カンタロス8周年 深夜のラブレター
By : CC Fan本日、11月3日は文化の日…すなわち、カンタロスの納品記念日(2014年)、8周年です!
思えば遠くに来たものだ!
まだスイスから帰ってきていません!(挨拶)
個人的にツボだったので固定ツイートをこんな感じにしております。まだカンタロス完成してないよ(厳密には10年は行ってない)
— CCFan (Watch Media Online) (@CCFan_WMO) August 8, 2022
#10年前の自分に言っても信じて貰えないことを言う見た人もやる
WMOを確認するとこの話題を最後に書いたのは「ナポレオン」のニュースリリースにかこつけて現状をレポートした時なのでもう1年以上経ってしまいました。
フランスの英雄ナポレオン、として各場面でシリーズを作るのかな?と思っていたら、オートマタシリーズとして各国の偉人・歴史的場面をという方向らしく、色々な場面が再現されたシリーズがリリースされています。
(WMOには載せていないけど、「神武天皇」とか…)
さて、カンタロスについては状況を定期報告が上がってきていて、新型コロナウィルスのパンデミックで色遅れながらも問題のあるコンポーネントを修正しては評価し、組み込んでテスト、という手順を繰り返しています。
スタンスとしては、「期限は切らないので貴方が完璧と思えるものができるまでやってください」としているので、こちらから急かすようなことはせず、定期的なアップデートを確認するという方法です。
本当は今年のWatch & Wondersの時か、夏あたりに「フェイストゥフェイスで話そうや」と言う予定ではあったのですが、情勢的に行けなかったので来年のWatch & Wondersかな…とぼんやりと考えています。
「インブルーブメント(改良)プロジェクト」は中断を挟みながらずっとやってるわけですが、じゃあいつから?と思って記録を辿ると2017年からやっていて、もう5年も経ちます。
色々状況が変わりつつも、まだ改良しようという気概があるのは素直に評価しています。

これは最初期のCADを大きな画面に写しながら、議論するクラーレ社の設計(左)、現在は独立した日本人時計師の関口氏(中央)、私(右)の図です(絵文字は三条ネジさんによるバージョン)。
垂直クラッチの軸はどうなの?みたいな話をしていた覚えがあります。

クラーレ社はルロックルの丘の上、風光明媚な所にあります。
最初に訪れたときはウキウキしましたが、まさか、何度も訪れることになるとは…

現在の我がカンタロス。
見事にバラバラです…


資料をもらったのでネタにしよう、と言い続けていまだに書いていないクラーレ設計のシリンダービックデイト永久カレンダーとミニッツリピーターを備えたジャン・デュナンのシャバカ。
改めて考えてみるとカンタロスについては、色々ありつつも「動くまでやれば動く」の精神で少なくともクラーレ社側がギブアップするまでは付き合おう、と言う境地でWMOやTwitterで「ネタ」にしながらも改良を待っているわけです。
この愛憎相半ばする?スタンスは中々自分でもよくわからない感情になっていますが、一言で表すと「そういうモノだから」でしょうか…うーん…
WMO初期を読み返して、「もうすぐ安定する」と考えていたのはまだまだだったな、と思いつつ、色々「教えてくれた」のは良かったのかなと。
最初のツイートではないですが、8年後にこうなってるよ、なんてのは想像もできなかった状態なのでその意味では貴重な体験か…?
散文的ですが、とりあえず、今日は納品日だぜ!とクラーレ社にメッセージを送って、ステータスの確認を…

早く、帰ってきてネ!
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