニークな特徴と複雑な機構を備えています。それは例えば、毛髪ブラシでテンワに負荷を掛けることなく優しく止めるストップセコンド機構や、3分間かけてゆっくりと回転するフライングトゥールビヨンです。独自のV字型ブリッジの16㎜径の大型キャリッジは、25分から35分の間のミニッツレールを横切る大きな円窓からその全体像をご覧いただけます。分針がトゥールビヨンの円窓を通過している間は、2つのサブダイヤルの間に設けられた目盛りが補完しているため、分針のカウンターウェイトで正確な時刻を読み取ることが可能です。(特許申請)
また、秒針が振れるのを防ぐ四番車の軸のブレーキリングには、石のように硬く、樹脂に富むため潤滑油を必要としない木材「ユソウボク」を使用しています。




・アトゥム・エナメル

2つ目の受賞モデルはローズゴールドケースの「アトゥム・エナメル」です。このモデルは2017年に世界限定25本で発表されました。伝統的なグラン・フーエナメル文字盤にはクラシカルなローマン数字のインデックスを合わせています。シンプルなデザインにモダンな個性を添えるのは、1文字だけブルーで印字された12時のインデックスです。純白の文字盤を更に彩るのは、一つ一つ職人の手により形作られた、モリッツ・グロスマンの象徴とも言えるブラウンバイオレットに焼き戻された美しい針です。
我々はこれらの2つの賞を非常に誇りに思うと同時に、モリッツ・グロスマンのデザイナーと時計師たちの技術と創造性に敬意を表します。





マニュファクチュールの二つの基幹シリーズに加わった
モリッツ・グロスマンの新作「ベヌー37」と「アトゥム37」、5月より発売開始



ベヌー37
ファーストモデル「ベヌー」のシリーズに、均整の取れたプロポーションの小径のドレスウォッチが加わりました。ケースがオリジナルに忠実であるのに対し、滑らかな曲線を描くインデックスはこのモデルのために新たにデザインされたものです。1930年代の腕時計からインスピレーションを得てデザインされたアラビア数字は、ベヌー37にスイング時代の繊細で力強い品格を添えています。

特徴的なベヌーの針も直径37mmのケースに合わせて調整されました。針はモリッツ・グロスマンならではの焼き戻し色であるブラウンバイオレットです。より小さなサイズでもその木の葉型の針の形状によって、ベヌーというモデルラインの特徴が表れています。シルバー無垢のダイヤルには針の色味に合わせたブラウンバイオレットカラーのインデックスに、ダークグレーの分目盛りをあしらいました。



アトゥム37
アトゥム37もまた「研ぎ澄まされた完全性」というアトゥム・シリーズの原則を踏襲しています。「シンプルながら完璧」という哲学に基づいた特徴はすべて、モリッツ・グロスマンの精密な機能美を体現するものです。
アプライドインデックスに替わって用いられたエレガントなローマンインデックスは、普遍的な時計に見られる古典性を強調します。ケースに合わせ小さくなったランセット型の針の先端はごく繊細で、時刻を正確に読み取ることができます。 ダイヤルの6時位置にスモールセコンドを一段下げて配置しており、ポリッシュ仕上げをほどこした面取り部分が上品なアクセントを添えています。

アトゥム37もまた、シルバー無垢ダイヤルにブラウンバイオレットの数字、ダークグレーの分目盛り、そしてブラウンバイオレットに焼き戻した針を組み合わせました。



新設計のケース
ベヌーとアトゥムのオリジナルのケースは直径41mmですが、直径37mmの小径のケースもまたその前身と同じく質実剛健なフォルムを受け継いでいます。スリムなベゼル、斜めの溝をつけた人間工学に基づく上品なリュウズ、面取りされたやわらかく湾曲したラグは、全体としての美しさをまとって手首にぴったりと落ち着きます。ケースバックからダイヤル側に絞られた台形型のケースは重心が低く、安定した着け心地を実現します。



日本限定仕様の‘ドロップ型針’
本作では日本限定仕様として、スケルトン加工のドロップ型時針をご用意しました。特別にデザインされたこの限定仕様の針は、お客様のご注文後に職人が一本一本手作りします。丸みを帯びた開口部の面取り部分や極限まで研ぎ澄まされた針の先端は、熟練のマイスターのみが成せる技術の結晶です。全ての針を自社工房で手作りするモリッツ・グロスマンでなければ生み出すことのできない最高のクオリティと独自のデザインを備える針は、現代で手に入れることのできる究極の針と言えるでしょう。日本限定仕様の針は2018年9月末までの期間限定受注です。


キャリバー102.1
ベヌー37とアトゥム37にはキャリバー102.1が搭載されています。このムーブメントは直径26mm、厚さわずか3.45mmで、クラシカルな5分の3プレートの基本構造です。より堅牢性を高めたキャリバー102.1は、新しく設計された脱進機と、改良された緩急調整装置を備えています。シースルーバックを通して典型的なグロスマンの特徴の数々と、芸術的な手仕上げをじっくりとご覧ください。








仕様やその他の2018新作は下記を参照してください。
https://watch-media-online.com/blogs/1403/



【モリッツ・グロスマン問い合わせ先】:
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