ルイ・モネから、シリコンウエハーダイアルにセットされた2種類の月の隕石が満・新月を示す世界限定11本モデル「ムーン テック」発表~アポロ11号に使用された希少素材も採用

 From : LOUIS MOINET (ルイ・モネ )



アポロ11号に使用された希少素材をあしらう『ムーン テック』を発表
シリコンウエハーダイアルにセットした2種類の月の隕石が満・新月を示す世界限定11本

 LOUIS MOINET( ルイ・モネ)が、『コズミック アート』コレクションより、『ムーン テック』を、スイス・ジュネーブで開催されたWatches & Wonders 2024で発表。
≪特徴≫
月面上陸作戦に使用された素材
3時位置のインデックスに、史上初めて人類による月面着陸に成功したアポロ11号の司令船・コロンビアに使用されていたイエローのカプトンをあしらっています。-269℃の極低温領域から+400℃の高温領域まで耐えうる高性能のポリイミドフィルムで、乗船する宇宙飛行士を熱から守るための素材として、宇宙船のパーツに採用されました。人類史上最大の偉業の1つを目撃して地球に帰還したユニークなコレクターズアイテムです。


「カプトン」の説明付きブックレット


回転ディスク
表面の微細構造により光が反射・干渉し合うシリコンウエハーダイアルの中心に、マーブルグレーの月隕石(ガダミス005)とブラックの月隕石(ドファール457)をセットしたドーム型ディスクを搭載。満月の日にマーブルグレーの月隕石、新月の日にブラックの月隕石が、3時位置のインデックスに到達するように、ドーム型ディスクが正確に回転します。


Watches & Wondersでの実機拝見、3時位置のカプトンフィルムとシリコンウエハーの調和


従来のムーンフェイズと異なり、月相表示が隠れることなく、常に2種類の隕石を鑑賞することができます。コンセプト社と共同開発した、135もの歯車を持つ新型の高精度キャリバーにより、回転周期の誤差は122年にわずか1日です。


2種類の月隕石
ガダミス005は、アポロ16号のミッションで乗組員が探査した地域から飛来しました。複雑な構造とマーブルグレーのまだら模様が特徴で、専門家から最も美しい月隕石と評価されています。



ドファール457は、ルイ・モネCEOのジャン=マリー・シャラーと親交が深い隕石ハンターであるルック・ラベンヌが、2001年にオマーンのドファール砂漠で発見しました。月のクレーターに由来する濃いブラックカラーです。


スモールセコンド・インデックス
30秒のみ表示する新デザインのスモールセコンド。長・短の針が一対となり、それぞれが30秒ずつを刻みます。インデックスは中央のリングとフランジに固定されています。


ケース・風防
グレード5チタン製のケースは、ムーブメントを除いた重量が18gと軽量で、腕への負担を軽減。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施し、オープンワーク仕様のラグにケース一体型のストラップが接続しています。ドーム型サファイアクリスタル風防は、あらゆる角度からのダイアルの視認性を確保します。



【スペック】
ムーン テック
品番 :LM-111.20.01
コレクション名 :コズミック アート[※註]
限定本数 :世界限定11本
価格 :¥6,270,000(税込予価)

ムーブメント:自動巻き チラネジ式)
機能 :時・分・秒 スモールセコンド)表示
機構 :ダイアル中央のドーム型ディスクが回転し、満月・新月を示す
パワーリザーブ :約48時間
振動数 :28,800振動/時
石数 :29石
ダイアル素材 :シリコンウエハー
・中央のドーム型回転ディスクに2種類の月の隕石をセット
・3時位置のインデックスにアポロ11号の司令船・コロンビアに使用されていたカプトンをセット
ケースサイズ :直径40.7mm
ケース素材 :グレード5チタン
風防 :ドーム型サファイアクリスタル
防水性 :5気圧/50m
ストラップ素材 :アリゲーターレザー


[※註]『コズミック アート』コレクション:世界初のクロノグラフとしてギネス世界記録に認定された、天体観測用の時計を時計師 ルイ・モネが生み出したのは、1816年のことでした。それから2世紀以上が経った現在でも、「宇宙」はルイ・モネの時計作りに欠かせないインスピレーションの源となり、『コズミック アート』コレクションとして数々のユニークなタイムピースを生み出し続けています。


【お問い合わせ】
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[ルイ・モネ]~時計職人 ルイ・モと時計ブランド ルイ・モネの誕生
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に天体観測用に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文 Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。