クリストフ・クラーレ カンタロスベースのLOMA ウォッチを発表 伝説的なウクライナ人ボクサー Vasyl Lomachenko氏とコラボレーション

 By : CC Fan
このニュースを掲載しようかは迷いましたが、後述するように何はともあれよかったという気持ちがあるので掲載します。
ただ、全文和訳を作るのはさすがにつらいので適当な部分意訳なのと、個人的感情が入りすぎていると思うのでニュースではなくブログで掲載します。

クリストフ・クラーレ(Christophe Claret)は二つのオリンピックゴールドメダルと三つのワールドチャンピオンシップを持つ伝説的なウクライナ人ボクサーVasyl Lomachenko氏とのコラボレーションを発表、それに伴ってLOMA Watchと名付けた記念ピースを発表しました。



そう!毎回面白おかしく取り上げている我がカンタロス(Kantharos)ベースなのです。

カンタロスのもともとのコンセプトは“スポーツでは開始と終了の時に音が鳴る、ではクロノグラフも音で知らせた方が自然なのでは“という、クラーレの思い付きから始まっており、直接のイメージはボクシングベル、音もまさにボクシングベルといった感じなので、このコラボレーションにはぴったりの時計です。

が、私としては微妙なのは、今までは時計自身と20年間時計業界をグランドコンプリケーションの黒子として支えてきた自身の経歴をブランドの価値として上げてきたクラーレもこういう方向に行くのか…という気持ちになったからです。

ただ、MBA13ムーブメントをまだ頑張る気がある(どこかの日本人ユーザーがしつこいのはさておき)、あわよくばこの時計で普及させるのだ!というクラーレの気概は素直に称賛したいと思います。
工学的にも母数が増えればしらみつぶしの検証がやりやすいですし…



カンタロスの特徴的なディスク型の積算計には二つのゴールドメダルの意匠が使われ、Vasyl Lomachenko氏の母国、ウクライナの国旗からイメージを得た青と黄色で全体のデザインをまとめています。
青は青空、黄色は小麦を表し、実り豊かな農業を表しているそうです。
また、カンタロスでは無地だったハンマーにもハンマーの意匠が加えられました。



カボションにもブルーが、またモノプッシャークロノグラフのボタンにはボクシングのラウンド(ROUND)という文字が。
ケースはPVDチタン、カンタロスのラインナップではブルー文字盤だったものと同じものだと思われます。



クラーレ独自のバックルにはワールドチャンピオンのメダルの意匠が加えられ、ストラップにはLOMAのロゴが入ります。



“重箱の隅“な話をすると、Au750-Titaniumと書いてあるけど、18金使ってないよね…?とは思いますが、これはCGの都合でしょう…

スペックシートを読むと石数75石、部品数570…
昔558と言っていたような…?
そして石増えたよね…?
というのは、次の機会に問い詰めよう…

門外漢なので、Vasyl Lomachenko氏がどれぐらいすごいかということはわかりませんが、カンタロス(MBA13)がこのコラボレーションで注目を集めてほしいです!

関連 Web Site (メーカー・代理店)

CHRISTOPHE CLARET
http://www.christopheclaret.com/

Noble Styling Inc.
http://noblestyling.com/