カンタロス10周年、エンドコンテンツ的な
By : CC Fan毎年恒例…という事で今年は日曜日と重なって月曜日が振り替え休日になりますが、本日11月3日は文化の日、すなわちカンタロスの納品記念日(2014年)です。
なんと10周年!まだ動いてないどころか、現在まだネジが挟まって停止中です!
というわけでイベントもありますが、深夜のラブレターを…
9周年の去年から動きは特になく…と思っていましたが、2024年3月8日付で(異議申し立てにもかからわず)正式に倒産(清算)になったようです。
「私が死ぬか、クラーレが潰れるまでやる」みたいなことを言っていましたが、まさか本当に潰れるとは…みたいな気持ちはあります。
ジュネーブウォッチデイズに日程を引っ付け、自分の目で確認してきました。
9周年で関口さんが撮ってきてくれた画角とあんま変わりませんが、写真から感じた印象よりは綺麗だな…という印象でした。
もっと分かりやすくガラスが割れてるとか、そういうのがあるかな?と思いながら行ったかもしれません。
少し時間を戻して、ジュネーブからの経路を…
ジュネーブ ウォッチデイズの「トリ」、グルーベル・フォルセイの取材のあと、スーツケースを転がしつつジュネーブ駅からICEにてラショードフォンに向かいます。
ボーとしていたらヌーシャテルでの乗り換えをミスり、ビール/ビエンヌまで行ってしまいました。
ICEで戻らなくても、ローカル線?でダイレクトにラショードフォンに行ける、と乗換案内で調べたものの、ラショードフォン前のRenan BEという駅で折り返すから降りろ!と言われて列車を待ち…
やってきた列車に乗ってラショードフォンへ。
久しぶりの国際時計博物館。
7.5号も展示されていました。
ラショードフォンで協力者X氏と合流、電車でル・ロックルに向かいます。
クラーレの建物はル・ロックル駅から丘を登ったところにあるのですが、いつもは車で傾斜が気になりませんが、歩いて登るとなかなかの激坂。
到着、で冒頭の写真に戻ります。
本館と呼んでいた古い建物の方は歴史的にも価値がある建物らしく、誰かが買うかも?とのこと。
工作機械が置いてある新館の方はクラーレ社になってから建てたものなので、どうか?と。
ル・ロックル駅に戻る途中の坂でスイス猫に。
フランス語で話しかけないと理解しないんだろうか、とか思いつつ。
この後はラショードフォンまで戻り、協力者X氏と夜まで駄弁りを。
フリーランスのスゴ腕時計師なども乱入、ビールをグビグビと…
今までは締まっていなかったシャッターが閉まっていること、公的情報として「清算」という事になったというのを見て、「ああ潰れたんだな」という実感は生まれました。
まあ、ネジを取り除くなりはおいおい考えていくにして、10年か、と思う気持ちもあります。
9年目の時にも少し書きましたが、ウォッチアンドワンダーズの後に関口さんに「(本名)さん、ギリギリでしたね!」いうお言葉と笑顔をいただいたのが「お話」としては上出来で、ここで一度カンタロスの物語は終わりでも良いのかな、と思えました。
タイトルのエンドコンテンツ、というのはゲームでメインストーリー(本編)が終わった後に遊び続けられる要素のこと、関口さんの笑顔がエンディングで、メインストーリーは一旦終わり、その後はエンドコンテンツとしてゆるゆるとやっていけばいいのか…という感じです。
クラーレが復活すればまた突撃し、ダメそうならトリあえぐ動くところまで持って行けそうな手段を模索します。
これを書くと年末ですネ…感もでまして、一年あっという間ですね。
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新章を無事に迎えられることをお祈りしています!