ロレックスの偽物など3千点超所持で男女3人を逮捕~数年間で28万個を販売し34億円の売上か
By : KITAMURA(a-ls)高額で売れるものがあれば、そこにはコピー所品もつきものである。
それにしても限度ってものはあると思うのだが、このたび、中国から30万個に近い偽物を輸入し、インターネットを通じて売りさばき、なんと34億円もの売り上げをあげていた男女3人が逮捕された。
以下、経緯をまとめてみた。
福島県警は13日、ロレックスの偽物など3千点超を販売目的で所持した商標法違反の疑いで、静岡県熱海市熱海の会社役員、株式会社ピース オブ マインドキャリィの取締役・久保田盛嗣容疑者(68)らを逮捕し、押収した偽ブランド時計の一部を公開した。
●福島県警が押収し、郡山北警察署の道場に並べられた偽「ロレックス」などの一部。(同県警提供)
他に逮捕されたのは、東京都港区虎ノ門、同じく株式会社ピース オブ マインドキャリィ取締役の伊部久美子容疑者(66)と、当時同社の従業員だった福島県二本松市金色、無職斎藤光弘容疑者(54)ら男女3人。
調べによると、久保田容疑者ら3人は商標使用の権限がないにも関わらず、去年11月に福島県郡山市内の久保田容疑者の会社倉庫などに、偽ロレックスを中心に、ブランド品の偽物、3263点を販売目的で所持し、商標権を侵害した疑いがもたれている。
「中国から大量の偽ブランド品が郡山市に搬入されている」という情報提供を受けた警察が捜査に着手して事件を把握し、3名を逮捕するとともに、郡山市の倉庫から約2万点もの偽ブランド品を押収した。
こうした違法コピー品が日本国内に持ち込まれた場合は通関できず破棄処分とされるのだが、犯罪への関与が疑われる場合は、警察に連絡のうえ何食わぬ顔で通関させ、組織の全貌を把握し犯罪の証拠を固めたのちに一斉逮捕に動くケースがあり、今回はそれにあたる。
また、逮捕時に押収した書類や帳簿などの分析から、3人は数年前から腕時計ではロレックスやウブロ、衣類・鞄などはルイ・ヴィトンやグッチなどの偽物をインターネット上でおよそ28万点以上販売し、その売り上げは34億円以上に上るとみられている。
警察は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていないが、3人が偽ブランド品を入手した経路や、余罪なども含めて捜査が進められている。
ほんとにイヤな事件だが、
どうかみなさん、くれぐれも、偽物にはご注意ください。
(参考記事)7/9時点でリンクが切れています
共同通信:https://nordot.app/909059410407374848
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