【速報】カンタロス停止

 By : CC Fan

カンタロス、止まりました(挨拶)。



というわけで、2018年(5年前?!)の焼き直しみたいな導入とセピア写真で開始しましたが、カンタロスが停止しました。
1ヵ月前ぐらいに、スマホやカメラを犠牲にして受け取り、動き続けた!と書いたらこれだよ!
ちなみに、1ヵ月記事で「多少」気になる点と書いたのはリュウズの引き出しに難があり、しばらく自動巻きで巻き上げた後にリュウズを引こうとするとなんか歯車同士が噛み込んでる?ような感触が指に伝わっていたことです。
一度引き出してしまえばそのあとは軽く、自動巻きの切り替え車あたりかな…と思ってレポートしつつ様子を見てました。

今回「も」なかなかタイミングがアレで、WMO取材の撮影→そのまま人が集まる飲み会、のような感じで飲んでいる際、参加者各位にカンタロスを見ていただき、「どうぞプッシャー押してください」とかやっていたら、時計師の方が「これ、ネジの頭が折れて自動巻きローターに噛みこんで、ロックしてません?」とご指摘いただき…



折れてる!!!!!
テンプやひげゼンマイに絡まるよりはマシだった、という事でその場で腕から外し、こういう時のために持ち歩いている携帯ケースに納め、絶対安静にします。



ざっと確認しましたが、どこから来たネジ?と言うのは分かりませんでした。
キドメネジ(ケースにムーブメントを固定するネジ)が力がかかるため折れやすく、それではないか?という説や、カテドラルゴングを止めてるネジにも見えます。
クロノ機構のネジだとすると最悪変な状態で各種レバーがロックすることもあり得るため、クロノも起動させないようにします。

冒頭で、「止まりました」と書いてはいますが、コンスタントフォースのロックではなく自動巻きが巻かなくなるだけなので、パワーリザーブが切れるまでは動いており、止まりました(止まっていない)みたいな状態です。
おそらく手巻きすれば動き続けはするでしょうが、それはリスキーでしょう。

何はともあれ、メッセンジャーソフトで担当者に連絡、今後の対応を話し合う事に(今のところまだ返事なし)。
絶対安静でスイスに持って行かないとかな?

それはそれとして…
これは飲みつつ、冷静になって時系列を記録記録…と言うテンションといつもの三条ネジさん。
いつもの謎ツイートに比べるとインプレッション(表示された)数が桁違いになってる…という状態に…

さて、少し前に予言めいたことをしてたな…と思って探したら…
カンタロスが止まった状況、と言うのは今回を含めて普通に話しただけで「盛ってるでしょ」と言われるような状況も多く、一番印象に残ってるのは今は亡きバーゼルでノーブルスタイリング山口氏が受け取り→空港からホテルに戻ってくるスケジュールに合わせて受け取り→その日(翌日だったかも)の仕事中?に停止したので速攻店頭に突撃→「今、Mr.○○(本名)が激怒しながら店頭に居る(実際には笑ってる)」とクラーレ社に電話と言うエピソードが個人的な定番ですが、他にも締め切り間際の徹夜作業中に「また1時だから余裕ですよ!」→「○○(本名)さん、もう3時ですよ(最悪なタイミングで止まってた)」とか…

自動巻きの巻き上げ効率が悪化(手巻きしないと止まる)は前にもありましたが、部品噛み込みは新しいパターン化も…?
とりあえず、待て次回!ですかね…

関連 Web Site (メーカー・代理店)

CHRISTOPHE CLARET
http://www.christopheclaret.com/

Noble Styling Inc.
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