ルイ・モネが『アストロネフ テクノ』を発表~シリコンウエハー文字盤とダブルサテライトトゥールビヨンによるユニークピース

 From : LOUIS MOINET (ルイ・モネ )



ルイ・モネがユニークピース『アストロネフ テクノ』を発表~
シリコンウエハー文字盤とダブルサテライトトゥールビヨンが演出する虹色のショー


LOUIS MOINET(ルイ・モネ)は、半導体の基板に使用されるシリコンウエハー製の文字盤上を2つのフライングトゥールビヨンが周回するユニークピース 『アストロネフ テクノ』を発表しました。2024年秋に発売予定です。



伝統的な時計製造の技術と現代のマイクロエレクトロニクスを融合し、機能とビジュアルの両面を堪能することができるユニークピース 『アストロネフ テクノ』は、ルイ・モネが掲げる4つのバリュー 独自性」 創造性」 アート&デザイン」 希少性」を象徴するタイムピースです。


≪特徴≫
シリコンウエハー文字盤
スマートフォンやパソコン、デジタル家電、自動車など、生活に欠かせない電気製品の部品に用いられる半導体。その基板に使用されるシリコンウエハーを使用した文字盤。表面の微細構造により光が反射・干渉し合い、角度に応じて様々な色彩に色づいて見えます(構造色の原理)。




3年の開発期間を経て完成したメカニズム
組み上げに1ヶ月を要する、471のパーツから成る超複雑なキャリバーを搭載。2つの香箱が、高低差をつけてセットされた2つのフライングトゥールビヨンにエネルギーを供給。それぞれのトゥールビヨンは、文字盤中央のコントロールタワーを軸に、異なるスピードで逆周りに周回するユニークな仕様になっています。




躍動するダブルサテライトトゥールビヨン
上側のトゥールビヨンは時計回りに5分で1回転、下側は反時計回りに10分で1回転し、3分20秒ごとに(1時間に18回)すれ違います。雪の結晶のような幾何学的なフォルムのキャリッジ自身も、60秒で1回転します。回転速度を一定に保つために、コントロールタワーを挟んで向かい側につり合い重り(バランスウェイト)を設置しています。ドーム状に成型しスケルトナイズされたサファイアクリスタル風防により、あらゆる角度から、ダイナミックな動きを鑑賞することができます。



意匠を凝らしたディティール
ラグはスタイリッシュなオープンワーク仕様で、インナーベゼルはドーム型風防の上部に取り付けられています。ケースバックに、巻き上げと時刻調整の機能を切り替えることができるファンクションセレクターを備え、リューズを引き出すことなく操作が可能です。


『メカニカル ワンダーズ』コレクション
ルイ・モネのオリジンである時計師 ルイ・モネは、ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソンなど世界中のVIP顧客に時計を製造し、後にギネス世界記録となる世界初の高振動クロノグラフを生み出した、19世紀屈指の時計師でした。
『メカニカル ワンダーズ』は、機械式時計の機構にフォーカスし、時計師 ルイ・モネの技術性・創造性・独自性を現代に継承するコレクションです。 クロノグラフが最も美しく見える時計」がコンセプトの『メモリス』や、クロノグラフとトゥールビヨンがダイナミックに共演する『インパルション』など、メカニズムとデザインが融合した唯一無二のタイムピースが数多くラインナップに並びます。



【仕様】
アストロネフ テクノ
品番 :LM-105.20.01
限定本数 :ユニークピース
価格 :価格未定
発売日 :2024年秋

[ムーブメント]
種類 :手巻き
キャリバー :LM105
機能 :時・分表示
機構 :ダブルサテライトトゥールビヨン、ツインバレル
パーツ数 :471
パワーリザーブ :約48時間
振動数 :21,600振動/時
石数 :56石

[ダブルフライングトゥールビヨン]
上側 :時計回りに5分で1回転
下側 :反時計回りに10分で1回転
特徴 :3分20秒ごとに2つのトゥールビヨンがすれ違う(1時間に18回)

[ケース]
サイズ :径43.5mm、厚さ18.3mm
ケース素材 :グレード5チタン
風防 :ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
ケースバック :ファンクションセレクター (巻き上げと時刻調整の機能を切り替え可能)
防水性 :1気圧/10m

[文字盤]
素材 :シリコンウエハー

[ストラップ]
素材 :ルイジアナアリゲーターレザー
バックル種類 :フォールディングクラスプ



【お問い合わせ】
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FAX :03-5828-9060




[ルイ・モネ]
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に製造した天体観測用の毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。

[時計ブランド ルイ・モネ]
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。
ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。 独自性」 創造性」 アート&デザイン」 希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。
スイス オフィシャルサイト: https://www.louismoinet.com/