ルイ・モネが世界一周をコンセプトとしたアートピースを発表 ~最も美しい都市を芸術的に表現したユニークピース8本セット

 From : LOUIS MOINET (ルイ・モネ )



『アラウンド ザ ワールド イン 8デイズ』、最も美しい都市を芸術的に表現したユニークピースセット~世界一周をコンセプトとしたアートピース


スイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が『メカニカル ワンダーズ』コレクションから、世界で最も美しい8都市を様々な手法でダイアル上に表現した『アラウンド ザ ワールド イン 8デイズ』を、スイス・ジュネーブで開催されたWatches & Wonders 2024で発表いたしました。こちらの時計は8本セットのユニークピースです。




芸術作品に収められた世界で最も美しい8都市
それぞれの都市は、何千もの人々の物語に彩られた生きたキャンバスであり、芸術、文化、建築、テクノロジーが融合した無限のエネルギーが集まる場所です。この豊かで複雑なパワーが、ジャン=マリー・シャラーにインスピレーションを与え、8つのマスターピースを生み出したのです。



「天才ルイ・モネの生誕地であるパリから始まり、バンコクの色鮮やかな水上マーケット、 前衛的な大都市であるクアラルンプールやニューヨーク。 メティエダールと特別な素材を用いた8つのアートピースを通して、 私が旅した世界で最も美しい8都市をお楽しみください」
ジャン=マリー・シャラー(ルイ・モネCEO・クリエイティブ・ディレクター)


メティエダールの旅
ダイアル制作には、GVAカドラン社の専門スキルを発揮しました。GVAカドラン社は、精巧なミニアチュール(細密画)、精密なハンドエングレービング、繊細なマルケトリ(寄木細工)、または複雑なジグソーパズルダイアルなど、メティエダールに関する独自の専門知識を有しています。



これら8つのダイアルの類稀な美しさは、ロッククリスタルからアヴェンチュリン、歴史上のリアルピースからハイテク素材に至るまで、厳選された素材の独創性から生まれています。これらの要素のひとつひとつが、作品に独自の個性を与える真の宝物です。



大都市のダイナミズムを背景に、 『アラウンド ザ ワールド イン 8デイズ』は、ウォッチメイキングの芸術性を通じて世界の大都市へと私たちを誘います。




世界を一周するフライングトゥールビヨン
これら8つのタイムピースは、6時位置にフライングトゥールビヨンを搭載しております。2つの香箱を互い違いに垂直に重ね合わせるボルテフェイス機構により、限られたスペースに効率的にパーツを収めつつ、約96時間のパワーリザーブを実現しています。


Watches & Wonders 2024にて撮影


世界を包むトランクケース
これら8つのタイムピースは、革張りの豪華な木製トランクケースに収められており、細部に至るまで職人の卓越した技術が発揮されています。



トランクの外装には、ルイ・モネの伝統と歴史を想起させるフルール・ド・リスのモノグラムが、繊細にステンシルで描かれています。
このトランクを開ける事は、8日間の芸術的世界ツアーというユニークな冒険の始まりなのです。

エレガントにレイアウトされた内装には、パリからニューヨークまでの旅をハイライトとなる8つのタイムピースが収められ、同時に、ジョージ3世の宮廷で有名な地理学者、トーマス・ジェフリーズが描いた古い世界地図が添えられています。この地図は、時計職人ルイ ・モネが生まれた1786年のもので、この先駆的な時計師の作品が世界中を渡り、当時の著名人の手に渡った事を思い起させます。


8種類のダイアル
【パリ‐エッフェル塔で実際使われた梁とジグソーパズルで表現された地図】

エッフェル塔:1世紀にわたって構造を支えていた元の梁が科学的検査のためにサンプル採取された実物の塔の一部を素材とし、細心の注意を払って手作業で彫金。
地図:81ピースのジグソーパズル。街を二分するセーヌ川やそれぞれの地区に至るまで実際のパリの地図を再現。




【アブダビ‐高純度ロッククリスタル上にミニアチュールで描かれたシェイク・ザイード・モスク】

シェイク・ザイード・モスク:ロッククリスタルベースのダイアルにミニアチュールペイント。
ロッククリスタルの透明性を駆使して、三日月の澄んだ青い空を背景に浮かび上がるモスクを表現。




【バンコク‐ミニアチュールで描かれた水上マーケット】

水上マーケット:雑貨を積んだ船、麦わら帽子睡蓮などをミニアチュールで緻密に再現。ブルーダイアルに
は、円形の迷路で街を縦横に走る運河や川を表現。




【クアラルンプール‐シルバーとシリコンウエハーで表現されたペトロナスタワー】

ペトロナスタワー:シルバーに彫金で細部まで表現。
背景:マイクロエレクトロニクス回路が刻まれたシリコンウエハー。テクノロジーの中心地として繁栄する都市を表現。




【シンガポール‐藁のマルケトリを背景に描かれた街のシンボル達】

背景:藁のマルケトリ。ライ麦の茎の1本1本を赤やオレンジに染色し、ダイアル全体を覆う様に裁断して嵌め込む。




【東京‐本物の折り紙とアヴェンチュリンにミニアチュールで描かれた富士山】

折り紙:一枚の金属紙からなる鶴の折り紙。
背景:富士山と桜を、夜空を想起させるアヴェンチュリンダイアルに描き、日本の伝統を表現。




【サンフランシスコ‐ハイテク技術を背景に描かれたゴールデン・ゲート・ブリッジ】

ゴールデン・ゲート・ブリッジ:彫金されたベースに「インターナショナルオレンジ」でハンドペイント。
背景:マイクロエレクトロニクス回路が刻まれたシリコンウエハー。サンフランシスコに程近いシリコンバレーを表現。




【ニューヨーク‐ハンドエングレービングされた自由の女神像とホログラムの摩天楼】

自由の女神:ハンドエングレービングされた後に、ハンドペイント。女神像の表情まで忠実に再現。
摩天楼:サファイアクリスタル上にホログラムフィルム。超高層ビル群のまばゆい光を表現。



[共通スペック]
コレクション名 :メカニカル ワンダーズ
モデル名 :アラウンド ザ ワールド イン 8デイズ
価格 :¥300,000,000(税込予価)
限定本数 :ユニークピース(8本セット)
ムーブメント:キャリバー :LM135(手巻き)
機能 :時・分表示、フライングトゥールビヨン
パワーリザーブ :約96時間
振動数 :28,800振動/時
石数 :26石
防水性 :3気圧/30m
ケースサイズ :径40.7mm
ケース素材 :18Kローズゴールド(インナーケース:グレード5チタン)
風防 :サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)





【お問い合わせ】
株式会社ジーエムインターナショナル マーケティング&コミュニケーションズ
住所:〒110-0008 東京都台東区池之端1-6-17 本館2F
TEL :03-5828-9080
FAX :03-5828-9060




[ルイ・モネ]~時計職人 ルイ・モと時計ブランド ルイ・モネの誕生
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に天体観測用に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文 Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。